キャンペーン/財団製品チーム/登録

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コミュニティ・コンテンツのキャンペーン

ウィキメディア運動にはたくさんのキャンペーンがあり、たとえばウィキは記念物が好き(Wiki Loves Monuments)、ウィキギャップ(WikiGap)、#1Lib1Ref(訳注:図書館員を巻き込む企画)その他です。しかしながら、オンウィキでキャンペーンに登録できる頑丈なシステムは整備されていません。そこで当キャンペーン担当チームではウィキメディアのキャンペーン参加が簡単になる方法を作ろうとしています。

以下に分析を掲載しますので、ぜひ読んでみてトークページにご意見ご感想を投稿して下さい。皆さんのフィードバックは、当プロジェクトの方向性に直接、影響します。お手数ですが、よろしくお願いします。

プロジェクトのバージョン

この新機能では、キャンペーン主催者の皆さんがわざわざ登録用の解決策を開発しなくて済むため、時間を節約できます。またキャンペーン参加者やそれぞれのニーズを伝えるより洗練された情報集めることもできて、同時に参加者の個人情報も保護できます。その点、キャンペーン参加者だとキャンペーンの参加登録に手間をかけずに済むし、キャンペーンに参加しようかと思った最初の接点が楽しくてためになる場所になります。

登録に関しては、かなり大きな計画を描いています。まず最初に、既存の追跡ツールと登録システムを融合したいし、たとえばプログラムとイベント・ダッシュボードイベントの指標を考えています。これはつまり、参加登録すると、その利用者名は主催者が選んだ自動的に追跡ツールへと送られるのです。

第2に、オンウィキの参加登録が解決すると、コミュニティ感がより膨らむのではないかと期待しています。現状では、多くのキャンペーンで参加者同士、他に誰が参加しているか見えない仕組みで、特に登録に第三者のプラットフォームを使ってしまうと、そういう状態になります。新しい登録方法を使うと、参加者はキャンペーンに登録した自分以外の利用者の名前を閲覧でき、その中から、共通の関心を持つ人やモチベーションを高め合えある人が見つかるかもしれません。

第3に、登録システムをより広範なイベント用プラットフォームに組み込んだ将来像を夢見ています。このプラットフォームを活用するには、イベント主催者や参加者が使う機能を加えることが可能で、イベント作成ツールや、ウィキメディアのグローバルなイベントカレンダーにつないだらどうかと考えています。登録システムが組み上がると、プラットフォーム上のプロジェクトや機能を作成するツールとして、次の段階を積み上げる土台になります。登録サポートをカレンダーやイベント発見のさまざまなツールへと組み入れることができます。

最後に、このプロジェクトは多くの人との連携で進めていきたいと考えます。このプロジェクトの準備段階ではキャンペーン主催者の皆さんおよそ50人から聞き取り調査をしました。ご協力いただいた皆さんには心から感謝しており、主催者としての体験を彩り豊かに理解できるようになりましたし、どれほどの難しい課題があるかも知ることができました。そこで、キャンペーンを主催される皆さん、プロジェクトのトークページにぜひご意見ご感想などを投稿していただけないでしょうか。

登録を改善したいのはなぜ

登録とは、プロジェクトとして選択するのに強力な理由があると確信しており、以下に一覧にします。

  1. 現状では、標準化されたオンウィキのシステムがない。ウィキメディア運動には、その固有のニーズに合わせた頑強な登録システムが必要。
  2. 主催者が現状で使っている大体の登録システムには問題が多く、その一部は次の通り。
    • 主催者が設定と管理をするのに、時間がかかるし面倒くさいこと。
    • データの軽さ優先。参加者のニーズに関する情報は最低しか書けず、主催者には誰がどのイベントに参加してきたか、履歴が伝わらない。
    • 編集初学者にとっては技術的に難しく、また登録したくても混乱しやすい。
    • 参加者が登録後に、情報を編集しにくい。
    • 同一の人物が重複して登録するのを予防できない。
    • 多言語対応でない、つまり言語の異なる複数コミュニティを想定していない。
    • 参加者同士にコミュニティ感が育ったり、参加している実感を伸ばす仕組みがない。
    • ウィキメディアの価値観と衝突する(たとえば多くのツールは個人情報を第三者のプラットフォーム上に書き込ませるなど。)
    • ウィキ群のどのページとも、あるいはプラットフォームとも融合していないので、編集初学者はますます複雑だと思ってしまう。
    • 既存の追跡システム、たとえばプログラムとイベントダッシュボードなどと融合していない。
  3. 主催者、提携団体その他、運動の利害関係者は参加者とそのニーズに関するもっと良質なデータを求めている。その実現には、登録システムを開発することが第一歩となる。
  4. 登録とは将来を築くいわば積み石のようなものです。登録を改善した段階で、その他の機能をキャンペーンの作業流れ図に組み込むことができ、たとえば追跡ツールの改善、連絡ツールの改善などが見込めます。
  5. このプロジェクトは当チームが進行管理できるし、目的にも合っています。

これまでに取材した主催者のほぼ全員が、カスタムメイドの登録用ツールを自作していました。その中には他の主催者のものを学んで応用したり、あるいは過去の主催者の前例を応用していました。その他に特定の技術的な要件に対応したものもあります。私たちのゴールは、全く新しい登録システムの設計ではなく、従来の対応策を改善したとえ文脈が変わっても、主催者の皆さんの仕事がブレのない作業手順で進むようにすることです。

