ユニバーサルな行動規範/プロジェクト

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'This page in a nutshell: 'ユニバーサル行動規範(略号UCoC=Universal Code of Conduct)は、ウィキメディア運動全体とそのすべてのプロジェクトに対して、許容される行動の普遍的な基準を提供することを目的としています。
ユニバーサル行動規範

ユニバーサル行動規範 (UCoC=Universal Code of Conduct) は、一切の嫌がらせ行為を許さない※1ウィキメディア運動を目指して、グローバルに共通する最低限の行動基準※2を提供するために作られました。 その策定は2段階にわたる協働の過程を経ています。第1フェーズでは方針の草案作り、第2フェーズには施行ガイドラインの草稿作りが含まれています。方針は2021年2月2日付で理事会承認を得ましたが、その時点でグローバルもしくは個別のコミュニティは行動規範※3を受け入れていませんでした。施行ガイドライン草稿※4は既にまとまっています。ガイドラインに関するコミュニティの批准投票は2022年3月7日 - 同月21日の日程です。(※:1=without tolerance for harassment。2=a global baseline of acceptable behavior。3=Code of Conduct。 4=drafting of the Enforcement guidelines。)

概要

ユニバーサル行動規範 (UCoC)

UCoCという重点となる方針イニシアチブはウィキメディア2030戦略プロセスのコミュニティ対話から引き継いだものです。戦略グループ(Strategy groups)は、グローバルなコミュニティのウィキメディアンの皆さんに聞き取り調査をしました。2030年の理想を目指して運動を導く勧告10件を策定しました※1。その中の1件「安全性と包括性に寄与する」※2とは、行動規範すなわちUCoCの草稿造りを含んでいます。UCoCはウィキメディア運動を通じ文脈やローカルのコミュニティに既存の方針について聞き取りながら発展し、その施行や衝突解決の仕組みも検討してきました。これまでUCoCに関してコミュニティで協議した内容はこちらをご参照ください。(※=Ten recommendations to guide the movement towards its 2030 vision。2="Provide for Safety and Inclusion"。)

UCoC聞き取り調査は、2段階に分けて行われました。2020年6月から12月までの第1フェーズでは、UCoCがどうあるべきか複数のコミュニティを調査し、対話を行いました。その結果、2021年2月2日に理事会で承認されたUCoCが完成しました。第2フェーズは2021年2月に正式に開始され、ボランティアと職員の合同委員会によって行われグローバルな対話、施行ガイドラインやその手順とUCoC達成過程の起草もかかわりました。

ユニバーサル行動規範 - 方針

ユニバーサル行動規範Universal Code of Conduct(UCoC)は、ウィキメディア運動全体に対して許容される言動の基本水準です。期待される言動と、許容されない言動を述べています。オンライン、オフラインのウィキメディアのプロジェクトやスペースで交流し貢献するすべての人に適用されます。 全文を見る

ユニバーサル行動規範 - 施行ガイドライン

このガイドラインは、ユニバーサル行動規範の施行のためのものです。方針は理事会により批准されました。このガイドラインには、防止、探知と調査のための行動ならびにユニバーサル行動規範の違反に対処するその他の行動が含まれています。施行は主として指定された役務者によってオンラインおよびオフラインのすべてのウィキメディアのプロジェクト群とイベント、さらに第三者プラットフォームで主催される関連空間にわたり処理されますが、これらに限定されるものではありません。これは組織的かつ適時に、ウィキメディア運動全体にわたって一貫して行われます。

UCoC施行ガイドラインは二つの部分から成ります。

  • 予防的な作業
    • UCoCの啓発活動、UCoC研修の推奨など
  • 対応作業
    • 申請手続きの詳細
    • 報告された違反の処理
    • 報告された違反行為に対するリソースの提供
    • 違反行為に対する強制措置の指定

