Volunteer Response Team/人材募集
問い合わせ対応ボランティアチーム(VRT)へのボランティア参加に関心をお寄せくださりありがとうございます。ボランティアはいつでも募集中です。このページは、VRTメンバーの役割と、候補者に求められる資質、および応募方法について説明します。
VRTボランティアの役割
ボランティアはウィキメディア財団 あてに来るメールに対処します。いろいろなプロジェクトの単純な荒らしへの苦情から記事の名誉毀損や偏向の申し立てに至るまで、あらゆる問題が対象です。 ある種の調査や関連質問が必要な場合もしばしばあり、そのため非常に忍耐強くなければいけない場面もあります。たとえば以下のようなやり取りもあります:
- 依頼者: "こんにちは。Zipの画像は本当は私の画像なんです。取り下げてもらえますか?"
- VRTS agent: どのプロジェクトのことでしょうか?具体的にどの画像ですか?Zipとは誰のことですか?あなたの画像へのリンクをあげて、それが確かにあなただと私にわかるようにしてください。
私たちのVRTSシステムは、メールの仕分けを可能にする一連の「キュー」で構成され、それにより必要な言語スキルとウィキ上あるいはVRTS上の経験を持つボランティアがそれらメールに答えることができます。 info-en は、最大のキューで、英語で書かれたメールの大半を扱います。英文メールはさらに「サブキュー」に分けられ、これにより、たとえば、記事が小さいという問題や存命人物記事に関するメールなど、答えたいメールをボランティアが選択しやすいようになっています。また、チケットによっては、よりVTRSの経験が必要となるものもあるため、アクセスレベルにも違いがあります。これらは、VRTSシステムでも最も多忙なキューであり、依頼者とのやり取りの最前線としての役割を果たしています。
info-enチケットに答えるのは、ストレスが多いことかもしれません。あなたが対応するメッセージの送信者は、動揺し混乱して不作法なことを言うかもしれませんし、言って当然のまっとうな苦情である場合も少なくありません。しかし同時に、あなたの手助けで、記事内容の何かに心から懸念を抱く誰かの問題を解決できたと知った時には、やりがいを感じることもできるでしょう。これはウィキメディアの代表の一部となる素晴らしいチャンスです。私たちは常に人々を手助けできるとは限りませんが、私たちは専門意識と応答性のよさで相手に感銘を残すよう務めています。どうか協力をお考えください。そしてこの必要性について他の人にも伝えてください。
VRTの良いボランティアになるには
私たちは、メール対応の新規メンバーをいつでも歓迎しています。とはいえ、サービスの質を維持し、またこの役割の守秘性から、応募のあとに選択プロセスが控えています。VRTS管理者 は、深く信頼された経験豊かなボランティアのグループで、あなたのVRTS参加応募を注意深く審査します。応募を審査する際には、彼らはウィキメディアプロジェクトにおけるあなたの仕事を注視して、あなたがVRTの新規メンバーにふさわしいことを確認します。
求められるもの
全てのボランティアは以下の要件を満たしている必要があります:
- ウィキメディアの活動に前向きな姿勢であること。
- 新規参加者に噛みついた経歴を持っていないこと。(VRTSチケットのほとんどは、非ウィキメディアンもしくは新規参加者からのものです)
- 参加している財団プロジェクトのすべてと良好な関係を持っていること。
- とても ― 場合によっては理不尽に ― 怒っている人たちに対応するときでも冷静さを失わないでいられた経験があること。
私たちは様々な経験レベルのボランティアを受け入れています。特に以下のような経験のある方のご応募をお待ちしています:
- 一つ以上のウィキメディア財団プロジェクトで管理者である場合。とりわけ、そのプロジェクトが小規模で、VRTS agentsがほとんどもしくは全くいない場合。
- ウィキペディアのプロセスに詳しく、良くある質問に答えられること。たとえば、Ref Deskを案内すること、削除プロセスの説明や編集の仕方の案内など。これはTeahouseやヘルプデスクでの対応にとても似通っているので、あちらで活躍中なら、こちらでもきっと活躍できるでしょう!
- 受け入れ可能な画像や文章のライセンスに詳しく、許諾に関するやり取りに積極的に対応できること。その多くは手順通りに進められますが、一部には、許諾表明に不明な点が含まれたり、明確に出典先と関連付けられない人々から許諾が届いたりすることがあります。
- 存命人物や組織に関する方針に詳しく、軽微な修正(ロゴの更新や情報の微修正)や重篤な問題(大幅な不正確さや偏向があるとの申立て)について記事の主題となっている人を助けることができること。
- 英語ともう一つの言語に精通しており、複数言語にまたがる苦情(たとえば、日本語版ウィキペディアにの内容に関して英語で書かれた苦情など)に進んで対応できる。
- 財団で誰が何を担当しているか熟知していること(適切な人に転送したり、キューを変更したりできるように)。
しかしながら、上のリストはすべてを網羅したものではありません。だから、あなたの経験が上にリストされていなくても、どうぞ応募してください!キューはそれぞれ、あなたがよく知っている分野のメールを受け取ることができるように構成されているので、上記スキルのすべてを持っている必要はありません。そのうえ、難しいチケットについては、メンバーはチームとして協力して対応するのもしばしばです。
ボランティアへの応募方法
ここまで読んできて、応募の意思は固まりましたか? そうだったら良いですね!VRTS/Volunteering に行ってページ冒頭の指示に従い、応募してください。
IRCで協力できますか?
もちろんです!電子メールで返信するのを手伝うことが難しくても、あなたは IRCチャンネル #wikimedia-vrt接続 に参加することができます。すべての既存のVRT membersはチャンネルで「発言可能」で、そして、あなたが以下のような小さな仕事をすることによって電子メールに回答するメンバーを手伝うことができます:
- BLPの方針に適合するために記事の一部を書き直すこと
- ウィキペディアを含む、財団のプロジェクトからの記事の削除
- ウィキメディア・コモンズからのファイルの削除
上のリストもすべてを網羅したものではありません。だから、VRTS agentsとしてチケットに返信するのに役立つ特有のスキルや権限をお持ちだと思われたら、遠慮なくIRCチャンネルに参加してください。
質問がある場合
どうぞTalk:Volunteer Response Teamにメッセージを書くか、VRTS管理者 volunteers-vrt wikimedia.org 宛にメールを送るか、LiberaのIRCチャンネル #wikimedia-vrt接続 (チャット) に参加して質問してください。