現状のキャンペーン登録の手順

現状で利用される登録のソリューションをいくつか認識しており、その一部は以下のとおりです。

オンウィキの対策

利用者名を手打ちで追加

登録手順によっては、参加者自身がオンウィキに手打ちで利用者名や署名を書き込む方式もあります。一例として、人権ウィキ・モロッコ2021あるいは以下の画面キャプチャに示したウィメン・イン・レッド(en)を参照してください。この方法の利点は既存のウィキの作業手順に組み込んであるから、登録者の公開情報が手に入る点です()。ただし欠点は主催者には参加者の最低限のニーズしか把握できず、また新規参加者にはわかりにくい点です。

 
人権ウィキ・モロッコ開催では参加者に利用者名を手入力するように指示
 
「ウィメン・イン・レッド」の2021年8月のイベントでは参加者は登録用の節に署名を手入力

技術の融合

主催者によっては、登録手順に高度な技術的修正を加えていて、一例として中央・東ヨーロッパ地域ハブのCEEの春(CEE Spring)では複数ウィキをボットに巡回させてローカルの複数のウィキから情報を集めています。アラビア語版のアル・マアリファ・プロジェクト(Al Maarifa Project)の場合、利用者本人にサブページを作ってもらい、スクリプトでクエリをかけて情報収集する方式です。これらの解決策は特定のキャンペーン単位では有効でも、どのコミュニティも簡単に取り入れたり使い回したりはしにくいです。あるいはまた技術に「精通した」ボランティアがいてこそ実現したものであり、ツール管理をしてくれる人が手を引いてしまうと、長期的には技術面で問題になりかねません。

オフウィキの場合、所有団体の解決策として

第三者の登録フォーム

主催者の中にはサードパーティの書式、例えば Google フォームを採用して参加者を登録しています。主催者側の利点は設定が簡単、参加者側は記入が楽なこと。欠点はウィキメディアの作業手順から切り離されていて、また個人情報保護およびオープンソースの方針は個別に定めてあり揃っていません。あるいは参加者には他の参加者の情報が可視化されておらず、どういう人が参加していてどう連絡すれば良いかあまり理解できません。さらに外部プラットフォームではユニバーサルな言語サポートあるいは文化的背景への配慮が提供されない場合もあります。話者が少ない言語コミュニティ、あるいはリスクを抱えた文脈の場合、これらのツールと包摂性、安全性とが両立できない場合がしばしばです。

たとえば黒人歴史月間イベントの一環としてウィキメディア・ナイジェリア協会アフリカ女性対象の勧誘ならびにAfroCROWD(アフロクラウド)が共催するアフリカ系離散人口の女性リーダー では、登録にGoogleフォームを使いました。以下のスクリーンショットの例を参照してください。

 
黒人歴史月間の「女性リーダー」イベントページに記してある参加登録の手順は、利用者を専用のGoogleフォームに誘導。

第三者の登録用プラットフォーム

キャンペーンによっては登録手順にEventbrite や Meetup など、サードパーティのプラットフォームを採用します。利点はそれらのサイトの機能が充実していてカスタム化の選択肢も多い点。不利な点は他の第三者開発の登録フォームと共通です。

例えば以下のスクリーンショットでは、ワクチンの安全エディタソン(Vaccine Safety Edit-a-thon)を共催したウィキメディア・DC協会ウィキメディア・メキシコ協会の示すリンク先は登録手続きをEventbrite(イベントブライト)に誘導。

 
イベントページで、外部サイト Eventbrite 登録ページにリンクがあるもの。

キャンペーンの経過を追尾するツール

プログラムとイベント・ダッシュボード

プログラムとイベント・ダッシュボード(Programs and Events Dashboard)はウィキ教育財団が開発した追跡用ツールです。主催者の中には第三者のツールを使い、ダッシュボードを使った登録は2番目に使われます。一例として(画面キャプチャご参照)アフリカ・ウィキ・チャレンジに皆さんが登録するなら以下の手順です(Africa Wiki Challenge)。他の主催者の事例では登録ツールはダッシュボードだけだそうです。

ダッシュボードの優れたところは、指標ツールであり追跡作業に組み込まれている点です。欠点の第一は、アカウント登録用のツールではないこと。参加者に関する最低限の情報を主催者に伝え、参加者に対するサポートも最低限しかありません。また、ダッシュボードを指標ツールとして採用しないキャンペーンもあり、理由は別のシステムの方が使いやすいからだそうです。

 
アフリカ・ウィキ・チャレンジのイベントページで採用した参加方法の説明

Fountain

Fountain(ファウンテン 解説文書)は利用者のLe Loy さんが開発し、これを利用して進捗の追尾をするキャンペーンはウィキメディア・アジア月間など複数あります。長所と短所は「プログラムとイベント・ダッシュボード」と共通です。加えて、このツールはオンウィキの登録に似て、編集初学者には難しいこと、経験の長い編集者対象に使う方が向いていることが特徴です。

