Wikimedia Foundation elections/2021/Candidates/CandidateQ&A/Question2/ja

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ウィキバースの他の団体(コミュニティや提携団体など)との関係において、今後理事会をどのようにしていきたいですか(例えば、意思決定における平等性の確保)?

メタ上でコミュニティメンバーから寄せられた質問

Gerard Meijssen (GerardM)

理事会は、戦略、全体像、私たちを結び付け団結させてくれるところです。現状では、他者の機会に悪影響を与えるような要求をするコミュニティもあります。理事会は、公衆に利益をもたらすものに優先順位をつける役割を担っています。

Dariusz Jemielniak (Pundit)

理事会は、今後数年間にわたって、提携団体、コミュニティ、その他関係者の間でバランスを築く重要な役割を担います。私の声明にも書きましたが、提携団体が重要な役割を果たし、支援を受け、私たちの活動内の組織が多かれ少なかれ比例して成長することが重要だと考えます。もちろん、それは新たな地域への進出を排除するものではありません。また、私は地域での意思決定を信じます。ウィキメディア財団単独よりも、地域拠点が資金配分におけるより良い役割を果たすのではないかと考えます。新しいグローバルカウンシルが登場し、コミュニティのための意思決定とウィキメディア財団の理事会への助言の両方で重要な役割を果たすべきだと思います。カウンシルはコミュニティを代表するものであるべきですが、意見や考えを集約するための新しい技術や方法の確立にも取り組むべきです(声明で説明した通りです)。このようなカウンシルが非常に有用であることを示す簡単な例としては、例えばユニバーサルな行動規範、Framban、ブランディング論争などがあります。最終的には、ウィキメディア財団の理事会は組織そのもの、戦略、すべての部門がうまくいっているかどうかの確認、外部課題の対応にフォーカスすべきだと思います。そのためには、理事会は新しい制度(カウンシル、地域の資金配分拠点、意思決定と意見のための手順とツール)を確立し、それを可能にする重要な役割を果たさなければならないでしょう。 Pundit (talk) 11:15, 7 July 2021 (UTC)[reply]

Lionel Scheepmans (Lionel Scheepmans)

この質問に答える前に、ウィキメディア財団とその約500人の従業員が、超えることが望ましいとは思えない危機的なサイズに達していることを認識することが重要だと思います。理事会の拡大は、すでに運営が困難になり始めていることを示しています。したがって、従業員や管理者の数を増やすことは、効率の低下を招き、長期的には制御不能にもつながるため、望ましくありません。

また、ガバナンスや文化の面で活動の中での公平性の期待に沿うためには、分散的な方法で物事を設定する必要があることは明らかです。姉妹プロジェクトにおいても、自立した言語版の出現により、自然とそうなっているのではないでしょうか?さらに、新型コロナウイルス感染症や初めてのオンラインウィキマニアの持続性、交通手段に関連した環境問題、ヨーロッパにおける英国のEU離脱のような地域的出来事は、グローバルなつながりを保ちつつ、ローカルに組織化し、発展させるように活動をあおっているように思えます。このような戦略は、ウイルスの拡散、大気汚染、銀行取引手数料を確実に制限するでしょう。

最後に、財団が成熟期に達したことは非常に良いことであり、今後はその専門知識を使って、成長し続けるのではなく、既存および将来の多くの地方協会が自立的に同様の発展を遂げるのを助けることができるでしょう。もし私が理事会に参加することが認められれば、活動の中で、そして理事会の中で、私が取り組みたい新しいポイントがここにあります。

Reda Kerbouche (Reda Kerbouche)

理事会は、財団のバランスをとる中心です。理事会は、調和のとれたコミュニティを構築することを何としても心がけなければなりません。コミュニティから信頼を得るには、透明性のある具体的な決定をすることが何よりも重要です。

そのためには、委員会やコミュニティ、提携団体のあらゆる言語で、あらゆるレベルのフィードバックに対応し、最も目につく意見にまで対処する必要があります。そして、私たちが耳にしない、あるいは話す機会を与えていないコミュニティの問題を解決するためのメカニズムを作ることです。

Rosie Stephenson-Goodknight (Rosiestep)

