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基本: プロジェクトでありがちな嫌がらせ行為のパターン
嫌がらせ行為にはさまざまな形や大きさがあります。 その中には幼稚なもの – もあり、たとえば加害者の捨て台詞のようなものは深刻に思えないかもしれません。しかし管理者や破壊行為の監視者には対処せずに放置するのが簡単でも、それによって運動の参加歴が浅い人を落胆させたり怒らせたりするでしょう。小さな編集合戦にカかわったり、中傷しあったりなど規則を破るかもしれないのです。
一部の破壊行為は、1人または編集者のグループを集中的に追い回すことがあります。「ウィキでのつけまわし行為」と呼ばれるウィキハウンディングのような卑劣な形を取ると、特定の誰かの編集をつけまわしては差し戻したり反対したりする行為をします。つけまわされた編集者は幻滅し、動揺し挫折したりすることがあります。 ウィキでのつけまわし行為はときによってはさらに手広くなり、eメールやSNS、個人のブログなど、オンラインの場でつけまわす可能性もあります。これらを情報源として集めた個人情報をいやがらしの犯人に晒されたり脅しに使われたりして、貢献者がうろたえることもあります。
嫌がらせ行為のもう一つの形は直接的な脅威で、対象は特定あるいは複数の編集者です。生命と身体への脅威は深刻な事態で、ウィキメディア財団の支援安全部の eメールアドレス emergency@wikimedia.org に知らせるべきです。 そういう編集にコンテンツの削除や記事の検閲を「強制する」ために法的処置をとると警告するのも珍しくないし、手段としては妥当でないにしても、加害者を後悔させることがあります。