 
Fountain ツールを使って「女性」関係のキャンペーンを探す方法

正式な登録をしない場合

キャンペーンによっては、正式の参加登録の手順を設けておらず、その代わりにオンウィキの作業流れ図の中で特定の活動をする参加者を追尾しています。

アップロードの過程で登録

この方法は特に写真投稿コンテストで普及しており、「ウィキは記念物が好き」※1あるいはウィキは民俗文化が好き※2では、参加登録は基本的に追跡手順に組み込まれています(※:1=Wiki Loves Monuments。2=Wiki Loves Folklore)。キャンペーン参加者のだれかが写真をアップロードする時にタグ付けして追跡できるようにすると、投稿者の参加登録も効率よく済んでしまいます。この方式は確かにある種のキャンペーンには有効なのですが、キャンペーンの種別によっては適合せず、中でも新規参加者、あるいは記事の執筆キャンペーンには不適切です。参加者に関する詳しい情報を収集しないため、連絡やアフターサービスの時にとても困ります。

 
アップロード用ウィザードの見た目。投稿コンテスト「ウィキは記念物が好き」の画面キャプチャ(Wiki Loves Monuments、終了時点)

ハッシュタグを使って登録

  1. 1lib1ref ならびに 写真が足りないウィキペディアのページ (#WPWP)(Wikipedia Pages Wanting Photo)に加えて4、5件のプログラムでは、登録ツールとしてハッシュタグツール(Hashtags Tool)を既定で使っています。アップロードの手順に似て、これは貢献に関する情報を把握できて有益です。ただし、ハッシュタグは編集インタフェースにきちんと位置づけされていないため、編集初学者にはその挙動が理解しにくいし、経験を積んだ編集者でも通常の作業手順にないからハッシュタグの記入漏れがあるかもしれません。その上、主催者にとって即時に貢献を把握しづらく、参加者に関する情報や各人のニーズを直接、伝える情報が見えません。
 
編集要約欄にハッシュタグを書いたサンプル。保存後、ハッシュタグツールで追跡が可能。
 
ハッシュタグツールは「#ほにゃらら」というハッシュタグを目印にして編集のあるなしを検出(Hashtag tool)

未解決の質問

私たちの分析を読んでいただき、ありがとうございます。ここでぜひご意見をお聞かせください。プロジェクトのトークページで以下の質問に回答願います(またはその他のフィードバックを共有してください)。

  1. キャンペーン登録システムを作る計画をどう思いますか? キャンペーンの主催者そして/または参加者として便利だと思いますか?
  2. 登録の現状の分析はどう評価されますか? みなさんにとって重要なことを何か見落としていませんか?
  3. キャンペーン主催者の皆さんは、どのイベント登録システムを使いますか? そのシステムでうまく機能する点、機能しない点はそれぞれ何ですか? もし1つだけ変更できるとしたら、何を変えてほしいですか?
  4. 新規の登録システムを作成するとして、期待する機能はなんですか? できるだけ詳しく説明するか、あるいは皆さんがこれまでに使用した他のシステムの例を示せるなら、それを描いてください。
  5. 当チームは新しくなりました(ランディングページの更新版をご参照)。皆さんは私たちにどんな希望や質問をお持ちか、あるいは懸念されていますか?
  6. その他、提言したいことは?

"皆さんのフィードバックは当チームにとって非常に重要で、チームとしての選択に直接の影響を与えるものです。お礼を申し上げ、みなさんのコメントを心待ちにしています

更新情報

2024年6月14日:スワヒリ語版ウィキペディアに導入

キャンペーンイベント用拡張機能はスワヒリ語版ウィキペディアで使えるようになりました。

2024年6月7日:イボ語版ウィキペディアに導入

キャンペーン・イベント用の拡張機能 CampaignEvents はイボ語版ウィキペディアで使えるようになり、近々その他のウィキにも展開する計画です。次回はスワヒリ語版ウィキペディアの予定。

2024年5月23日:新機能の改善

In the last few months, we have released some feature improvements to Event Registration, which include:

イベント一覧

There is now a global list of all events that use Event Registration, which can be found at Special:AllEvents. We plan to improve the Event List over time by adding more search filters, such as the wiki(s) of the event and the event topic. To learn more about the Event List and future work we may do for the feature, you can check out T355666 and T362881.

助成金受給者ID に対応

主催者は今後、イベント登録の設定もしくは編集をするときに助成金受給者 ID 欄を目にします(Grant ID)。この識別子はウィキメディア財団から助成金を受けているプログラムまたはイベントに発給され、助成金受給者ポータル(Fluxx)で確認できます。今回のこの更新により、主催者は受給者 ID とイベント登録データを紐づけるとイベントの波及効果をより把握しやすくなりました。

主催者が選ぶ参加者向けの任意の質問

Organizers can now choose which participant questions to enable when they configure registration. They can choose to enable some, all, or none of the questions.

翻訳ページの対応

For events that use the Translate extension, they can now see the same Event Registration header for the event, regardless of which translated version of the page is being viewed. Meanwhile, organizers can still create separate subpages with different event registration headers.