活動戦略の提言事項#4(「意思決定における平等性の確保」)に関連する取り組みは、理事会とコミュニティの関係に直接関連しています。活動憲章の起草(活動戦略イニシアティブ#22)とグローバルカウンシルの設立(#24)は、関係を保つうえでの「優先的なイニシアティブ」です。新しい提携団体のモデルやその他のコミュニティ構造であろうと、すでに様々なハブのような形態が存在していることに留意すべきですが、地域拠点やテーマ別拠点を正式に設立すること(#25)も、関係を保つうえで重要なことです。また、「柔軟な資源配分の枠組み」(#26)の開発は、「トップダウン」のアプローチではなく、仕事を遂行している人たちが意思決定できるようにするために、提携団体を含むコミュニティにとって重要です。最後に、「意思決定における平等性の確保」の提言の中の取り組みとして、「理事会の機能とガバナンスに関するガイドライン」(#27)があります。私は、理事会がすでに決定し、2021年と2022年の理事選挙で実施している、理事会のコミュニティメンバーの数と割合を増やすという決定を支持します。戦略ウィキメディア提携団体ネットワーク(SWAN)のようなコミュニティ主導の会議に、ウィキメディアの理事会やスタッフの代表者も参加することで、複数の視点からの意見を聞く機会が生まれ、それが公平な意思決定につながると私は考えています。 --Rosiestep (talk) 18:40, 14 July 2021 (UTC)[reply]

Mike Peel (Mike Peel)

これまでウィキメディア財団の理事会は、2つの役割を担ってきたようなところがあります。それは、かなり明確に定義されているウィキメディア財団の慈善団体の理事の役割と、あまり定義されていないより範囲が広いウィキメディアの役割です。後者の役割は、実際にはグローバルカウンシル(またはそのようなもの)に属し、私はこれが近い将来実現してほしいですが、国際的な性質のものではない決定は適切に委譲されるべきです。ウィキメディア財団の理事会は、ウィキメディア財団の国際的な活動を監督し、より広い活動に対してベストプラクティスを実証するという、活動の重要な役割を引き続き担うでしょう。

Adam Wight (Adamw)

私の理想的な世界では、ウィキメディア財団の理事会は、活動戦略に従って自らの範囲を縮小します。私たちは、コミュニティが運営する組織の設立を助け、その組織が活動全体の問題や資源配分のほとんどの所有者となります。

私たちは、前衛主義のわなに陥っていると思います。人々の活動を指導するために組織が作られ、その組織が活動そのものと混同されてしまうのです。その組織は有機的に力と規模を増し、活動の目的を果たすというよりは、自らの存在を永続させることが目的になっています。現在の活動戦略は、この仕組みから抜け出し、活動を構築する人々の手に再分配するための健全な後押しだと考えています。しかし、財団にこの委譲を遂行させるには、決意と集中が必要です。

このプロセスが完了した後に、財団に残すべきものについてはっきりとした意見は持っていません。ソフトウェア開発などの一部の責務を別の組織に分割することは理にかなっているかもしれませんし、スケールメリットから同じ屋根の下に留めることもできるでしょう。重要なのは、コミュニティが関心を持たないものだけを理事会が管理するようにするか、理事会をコミュニティの監視下に置く民主的な構造にするかということです。

Vinicius Siqueira (Vini 175)

理事会は、ウィキメディア財団がウィキメディア活動の使命を果たす上で、関連する役割を持ち続けることを保証しなければなりません。この目標を達成し、さらに推し進めるために、私は理事会をさまざまな利害関係者にとってより身近なものにし、戦略的決定に対する全員の賛同を得られるようにしたいと考えています。ウィキメディア財団の継続的なつながりは、私たちが活動のために構想してきた分散化のプロセスと一致します。 --Vinicius Siqueira (talk) 02:24, 9 July 2021 (UTC)[reply]

Yao Eliane Dominique (Yasield)

ウィキメディア財団の理事会は、財団の発展計画に客観的な意見を提供し、行動や活動を監督し、活動のありようを改善するための提案力となるなど、横軸の役割と重要な役割を果たしています。私としては、短期間のうちに、このカウンシルが財団をよりコミュニティに密着させるために、財団の分散化に取り組み、特定の管理上の行為を促進することができれば面白いと思います。これは、確かに簡単に受け入れたり、開始したりできることではありませんが、カウンシルが最初に実行すべきことの一つだと思います。 Yasield (talk) 20:48, 20 July 2021 (UTC)[reply]

Douglas Ian Scott (Discott)

ウィキメディア財団の使命の基本は、ボランティアコミュニティために働くことです。これには、オンラインコミュニティと提携団体コミュニティの両方が含まれます。私が懸念することは、理事会、ひいては財団が、徐々にコミュニティの興味や関心から離れていくのではないかということです。コミュニティから遠ざかるのではなく、私たちの活動の公益的でフリーナレッジの使命とその設立理念(ウィキペディアの5つの柱に最もよく要約されています)に焦点を当て続ける一方で、理事会がコミュニティとこれまで以上に密接になり、説明責任を果たすことを望みます。これは、財団が持っている慈善団体を運営する明確に定義された理事の役割に加えてのことです。理事会とコミュニティとのつながりをより高いレベルで実現する鍵となるのは、コミュニティの基本的価値観を深く理解する一方で、広くコミュニティとの強い結びつきを維持している理事だと思います。これに関連して、私はコミュニティ内の新たなグループのより力強い意見を聞き、理事会が新興国における私たちの活動の成長を支援する決定を行えるようにしたいと考えています。そのための指針となるのが、活動戦略です。

