ウィキメディア財団理事会ノーティスボード/2022年4月のアナウンスメント2022年選挙の過程について
ウィキメディア財団理事会2022選挙 - 最新情報
理事会は、新しく選任される理事の能力と多様性を向上させる予定です。このため理事会は、今年、2名を選出するための新たな過程を承認しました。コミュニティ・提携団体の関わり方について変更があります。10月1日までに2名の理事を確定させることを目標にしています。提携団体は、多くの候補者を6名にしぼる投票を行います。その後、コミュニティーの投票により、6人の候補者の中から2人が決まります。
この2席は、2019年に提携団体の選出による理事席として選出された枠です。新しい過程は、今年行われたご意見募集に基づいています。理事会選挙と理事会選出タスクフォースによる更なる議論を踏まえています。
以下が新しい過程の主な点です。詳細については、勧告の全文をご参照ください。
- 候補者要件には、理事会が求めるスキルや多様性の要素が含まれています。提携団体は候補者を探すことに協力することが推奨されます。
- 候補者は、該当するスキルや多様性の要素に関連して、自分自身を位置づけるための声明を提出します。
- 提携団体は、新たに設置される分析委員会(Analysis Committee略AC)を構成し、候補者の声明を検討し、その評価を行います。
- 提携団体は、1提携団体あたり1票の単一移譲式投票(Single Transferable Vote略STV)により、6名の候補者を選出します。提携団体は、候補者の声明と分析委員会の評価をもとに投票を行います。
- コミュニティーの投票を行い、2 名の候補者を理事会に推薦します。2021年に実施されたSTV選挙と同様に、事前に選出された6名の候補者に限定して実施される予定です。
- 今回初めて、提携団体活動に携わる提携団体会員には、有権者資格を満たしていなくてもコミュニティ選挙の投票資格が与えられます。
- 運動憲章起草委員会で成功した投票アドバイスツールは、今回も提供します。
主な予定日は以下の通りです。
- 4月18日~5月9日:候補者を募集。
- 7月1日~15日:提携団体による投票。
- 8月15日~29日:コミュニティ投票。
- 10月1日:理事決定。
選挙管理委員会は、運動戦略と組織統治チームの支援を受けながらこの過程を監督します。理事会は、ウィキメディア提携団体と運動全体がこの過程に関与し、候補者の選定に貢献することを求めます。