2024年2月5日: Event organizersについて

主催者権限は名称を「Event organizers」に変更し、管理方法を更新しました。 今後、メタ・ウィキ上の権限に対するすべてのリクエストは、メタ・ウィキのローカル管理者によって管理されます。一方、スタッフのリクエストは信頼と安全チームによって管理されます。この作業はT356070の一部として完了し、管理者と協議しました現在のプロセスとその管理に関する説明文書をご参照ください。

2023年11月15日:参加者対象の質問を開示

The Participant Questions feature has been released to Event Registration. With this feature, organizers can now include questions for participants in the registration process if they agree to a clickwrap agreement. The questions are optional for participants to answer, and the response data is displayed to the organizer. Some of the information is Personally Identifiable Information (PII), so it is displayed in the aggregate only. The PII information is the gender identity, age, and profession of the participant. Other information is not PII, so individual responses can be viewed. The non-PII information is the affiliate membership of the participant (if any) and their level of confidence in contributing to Wikimedia projects.

2023年10月7日と10日:事務局時間、展開予定の機能

皆さんを10月7日と10月10日のコミュニティ向けの事務局時間にご招待し、イベント登録ツールの最新版を実演します。協議のテーマは新規で展開済みの機能(複数の主催者サポート、プログラムとイベントダッシュボードとの統合)と、展開予定の機能です(主催者から参加者へメール発信、参加者の追加の質問)。

2023年7月21日:登録ツールをプログラム&イベント・ダッシュボードに統合

現在、イベント登録ツールはプログラム&イベントダッシュボードとの統合に対応済みです。イベント主催者は登録を設定する際に、プログラム&イベント・ダッシュボード上のイベントにリンクできます。その後、公開で登録した参加者の利用者名を同ダッシュボード上の指定のイベントに自動転送します。

2023年4月27日:登録ツール、複数の主催者を設定可能に

イベント登録ツールは2名以上の主催者に対応するようになりました(T325101)。

2022年12月35日:事務局時間、フィードバックのお願い

メタウィキでイベント主催者用の拡張機能 CampaignEvents を展開しましたので、ぜひ今後の事務局時間に参加する、ご意見やご指摘を共有してもらうよう、皆さんにはプロジェクトのトークページへの投稿もしくは アンケート調査へのご協力をお願いします(アラビア語、英語、フランス語、スワヒリ語あり。)

事務局時間を使ってツールを実演、よくありそうな質問に答え、ツールのテストはメタウィキのイベント実施またはテストウィキ(ベータクラスター、テストウィキ、テスト2ウィキなど)で方法を共有します。事務局時間の日付と時刻は次のとおりです。

Session 1:

Session 2:

We hope you can join us!

Additionally, we want to hear your feedback. You can share your feedback on the project talk page, in our V1 feedback survey, or by reaching out to team members directly. The survey and the project talk pages have the same questions, which are available in four languages (Arabic, English, French, and Swahili). Thank you!

2022年11月30日:メタウィキに展開

キャンペーンとイベント用の拡張機能 CampaignEvents をメタウィキに展開してあり、次回以降の事務局時間で実演します。

2022年11月3日:テストウィキに公開その他の更新情報

We have enabled the CampaignEvents extension on testwiki and test2wiki. This now means that you can test out the tool on these two wikis, in addition to the beta cluster.

Additionally, we have updated our release schedule. Our next release plan is to enable the CampaignEvents extension on Meta-wiki, roughly scheduled for the end of November. You can check out our release plan page for the latest details.

イベント登録ツールの分かりやすい解説を作成、今後新しいツールの公開などに合わせて更新する予定です。さらに加えて、公式ブログ「Diff」(ディフ)にこの業務と当面の計画に関する投稿をして、アラビア語英語フランス語で読めるようにしました。

If you have any feedback on our latest updates, please share them on the talk page. Thank youǃ

2022年10月3日:V0からの学びとV1 展開

こんにちは。更新情報がたくさんあり、皆さんにお伝えします。例えば:

  • V0テスト段階の学びのまとめ
  • V1 展開に向けた作業の情報更新
  • 未解決の質問のうちボランティアとコミュニティ参加者にお聞きしたいこと

詳細は下記をご一読いただき、フィードバックをぜひトークページに投稿してください

V0 からの学び

2022年7月に V0 をベータ群に展開しました。そのフィードバックを以下を含むさまざまな形式で集めました。アンケート書式を Google フォーム で作成、事務局時間とウィキマニアで多言語に対応し発表、このプロジェクトページの議論のページで協議、オフウィキでグループと話し合い、さらに当方宛に届いたメール。皆さんからアラビア語、英語、フランス語、 ポルトガル語、スワヒリ語で反響があり、30名超のウィキメディアンから聴き取りました。

V0に関して肯定的なフィードバックをたくさん受け取りました。一例として、このツールを実際に使いたいかどうかという問いには、回答者の80%超が「はい」を選択。またウィキメディアの主催者の皆さんを対象に、ツールにアクセスできるようになったら今後、イベント主催の機会が増えると思うか尋ねると、90%が 肯定。これら肯定的なフィードバックでよく見られたものは次のとおり。使い方は直感的に理解できて簡単だった、主催者の事務手間が減る、主催者は参加者に関する情報収集を改善できるなど。この部分は初期の試験用バージョンに寄せられ、まだ主要ではない段階であったため、(後のバージョンでもっと機能強化を予定していた)当チームはこんな早期でも好意的なウィキメディアンが多かったことをたいへん喜んでいます。

皆さんからイベント登録ツールの改良点の情報も集まっています。自分たちで工夫した方法がもっと使いやすい人、もっとテストしてからなら使ってみたい人。また付けてほしい機能の要望もたくさん届きました。以下に一覧にして、今後の計画次第では検討できそうかどうか、メモしました。