また、理事会におけるコミュニティメンバーの割合を増やすことで、任命された理事会メンバーよりもコミュニティが常により強い発言力を持つようにし、理事会にてコミュニティのより強い発言力を強く提唱します。また、より多くの理事会メンバーが選挙で選ばれることで、彼らや理事会がコミュニティに対してより直接的な説明責任を果たすことを強く指示します。--Discott (talk) 17:53, 17 July 2021 (UTC)[reply]

Pascale Camus-Walter (Waltercolor)

活動の憲章は現在、草案の段階で、グローバルカウンシルは2022年に始まる予定です。とにかく進めましょう。これらの取り組みを試してみて、うまくいくかどうかを見ましょう。必要な時に評価し、うまくいかなければ変更しましょう。 --Waltercolor (talk) 10:12, 9 July 2021 (UTC)[reply]

Iván Martínez (ProtoplasmaKid)

ウィキメディアのプロジェクトでの私のボランティア活動や他の私の活動を含め、私の政治的活動は長年にわたり、私が幼い頃にメキシコ・チアパスのサパティスタコミュニティから学んだ従うことで命令するという言葉によって条件付けられてきました。私にとって、意思決定の過程ではコミュニティが絶対的に優先されます。拠点なしに活動は存在しません。したがって、理事会でできることの指標を決めるのは、まずコミュニティの力でないといけません。命令したい人は、まず従わなければなりません。

私の優先事項は、グローバルカウンシルを立ち上げるために、コミュニティが十分なリソースを確保できるようにすることで、それがコミュニティの最も重要な意思決定の機構となることを望みます。

Victoria Doronina (Victoria)

理事会には、より透明性を高め、コミュニティと提携団体の両方により積極的に関わってほしいです。今ではテクノロジーを使えば、あらゆる団体と理事会の間で直接コンタクトを取ることが可能です。年に一度、さまざまな地域とのバーチャルQ&Aセッションを行うことが、その第一歩となると思います。--Victoria (talk) 05:51, 7 July 2021 (UTC)[reply]

Lorenzo Losa (Laurentius)

活動戦略により、今後、理事会の立場が変わることを期待しています。これは重大な点で、理事会の優先事項の一つとして私の声明の中で強調した箇所です。

ウィキメディア財団は、多くのウィキメディア団体(国別協会、テーマ別組織、ユーザーグループを含む)の中の1つであり、特有の重要な役割があり、他者やコミュニティと協力してウィキメディア活動の目標を促進するべきです。

しかしこれまでのところ、ウィキメディア財団の理事会の立場は不明確で、「ウィキメディア活動の理事会」と考えられることもあります。それは理事会の役割ではなく、理事会にはそれを行う能力を備えていません。「意思決定における平等性の確保」の戦略提言に準じて、活動憲章が書かれ、グローバルカウンシルが創設されなければなりません。グローバル カウンシルは、私たちの活動を完全に代表し、活動全体の意思決定を行うことができます。これからの3年間は、この移行に伴走することが重要な役割のひとつだと思います。

Raavi Mohanty (Raavimohantydelhi)

理事会はウィキメディア財団のこれまでの広がりと成功に極めて重要で、今後も同様に重要な役割を果たすでしょう。しかし、理事会は、コミュニティや他のユーザーグループに対するトップダウンの方針をもう少し寛容にする必要があります。また、理事会が情報技術の急速な発展に伴う新しいアイデアや変化を柔軟かつ迅速に取り入れるとともに、様々な地方の感性を理解することも必要です。この点では、地域レベルの組織や団体に、より自由な決定権が与えられるべきです。ウィキメディア財団が設定した目標を達成するためには、両者の間のアイデアの流れと、より流動的なコミュニケーションのルートを増やすことが求められます。

Ashwin Baindur (AshLin)

理事会は、ウィキメディア財団とコミュニティおよび提携団体との関係を監督しています。その監督の役割には、理事会がウィキメディア財団を監視し、コミュニティとの交流が常に建設的で、有益で、筋が通っており、相互を尊重し、公平で、問題が解決されることが求められます。

最近の出来事に関連して、特にコミュニティに関わる問題について、コミュニティとの関わりを持つことが重要です。理事会は、特にコミュニティが助成金を求めるような従属的な立場にある状況において、コミュニティやユーザーグループと財団との関わりが、相互を尊重し、公平で、前向きなものになるよう促進することを監督するでしょう。

