Movement Strategy/Recommendations/Coordinate Across Stakeholders/ja
課題
私たち We は既存ならびに新しく設ける組織構造や実践を拡張し、運動 Movement のすべての 利害関係者 Stakeholders に加えて私たちの目的（ビジョン）を共有する提携先を対象に、総合的な情報交換や学び合い、知識の伝達やネットワークを確実にするように活用します。 リソース Resources の調整ならびに公正な意思決定を行うことにより、これらの構造と実践は私たちの運動全般で関与を深め、すばやい対応とさらなるサポートを促進するものです。
変更と行動
- 共通文書を作成して内容更新を継続し、特定の活動単位でその責任分担と期待される能力を明瞭に定義する対象の活動にはアドボカシー（権利擁護）、能力開発 Capacity building、提携関係、製品、技術などが含まれます。
これらの文書は共通認識のある価値観やニーズ、方針や説明責任を反映するものとし、成長と包摂性 Inclusivity を促します。
- 意思疎通と共同作業に使う空間を技術貢献者 Contributor グループ内外とやりとりできるように設け、私たちの作業をもっと指標化 Scalability/scale して影響 Impact を増したり、 インフラの持続可能性 Sustainability 向上に結びつけます。
- 空間を作り、提携団体その他の連携先と、特定のコンテンツ分野単位でツールや更新作業、改善を話し合います。
- 空間を作り、第三者 Third-party 開発者の参加と意思疎通を担当します。
- 主な障壁を特定し、新技術の開発、新しいインターフェース創出、利用者体験 User Experience の改善の共同作業にや解決する道すじをつけます。
- 技術会議 Technology Council を作り、ウィキメディアのプラットフォームとツールに新しい機能を導入するプロセスを確立します。その目的は開発に携わる職員とそれ以外の技術貢献者の意思疎通をより良くしてネットワークや技術革新を調整したり、 サポート Support を受けたり提供したり、コミュニティ Community に影響する決定やリソース配分に意見を受け付けたりするためです。
- 意思疎通のチャネルと空間を改善し、技術者とコミュニティがフィードバックの受付にとどまらず、指導役制度 Mentorship のほか研修、コードレビューや解説文書を書くなどの活動のプロセスを策定します。
詳細説明
さまざまな利害関係者との役割設定が不明瞭であること、意思疎通のチャネルが非効率であること、優先順位を付けるシステムの違いから衝突が発生し、意思決定は協議を伴わないと解釈され、連帯ができません。理解を深めたり、ボランティアのコミュニティや運動のその他の部分とよりよく関与するには、注目を高めリソースやサポート体制を改善することが求められます。
顕著なソフトウェアの改変の多くは協議を飛ばして実行されるため、支持や理解はプロジェクトに広がりません。調整不足を悪化させる要因とはサポートが不十分であること、ボランティアや技術貢献者あるいは提携団体やコミュニティの開発者とのコミュニケーションの不調があります。ツールの管理や改良において、連絡を取るべき相手の自己判断にゆだねる事例が多く、提携団体も利用者も複数の障壁に出くわす可能性があります（例：コンテンツの共有）。技術会議 Technology Council のような構造を設け、新技術の開発の焦点を整理し調整することができるかもしれません。同様に、テーマ別ならびに地域単位の構造であれば、運動の多様な利害関係者の間の連絡を促し、より明瞭で共通理解のある調整を実現できると見込まれます。
同様のテーマに関心のある人々をつなぐ仕組みの改善が私たちの提携団体とも、また運動のどのレベルでもあっても求められることは明らかです。調整の大切さは今後、私たちの運動がさらに拡大し多様化するにつれますます重みを増し適用が必要で、解決策を設けると私たちが創出し共有するフリーな知識に質的も量的も多層的な影響が出るものです。