  • プログラムとイベントダッシュボードと融合(V1で実現予定)
  • 単一のイベントにおいて、複数の主催者が連携して使える(V1で実現予定)
  • 地理的位置情報に対応(V1で実現予定)
  • 参加者が登録すると確認メールを自動で発信(V1で実現予定)
  • 参加者にイベントが始まる予告メールを発信(V1で主催者から参加者にメール発信できる機能を予定。自動予告メールはまだ作業項目にないものの今後の検討課題)
  • 参加者数の上限設定(V2で実現予定)
  • イベントページ開設のサポート(今後のイベント開設関連の開発に期待)
  • イベントカレンダーのシステムをもっと高度にする(今後のイベントカレンダー関連の開発と/またはイベント広報関連に期待)

These suggestions were very helpful for us, and we plan to incorporate many of them as features in the V1 and V2 release. So, with that being said, you can read a more full breakdown of V0 feedback and a final summary of the V0 work.

V1 展開

We have now officially begun working on V1 of the event registration tool. The engineers are currently working on building out the core features and improvements of V1. We have not set a specific release date yet, but when we do, we’ll be sure to update the release page. However, we can let you know that some core feature improvements in V1 include:

  • イベント主催者が開催時間の指定ができるようにする
  • 地理的位置情報の対応
  • 参加者が登録すると確認メールを自動で発信
  • 主催者から参加者にメール発信できる機能(アカウントにメールが登録してある場合)
  • プログラムとイベントダッシュボードと融合
  • 単一のイベントにおいて、複数の主催者が連携して使える
  • 非公開の登録ができる。登録した参加者の利用者名がイベント主催者に限定して表示されるようにする

To learn more details about our V1 vision, we invite you to check out the V1 summary subpage, which lays out our work in greater detail.

未解決の質問

  • We are currently working on V1 of the event registration tool. You can check out our summary of the project. Is there anything you would like to share with us about the plan, or anything you suggest we do differently?
  • In the future, who should be able to access our organizer tools? In other words, how should someone be able to become an organizer with certain privileges on the wikis? For example, should it be a user group? Should it be a right that people automatically receive after making a certain number of edits?
  • In the future, we plan to build a feature for organizers to collect information on participants. In that case, what information would you (as an organizer) want to collect on participants before they join an event (such as gender, location, topics of interest, etc)? Do you have any examples of registration forms you have created that ask some of these questions? If yes, please do share them with us!

2022年7月22日:フィードバック書式の完成

皆さん、こんにちは。いよいよフィードバック書式が完成しました(使用言語はアラビア語、英語、フランス語。)登録ツール V0 を試した人から、感想や指摘を集めるフォームです。ぜひ皆さんも V0 の使用感やご指摘をこのフォームに記入して、プロジェクトのトークページに投稿してくれませんか。ついでながら、事務局時間を2回開く予定ですので、ツールの研修を受けてみたい人はどうぞ。1回目は本日 5 pm UTC から、2回目は7月23日の 12 pm UTC からです。

We thank everyone who has provided feedback or support at any point in this project, and we truly look forward to learning from you all during the V0 test phase! Our goal is to continue improving the tool with two more release phases (V1 and V2), so we will be continuing to update this project page throughout the process. In the meantime, we sincerely hope you fill out the feedback form and attend our community office hours. We look forward to hearing from many of you!

2022年7月18日:V0 をベータクラスタに展開

We are very pleased to announce that the registration tool is now available for testing on the beta cluster! You can read Help documentation on how to use the tool on Mediawiki.org.

次の段階では、ツールの使い方研修を開きます。そこでボランティアの皆さん、ぜひ当チームとのミーティングに参加して、研修を受けていただけないでしょうか、日程は事務局時間を使えればと思い、7月21日木曜 5 pm UTC、7月23日土曜 12 pm UTC の両方もしくは一方でも結構です。参加登録と詳細はメタウィキに事務局時間のページがあり、どちらか1回か2回とも出席できる人はよろしくお願いします。

ボランティアとして記入してもらうフィードバックの書式を登録ツールに付ける作業は、もうすぐ完了の見込みです。フィードバック書式の内容共有はその後の事務局時間で、またこのプロジェクトページにも時間差なく載せます。事務局時間開催までの間にでも、もし試用してみたい人はトークページにご希望を書き込み、体験のご感想ご指摘ご意見など投稿してください。

In the meantime, thank you to everyone who has collaborated on this project so far, and we hope to see many of you in our upcoming office hours!