グローバルな委員会を新設してユニバーサル行動規範調整委員会 (Universal Code of Conduct Coordinating Committee =U4C) として発足させます。U4C とはローカルの組織がその施行に至らなかった場合にユニバーサル行動規範の最終的な決定権を持つものとします。 U4C は他の意思決定機能、すなわち裁定委員会(※1)ならびに提携団体委員会(※2)と同等とします。U4C 創設は設立委員会に委ねます。この設立委員会の委員とはボランティアのコミュニティ、ウィキメディア財団職員、提携団体職員で構成されます。この創設委員会は機能的なU4C作りに必要な手順を策定します。(訳注:※1=Arbitration Committees、※2=Affiliations Committee)

現状

草稿を作成中だったUCoC 施行ガイドライン(UCoC Enforcement Guidelines)は既にまとまり、コミュニティの検討に付すため2022年1月6日付で公開しました。ウィキメディア財団理事会の2022年1月24日付の声明はUCoC施行ガイドライン草稿についてコミュニティによる投票を支持しています。

投票期間は2022年3月7日 - 同月21日に実施しました。協議ならびに会話の時間を設けてコミュニティの皆さんにUCoCおよびその実施ガイドラインの内容を教示し、投票者それぞれが自由裁量権を自覚して票を投じることができるようにしました。

投票を締め切り集票結果を公表しました。CAC の要請を受け、ガイドラインは理事会の批准を諮るため、改訂委員会(Revisions Committee)からあがる複数の懸案事項の指摘を待っています。

日程表

Enforcement Guidelines Revisions
イベント/マイルストーン 日付 状態
改訂委員会によるコメントのレビューと必要な変更案の作成 6月 - 2022年8月 進行中
施行ガイドラインの改訂に関するコミュニティ協議 2022年9月 近日中
協議に基づく最終改訂 10月 - 2022年11月 近日中
改訂されたガイドラインに対するコミュニティ投票 1月 - 2023年2月 近日中
Previous phases
ユニバーサルな行動規範 第2フェーズ日程表
イベント/マイルストーン 日付 状態
主要な質問の

検証

理事会による UCoC 承認 2021年2月2日 完了
ローカルのコミュニティ聞き取り調査 (要約) 2021年1月末 – 3月 完了
提携組織の聞き取り調査 (報告書) 2021年2月末 – 4月 完了
役務者の聞き取り調査 2021年4月–6月 完了
オンウィキの聞き取り調査 (報告書) 2021年4月 – 5月 完了
円卓会議 2021年5月 - 9月 完了
嫌がらせ行為の被告発者 2021年6月 公開済
施行策の
策定と承認
委員の募集:第2フェーズの草稿委員会 2021年3月後半 – 2021年4月 終了
草稿委員会:初期の草稿 2021年5月 – 7月 公開済
施行案草稿についてコミュニティに聞き取り調査 2021年8月 – 10月 完了
草稿委員会:施行案を改善 10月 - 2022年1月 完了
理事会に提出されたUCoC 施行案 2022年1月 完了
施行ガイドラインのコミュニティによる批准
UCoC施行ガイドラインは、熟考していただくために公開されました 2022年1月24日 公開済
施行ガイドラインについての意見交換 2022年1月 – 2022年3月 終了
意見交換の時間 #1 2022年2月4日 終了
意見交換の時間 #2 2022年2月25日 終了
意見交換の時間 #3 2022年3月4日 終了
批准投票の期間 2022年3月7日 – 2022年3月21日 完了
票の精査 2022年3月21日 – 2022年3月31日 完了
批准投票の結果発表 2022年4月5日 完了
ユニバーサルな行動規範 第1フェーズ日程表
イベント/マイルストーン 日付 状況
初期の調査と