今後数年間は、ウィキメディア活動に大きな変化が起こります。活動憲章が起草・施行され、グローバルカウンシルが存在するようになります。現在提携団体とコミュニティの密接でない団体であるグローバルコミュニティが、ウィキメディア活動の機能とガバナンスに参加できる正式な構造が存在することになります。この関係がどのように確立されるかの詳細は、ウィキメディア財団の理事会とウィキメディアの提携団体の関係に関する主要な問題です。

職務、役割、リソース、責務がウィキメディア財団からIGC/グローバルカウンシルに移されることで、一定の再編が行われるべきです。この試みがスムーズかつ無事に成功することは、ウィキメディア活動にとって極めて重要なことです。

このような背景から、理事会には2つの役割があると考えます。まず第一に、今回の権限移譲における財団の行動と、権限移譲後の財団の機能の見直しを監督します。これに関するウィキメディア財団のすべての行為が建設的で、寄与し、そして誠実であることが重要です。この点において、ウィキメディア財団が新しい制度にスムーズに移行できるよう理事会の伝統的な役割が導くことができるでしょう。

2つ目は、理事会とグローバルカウンシルの関係です。グローバルカウンシルが発足され、新たな責務を担い、関係者と新たな関係を築くことになります。立ち上げから機能的、効果的かつ安定した組織への移行には、困難がつきものです。ここで、理事会の経験と集合的な記憶により、理事会はグローバルカウンシルのメンターのような助言的役割を、誠意を持って、控えめに、賢く行うことができるでしょう。

この移行期には、例えばどのような責務、権限、リソースの配分、どのような問題について誰に決定権があるのかなど、議論の的になる点があるでしょう。理事会は、監督の役割として、財団スタッフが誠意をもって積極的に関与し、敬意をもって話をするように誘導し、この点でいかなる反対や抵抗もないようにします。

同様の役割は、地域拠点の形成におけるウィキメディア財団とコミュニティの交流を監視する際にも、理事会が果たすことになります。

しばらくの間、提携団体やユーザーグループと財団スタッフとの交流は続くでしょう。理事会は、この移行期間が終わるまで、ウィキメディア財団とカウンシルがこのプロセスに没頭する間、コミュニティとその懸念事項が放置されないように、親身になって話を聞く役割を果たします。

理事会に選出されたコミュニティメンバーとして、私は、この移行がフェアに、公正で、公平で、スムーズに行われ、機能的で重要なグローバルカウンシルが設立されるように努めます。

Pavan Santhosh Surampudi (Pavan santhosh.s)

私の声明にも書きましたが、ウィキメディア活動団体に権限を与え、世界中の権力の過度な集中を緩和することが、私たちが尽力している戦略的方向に飛躍するための鍵となります。これは次のことを意味します。

  • より多くの意思決定権を、様々な活動団体に公平な方法で委譲すること。活動戦略の提言である意思決定における平等性の確保では、明確な方向性を提示しています。活動憲章を起草し、グローバルカウンシルを設立することは、重要な前進となります。地域的な意思決定を確保するためのさらなるステップを踏むべきです。
  • ウィキメディア活動がグローバルな協力のもとにその可能性を最大限に発揮できるよう、効率的で公平な意思決定の流れを確立できるはずです。これをスムーズに実現し、新しい団体をグローバルに設立するためには、やはりリーダーシップとスキルへの投資が鍵となります。少数しか存在しないコミュニティにおけるリーダーシップとスキルの欠如は、公平で効率的な意思決定を確立するための大きな障害となっています。
  • 私は、現在の時期を、ウィキメディア活動が力を再分配し、ウィキバースに権限を与えるための移行期間としたいです。そうすれば、ウィキメディア財団の理事会と財団を含むすべての活動団体にとって、よりバランスのとれた公平な役割を作りりあげることができるでしょう。

--Pavan Santhosh Surampudi (talk) 18:21, 13 July 2021 (UTC)[reply]

Ravishankar Ayyakkannu (Ravidreams)

As stated on my Candidate page, one of the three key movement strategy priorities I am keen in seeing implemented is to ensure equity in Decision-making. The movement governance should become more federal if not confederal. WMF can take a lead in certain areas of governance like software development, legal support, brand ownership, etc., while communities and affiliate organizations should be given more freedom in handling funds, designing programs for growth. I hope the proposed Global Council will help us define this complicated relationship in a more equitable manner.

Farah Jack Mustaklem (Fjmustak)

ボットは、ウィキメディア財団の利益を推進することを任されています。ウィキメディア財団の利益は、提携団体、言語コミュニティ、その他のウィキメディア活動を構成するコミュニティの中にあります。したがって、意思決定プロセスに関係者を含めるよう配慮しなければなりません。理事会は、可能な限り透明性の確保に努め、活動に対して透明性を確保するように財団に助言すべきです。 --Fjmustak (talk) 23:12, 14 July 2021 (UTC)[reply]