2022年7月8日

担当チームでは該当プロジェクトの[[1]](導入と研修日程)にバージョンゼロの導入を準備中です。ベータ版に載せた時点で、このプロジェクトページを更新してお知らせします。展開後、コミュニティの皆さんと事務局時間2回を開き、ツール試用の希望者の研修やサポートをして、フィードバックを受け取ろうとしています。更新情報は当プロジェクトのリリースと研修の日程のページをご参照ください。

2022年5月23日

皆さん、こんにちは。まず最初に、当チームのトークページや事務局時間、チャットグループの会話でフィードバックを挙げてくれた皆さん、本当にありがとうございます。皆さんのフィードバックと洞察は当プロジェクトにとって誠に重要であり、心から感謝しています。ぜひお伝えしたい朗報もあるので(追加の質問も)、以下をご一読ください。

技術面の情報更新

当チームの技術者陣はイベント登録システムの構築を継続しています。バックエンドの主なインフラはほぼ組み上がり、フロントエンド(つまりユーザ・インタフェース)の構成に移りました。登録ツールの初期の試用版は2022年7月にはベータクラスタに載せる見込みです。Gerrit にスケマの定義があり、技術の作業の詳細はそちらを見てください。

試作版の更新情報

We have an updated prototype, which was created by our team designer, for you to check out (see links below). This prototype is for V0 (the first version of the tool that we will be releasing). Please note that these are only prototypes; they are not working software on live wikis. These prototypes give a general sense of how the finished product may look, feel, and function once we do release the registration solution, although there will probably be some changes.

部内の日程案

Our release plan: We now have a basic release plan. We plan to release the registration solution in three parts, which we will explain below:

  • V0: This is the version of the tool, which we are focused on building now. It will be released to the beta cluster, probably in July 2022. We’re calling it V0 because it is a test phase that will not be released to any live wikis (just a test wiki). The purpose of this release will be to collect user feedback in preparation for the V1 release. In this version, organizers will be able to add registration to event pages and see a list of registered participants. This will be a desktop version only. You can view the prototype example in the links provided above (see “Prototype updates”):
  • V1:これはV0の改訂版であり、機能追加として主催者から参加者に連絡文が書けるとか、プログラムとイベントダッシュボードとの融合とか、地理的位置情報のサポートなどです。またVO使用段階で利用者の皆さんから受けたフィードバックも盛り込みました。このバージョンはデスクトップとモバイルの両方の環境に適していて、できたら活動中のどこか1件のウィキで実装したいと考えています(たぶんメタウィい)。けっこう大きくアップグレードしたために協議することがたくさんあり、今回の改訂専用の情報更新をして V1 要件と試用版に関するフィードバックを募集する予定です。V1 関連の情報更新はまもなく発信しますので、少々お待ちください。
  • V2: This version will be an improvement of V1, based on user feedback and the addition of more features. We haven’t fully fleshed out the requirements, and we don’t have a prototype yet. You can expect more updates on this final version in a future update.

ご感想やご意見を募集中です

We want your feedback on event page behavior: In the open questions section, we have shared some questions on how events and event pages should be handled. We would love your feedback (see below):

  1. ブロック中の利用者の場合、イベント登録ではどのような扱いが適切でしょうか? ブロック中でもキャンペーン・イベント参加を認めますか? 可否それぞれの理由は? ブロックの種類ごとに変える必要はありますか?(期限付きや無期限、その他)
  2. For event pages in the event namespace, should we allow the pages to be moved?
    1. If yes: What happens if an event page gets moved to another namespace and it has registered participants?
    2. If yes: What should be the behavior/warnings to the user if they want to move the page?
    3. If yes: What should happen if an event page is moved to a namespace where event pages are not allowed?
  3. For event pages in the event namespace, should we allow the pages to be deleted?
    1. If yes: Who should be able to delete event pages?
    2. If yes: What should happen if an event page gets deleted and it has registered participants?
    3. If yes: If people have registered, what should happen to the data if the page is deleted?
  4. Is there anything else you would like to add (about the V0 prototypes, release plan, or anything else)?

Thank you in advance for your feedback, and we look forward to reading your responses!

2022年3月4日

皆さん、こんにちは。ここのところ忙しい月が続いたのですが、ようやく情報更新できるようになりました。更新がすっかり遅れてしまいすみませんでした。 10月から12月に作業が停滞し、原因は新スタッフの研修や祝日など休暇が多かったからです。新年を迎え、(訳注:6月の年度末に向けて)技術系の年間計画の見直しと最終案作りに追われていました。ようやくペースが戻ってきたので当プロジェクトは正式にビルド段階に入りました。左記に加えて、すでにフィードバックを寄せてくれた皆さん、大変お待たせしました。更新部分に目を通してプロジェクトのトークページにご指摘ご感想など投稿をご検討ください。フィードバックはどれも助けになり、今後も皆さん全員から学んでいきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。

新規の名前空間を作成する提案

キャンペーンチームから提案があり、 メディアウィキに新規の名前空間 2ページを作って、名称は「イベント」「イベントのトークページ」としてはどうかとのことです。提案内容は Phabricator を開き T302040 を参照してください。その名前空間の目的はウィキのプロジェクトを横断してイベントを総覧できる場所を作ることで、キャンペーン類、カンファレンス、オフ会(ミートアップ)、事務局時間その他の企画をまとめます。〔イベント〕と呼ぶなら、何ができるページにするのか、当チームで楽に把握できるように以下のが検討課題ではないかと考えています:

  • Add registration to event pages (and avoid adding registration to inappropriate page types, such as article pages)
  • Display all events in an event calendar in the future
  • Begin getting more accurate data on event activity as a movement (such as how many events & which types of events are going on)
  • Make it easier for everyone to know what is an event page, since right now event pages often look very similar to article pages
  • Highlight the fact that organizing or participating in events is a critical form of movement activity, and that someone can be an impactful Wikimedian in more ways than just contributing to the wikis