アウトリーチ

ローカルの言語版ごとの聞き取り調査報告書の概要を公表 2020年6月15日 完了
提携組織へアウトリーチ:アンケート調査と聞き取り 2020年6月 – 7月 完了
コミュニティへのアウトリーチ完了、フィードバックのまとめ 2020年7月 完了
ウィキメディア財団職員のアンケート調査を完了、概要の作成 2020年7月 完了
草稿の作成 委員の募集:草稿委員会 2020年6月 完了
草稿委員の決定 2020年7月17日 完了
草稿委員会:草稿作成の作業中 2020年8月 – 9月 完了
UCoC 草稿コミュニティ(訳注:委員会)のコメント作業期間 2020年9月 – 10月 完了
UCoC 草稿に対するコミュニティのコメント 2020年10月6日 – 10月12日 完了
理事会の査読に申し送りした UCoC 草稿と、コミュニティのコメントへのリンク 2020年10月13日 完了
Outdated project history

沿革

UCoCは、 ウィキメディア 2030戦略プロセスならびにコミュニティとの対話に根ざす主要な方針イニシアティブです。戦略グループはグローバルなコミュニティのウィキメディアンから聞き取り調査を行い、10の推奨事項を提唱、 運動の2030 ビジョン達成に向けて導くものとします。推奨事項のひとつである「安全と包括性をもたらすこと」には行動規範、すなわち UCoC の草稿作りが提示されています。UCoC はウィキメディア運動全体にわたるコミュニティ群でおこなった聞き取り調査から形成したもので、文脈、それぞれのコミュニティに既存のローカルな方針に加え、施行と衝突解決の手順を開発しました。これまでの行動規範に関するコミュニティとの協議はこちらのページをご参照ください。

UCoC 聞き取り調査は2段階で実施しました。第1フェーズは2020年6月から同12月で、UCoC はどうあるべきか調査とコミュニティとの対話をしています。これは UCoC 方針にまとめ、その趣旨はウィキメディア運動のあらゆる活動に適用するものです。理事会はUCoC 方針の承認の表明を2021年2月2日に行いましたが、グローバルなコミュニティも個別のコミュニティもこの行動規範を承認したわけではありません。第2フェーズでは進行中のグローバルな対話ならびにUCoC施行と適用の提案の草稿作成と連携します。それは2021年2月に正式に始動しました。

2018年から2020年にわたり、ウィキメディア 2030 戦略プロセスにおいてボランティアの皆さんに呼びかけ、未来に向けてウィキメディア運動を導く最善の方法を考えてきました。作業部会(ワーキンググループ)やオンラインの協議、対面型のイベントが世界各地で開かれ、10件の推奨事項ならびに原則を2020年5月に公表しました。そのひとつが「安全と包括性をもたらす」というものです。

私たちが確立を目指すものとは包括的で参加者を歓迎し、安全で嫌がらせ行為のない環境について、運動全般にわたる標準の確立です。それによって新しく多様なボランティアを私たちの運動に招き入れ長くとどまってもらうことにより、運動としての成長が見込まれます。

この推奨事項の鍵となるのが、ユニバーサルな行動規範すなわち UCoC の策定があります。その趣旨は"嫌がらせ行為を許さず運動全般の容認できる行動の基本線を示す" ことにあります。ウィキメディアのコミュニティ群は 非常に多岐にわたる文脈を備え、すべての状況や問題に対処できる行動規範などあり得ません。サービス規約を更新してそれを加えたなら、参加者とローカルのプロジェクトには UCoC に提示された基本線に沿って策定するように要請される予定です。

理事会の声明により、UCoC プロジェクトは2つのフェーズで進めます。最初のフェーズは ("第1フェーズ") 調査と コミュニティならびに利害関係者との対話、職員を配したボランティア-職員混成委員会 によるUCoC 文書案の草稿作成を行いました。文書案は2020年10月13日付で理事会に申し送り承認を受けました。理事会の承認の表明は2021年2月2日付です。

プロジェクトの2番目のフェーズ ("第2フェーズ") は2021年2月2日、理事会によるフェーズ1の UCoC 草案文書の承認を受けて始まりました。プロジェクト第2フェーズはUCoC 施行の方法に注目します。第1フェーズ同様、責任分担の検討と明確な施行の道順の概要には、ウィキメディア運動全体のさまざまなコミュニティを必要とします。

重要な情報