Affiliate-selected Board seats/2019年決議

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選挙進行役は2019年4月5日付ミーティングの席上、この決議改訂版を凍結しました。この手順について、全提携団体ならびに wikimedia-l メーリングリスト登録者宛に発信しました。ウィキメディア財団理事会は、2019年4月12日付でこの決議を承認済みです。言語版に優先順位はありますが、他の言語版の参加も歓迎します。

決議

ウィキメディア財団 Wikimedia Foundation Inc. は非営利活動法人で予算規模は年間およそ1億ドル相当です。ウィキメディア運動の一環として従業員300人超を雇用、また世界各地の数百万人のボランティアとともに活動しています。組織運営はウィキメディア財団理事会が執り行います。 財団の定款により、ウィキメディア提携団体の過半数が 決定する手順によって理事2名を選出し、理事会の承認を得るものとします。

その一方で理事会では今年より多様性を重んじもれなく参加できるよう、下記のとおり、公認された提携団体すべてに理事選任の手順にご参加いただくことを想定しており、

あるいはまたウィキメディア国別協会、テーマ別組織と利用者グループ (以下まとめて「提携団体」と呼びます) はその責務において、ウィキメディア財団理事会に理事2名を選出するものとされており、

あるいはまた提携団体にはそのような理事候補者を選出する方法を合議し理事会の承認を得る必要があり、

その他方で財団にはこの選出に備わってしかるべき多様性を重んじ誰もが参加できるようにするため必要な分野に資源を提供して選出の手順を補佐する責任があり、あるいはまた適宜に選挙を補佐するためウィキメディア財団内部の調整と選挙管理担当との調整にコミュニティ関与部門のエリカ・リトレンタ (Erica Litrenta) を任命し、

私たち提携団体は下記について決議します。

  1. 提携団体が推薦する理事候補から2名を互選する選挙を実施する必要があります。
  2. 選挙進行役を少なくとも3名置き、選挙の監督と遂行に共同責任を負わせるものとします。進行役のうち1名は理事会の連絡役です。連絡係に選出されると、支援が必要な場合は補佐役を1名置くこととします。選挙進行役は選挙の候補者になれないものとし、いかなる候補者も推薦せず候補者の益となるいかなる公の討議にも参加できません。4月6日までに辞任した調整役は選挙に立候補できます。調整役の言動に関する苦情はウィキメディア財団の信頼安全チーム、ca wikimedia.orgにて受け付けるものとします。調査の結果、もし不正行為の明確な証拠が見つかった場合、当該の進行役はその役割を解任されます。
  3. 選挙進行役は2019年4月6日までに、提携団体の合意により選出するものとします。選挙進行役の立候補は所定のMeta-Wikiページで受け付けました (自薦の理由を記入してください)。これまでの申請は以下の通りです。Abhinav SrivastavaLane RasberryJeffrey KeeferAd HuikeshovenNeal McBurnettAlessandro Marchettiから立候補があり、Shani Evensteinは辞退しました。これら立候補に関してMetaページに異存の投稿はありません。
  4. この選挙の日程は選挙管理担当が決定しました。
    • 候補受付は4月15日より同月30日とする。
    • 候補者の資格審査と合否判定は5月1日から同月7日とする。
    • 提携団体による候補者への投票は5月8日から31日とする。
    • 選挙結果発表は6月末を期日とする。
  5. 選挙進行役にはコミュニティが利用できるよう、拘束力のないガイドラインで候補者の経験と特徴をまとめるよう依頼しました。これらのガイドラインを遅くとも4月6日にはMetaで公開し (同時にこの決議のページにリンク)、コミュニティが評価や議論、加筆ができるようにします。
  6. 候補者は指定されたMeta-Wikiページに氏名と自薦の声明を掲載するものとします。指名期間中に指名声明を提出した候補者のみ、名前が投票用紙に記載されます。有効な候補者となる条件として、提携団体の種類を問わず推薦2件 (厳密に2件で超過してはならない) 得なければなりません。推薦は指名が確定し投票準備が始まる時点以前、すなわち遅くとも4月30日には掲示するものとします。各提携団体ごとに推薦できる候補者は最大2名です。
  7. 提携団体が投票権を得るには3月31日以前にAffComによって承認を受け、基準に適合する場合すなわち5月7日現在、提携契約が有効で報告が最新である必要があります。提携団体同士の1票の重みは同じです。名称は異なっても、同じ会員により同じ活動をする2つ (またはそれ以上) の提携団体が判明した場合、進行役は当該の提携団体に非公開で依頼し、個人会員名簿の提出を求め調査します。会員の70%が重複する場合は、設立が古いほうの提携団体は投票を許可され、新しいほうは投票できません。会員名簿を提出しない提携団体の票は無効です。進行役が発見したそのような事例は、コミュニティに報告されます。
  8. 選挙進行役はQualtrics投票システムを通して選挙を実施するものとします。各提携団体は投票代議員1名を選出し、その人物がその団体を代表して投票するプロセスに責任を持ちます。この投票システム既定の投票代議員は、提携団体の主な連絡先が指定されます。各提携団体の投票代議員は、投票用リンクを受信します。投票代議員を変更したい提携団体は、ウィキメディア財団の選挙進行役に連絡して別の投票代議員を登録してください。1名で複数の提携団体の投票代議員になることはできず、言い換えるなら、この選挙では誰も複数票を行使することはできません。定足数は選挙期間中に投票した適格提携団体の3分の1とし、投票結果は定足数に満たない場合も理事会に渡して、投票結果をその裁量にまかせます。投票は2019年5月中に承認されます。選挙期間 (2019年5月31日) 終了後に投じた票は無効とみなします。
  9. 今回の選挙では投票と集計に単記移譲式投票 (STV方式) を用いて、当選確実ラインはDroop quota (ドループ) *により算出します。(STV方式の解説ビデオ)。それぞれの提携団体ごとに候補者の得票数の順位と、第一選択の最高得票候補に「1」を示します。複数の候補者が得票数同点の場合は、その組織の投票が等しく分割され当該の候補者が順位同率であると示します。候補者に順位付けないままにした組織は、当該の候補者に対する賛成または反対の票として数えてはいけません。(*:当選確定者が得た余分な票を、他の候補者の順位にしたがって移譲する投票)
  10. 6月30日を期日とし、選挙管理担当者は投票数の集計結果を理事会とウィキメディア コミュニティ双方に報告するものとします。コミュニティが選挙結果を検証できるように、集計値と提携団体単位の集票を公表する予定です。ウィキメディア理事会は選挙結果の最終決定を行う予定です。