技術面の更新情報

10月から1月の期間に技術者と担当部長が着任しました。それ以降、技術面の段取りを組んで当プロジェクトのビルド段階を正式に開始でき、進行しました。技術者はキャンペーンイベント用のプラットフォームと登録ツールに集中してコアのインフラ構築を進める予定です。試験用に何かビルドできたら、皆さん全員と共有します。それまで進捗状況は Phabricator をひらき、登録プロジェクト・ボードおよびプロジェクト・プロファイルにてご確認ください。

設計の更新情報

使い心地テストやプロジェクトのトークページ、その他のチャンネルに集まったフィードバックを受け、設計チームではデスクトップ版のワイヤフレームを改造しました。そこで、子のワイヤフレーム版について同チームは第2回使い心地テストを実施しています。同ワイヤフレームが完成した段階で、また情報更新に載せる予定です。他にも設計チームはモバイル版のワイヤフレームの初版を開発中ですので、今後の情報更新にてお知らせします。

技術大使の情報更新

新規参加した技術大使をご紹介します。Antoni Mtavangu(スワヒリ語圏担当)、Georges Fodouop(フランス語圏担当)、M. Bachounda(アラビア語圏担当)です。 製品大使はチームと協力してコミュニティへの普及活動(アウトリーチ)を通じてプロジェクトの目標と戦略を伝えます。また主催者のニーズを把握できるように補佐をしてもらい、当チームは今回のプロジェクトに限定せず今後の作業計画に活用していきます。

未解決の質問

  • 新規のイベントを企画する時、皆さん自身(あるいは他のウィキメディアン)にとってイベントを、イベントのトークページの2つを作れば便利だと思いますか? 便利、便利じゃない理由も教えてください。
  • もしそれらの名前空間を作る場合、知っておきたい、気をつけたいと思うのはどんな点ですか?
  • 他にも当プロジェクトの更新情報や一般的なことで当チームに伝えたいことはありませんか?

Talk:Campaigns/Foundation Product Team/Registration#Feedback on March 2022 update皆さんのご意見ご感想他はプロジェクトのトークページにて投稿をお待ちしています

2021年10月8日

Hello, everyone! We are very excited to share an update on the Campaign Product team’s event registration project. First, we will share our project principles. Second, we will share wireframes for the desktop version (the mobile version will be in the next update). Third, we will provide questions for all of you. Thank you, everyone, and we look forward to reading your feedback on the project talk page!

プロジェクトの方針

プロジェクトの進展に伴い、私たちの作業のコアとなる複数の方針を以下のように明確にしました。

  • In the long-term, we want to build a platform, rather than one tool: Some people asked why we’re not using an existing open source solution for event registration. We’ll certainly examine the options, and nothing is ruled out yet. However, we’ll probably want to build our own solution. Here’s why: We want to build a Campaign Events platform over time—not just a registration solution. In order to build this platform, we’ll need to develop the core infrastructure, and the registration project is the first step in making this happen. To learn more, you can visit the plans & vision section of our team page.
  • We want to build for multilingual, diverse communities: Organizers have explained that the existing registration solutions lack sufficient support for global, multilingual communities. We completely agree. For this reason, we won’t consider this project complete until we build a solution that is usable for all language wikis and Wikimedia projects.
  • We plan to build in an iterative way: The first version of the registration solution will be very basic. We call it the MVP (or “Minimum Viable Product”), since it will just have the bare essentials to function. We work in this way so that we can collect feedback early on, and we can identify problems before we spend too long on a feature. Once we have released the MVP version, we can develop more advanced versions of the registration feature.
  • The MVP will just have the necessities: For the MVP, our goal is to build a simple registration configuration and management tool. The wireframes we have shared below are for the MVP version.
  • We will add enhancements later on: After we have built the MVP version, we can include the ability for organizers to add optional questions to the registration form, such as asking for the participant’s gender, location, wiki editing experience level, or why they joined the event. We can also add the ability for organizers to write custom questions.

ワイヤーフレーム:デスクトップ版

以下に示したワイヤーフレームでは、デスクトップ版の利用者にとって MVP のバージョンがどのように表示されるか共有します。ワイヤーフレームとは製品開発の一つの段階であり、特定のツールの視覚的な設計やワークフローを想起します。ワイヤーフレームは理論上のものであり、開発者によるツール開発によって見た目が変わる可能性があります。留意点として、モバイル版のワイヤーフレームは次の現状報告に合わせて共有する予定です。

イベント用の登録の作成

Access Organizer Center: We want to create an “Organizer Center,” where organizers can find tools and resources available to them. For this project, we may create a very basic Organizer Center, which will expand over time. The first tool to be featured in the Organizer Center will be the Event Registration tool. To access the Organizer Center, users can go to Contributions > Campaign Events.

Note that, in the future, the Organizer Center will probably be a part of a larger Campaign Events platform. To learn more, you can visit our plans & vision section of our team page.

 
Accessing Campaign Events platform

Selecting tool to create registration: Once the user is in the Organizer Center, they can choose to create a registration system for their campaign event. To do this, they click “Create registration for your campaigns events.”

 
Accessing the registration creation tool

Creating registration for campaign event: After the user has chosen to create a registration form, a new interface will appear. The organizer will input the following information: the event URL, event name, date, time, timezone, if it’s online or in-person, which tracking tool will be used, URL of tracking tool instance, usernames of organizers, and a link to the event's chat group. The tracking tool and chat group information will be optional. The user clicks on “Create Registration” when they are finished adding information.

登録作成が完了すると、キャンペーン・イベントのページに登録インタフェースが自動生成されます。次の見出しに詳細があります(「参加者の登録」)。

留意点として、このシステムの場合、主催者は事前にいくつか作成するよう求められている点です。つまりキャンペーン・イベントのページ、追跡のツール(例えばプログラムとイベントダッシュボードの設定)と、チャットのグループ開設です。

参加登録システムのバージョン1では、参加者に利用者名のみ尋ねます。実装がはるかに簡単だからです。ただし1号バージョンのリリース後、より洗練された登録フォームの作成を可能にできるか、主催者向けの選択肢として参加者に自己紹介とキャンペーンのイベントに参加する理由を質問するなど検討しています。

 
キャンペーン・イベントの登録システムを作成

参加者の登録

Registration automatically added to the event page: Once the organizer has created event registration, the registration experience will be automatically added to the event page URL specified by the organizer. The registration experience is a bottom sheet that overlays the event page. We chose the bottom sheet design so that it could work for many different types of event pages. In the bottom sheet, there is a button to “Register as userName.” So, if someone’s username was Lola, it would say, “Register as Lola.” The user can click the button to register.

 
イベントページの画面下に自動表示した登録用シートの例

詳細情報:「詳しい情報」リンクをクリックすると、利用者にイベントの詳しい情報として日付や会場、主催者名、参加者名簿などが閲覧できます。その画面には「利用者名で登録」リンクもあります。利用者が登録を済ませると、登録完了の確認メッセージが必ず表示されるはずです。

 
登録の体験で目にする詳細情報:イベントページにサイドパネルを表示

ログイン時にアカウントを作成する補佐:ログインしていない利用者が「利用者名で登録」ボタンを押すと自動的に小窓が表示されます。登録済みのアカウントがあるならログイン、ないならアカウント登録を選択。その手順を済ませると、自動的にキャンペーン・イベントの参加が登録されます。

 
キャンペーンイベントの参加登録をしたい利用者が見るログインの小窓
 
利用者がウィキのアカウントを登録していない場合、登録しようとすると見る小窓の例

登録が無事に完了:参加者が登録をきちんと終えると、登録完了を示す小窓が現れます。短い時間で小窓は自動で消えます。メールアドレスをアカウントに紐づけている利用者には、当チームの案ではメールの自動送信を組み込み、イベント情報としてチャットグループへの参加手順などを伝えてはどうかと考えています。参加者がイベントをやめたくなった時には、「登録内容を編集」をクリック(リンクは画面下部のシートまたはサイドバーに配置)、するとイベントをやめたいかどうか確認のメッセージを示します。

将来的に参加者は登録時に自分自身に関する情報を任意で 加筆できるようになります(ウィキの編集経験、キャンペーン・イベントに参加する動機など。)このサポートを加えた場合、 参加者がそれらの情報を編集する機能も設ける予定です。

 
イベントページで登録が完了した時の画面と下部に置いたシート
 
イベントページで登録が完了した時の画面と横に配置したシート
 
キャンペーンをやめたいとき参加者が見る画面

登録の管理

登録用フォーム類をすべて表示:登録用フォームを作成した主催者は、そのイベント用の登録フォームをすべて閲覧できます。そのどれかをクリックすると登録の詳細情報が表示され、そこに参加者名簿もあります。この表示から登録用フォームの削除、編集、閉鎖が手軽にできるようにします。

 
主催者用の登録フォームの一覧

参加者の閲覧、削除、メッセージ送信: 登録用フォームが完成すると、主催者に指定された人が閲覧できる登録者の情報は次のものを含みます。利用者名、登録した日時。まためいぼから参加者全員もしくは一部を選び、メッセージを送ったり名簿から削除したりできます。

主催者は参加者にメッセージの送信ができ、送信先は先方のトークページかメールアドレス宛になります。作業の技術面の難易度に応じて、当チームではMVP版(訳注:軽装版)のリリースを選んでトークページに限定するか、それとも両方の選択肢を盛り込むかするかもしれません。いずれにせよ、完成版では伝達先を両方、実現する予定です。

 
主催者は登録した参加者名簿を閲覧と削除、メッセージ送信が可能

未解決の質問

  1. キャンペーン主催者の立場から、皆さんはイベント登録の作成と管理のシステム案に関してどんな感想がありますか? 現状のシステムと比べると、どんな利点がありますか? 反対に不利な点はどんなところでしょうか?
  2. ではイベントページに設ける参加者登録の手順の提案について、どう思われましたか? 現状のシステムと比べた利点は? また同じく不利な点はなんでしょうか?
  3. まず登録ツールの軽装版を作る計画です(通称「MVP」= minimum viable product 版)。
  4. すぐに使えるようにするには、この初期バージョンに 欠かせない機能とは?」
  5. キャンペーンを運営する場合、登録者に必ず送りたい情報は何か、またその送信先を通常はどこにしますか?(たとえばトークページ、メール、SNSなど)
  6. 登録システムを最初に構築するのはデスクトップ版かモバイル版か、どちらを希望しますか?
  7. 他に追加したいことはありませんか?

皆さんのご意見ご感想をトークページに投稿してください。よろしくお願いします。