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イベントの開催期間: 事件の適正な通報をどう取り扱うか
正当な嫌がらせ事件を通報するには、かなり勇気を奮い立たせないと無理かもしれません。通報しに来る人は、きっと嫌な思いをしたはずです。心が傷つき、恥ずかしい思いをしたり落ち込んでいたり、脅しや危険にさらされ、見下されて怒りを感じているかもしれないのです。前の節に記したアドバイスに加えて配慮する点:
- メモを書いてください。誰かが相談に来た時点で、すぐにメモを取る必要はなく (すぐに行動するほうが優先されるため)、それでも、記憶が新しいうちに通報の内容と関連する状況の詳細を記録することは重要なのです。また同時に、自分の話を真剣に聞いてくれたと、相談者に安心してもらう効果があります。
- 冷静に、合理的に。通報者は感情に流されている可能性があるものの、状況に対応するべき人は冷静でなければいけません。
- 作用しあうつもりで。場合によっては、チームが即座に介入する必要があります。状況に応じて、救急車を要請したり警察に連絡したり、会場の警備担当者に状況を知らせる必要があります。
- 医学的状況であれば必ず診療を受けてもらう。被害者本人が通報してきたら、必ず適切な治療を受けてもらってください。身体を傷つけられた場合は、最寄りの病院へ付き添う必要があるかもしれません。
- 対象者が行動を起こすのを助ける。事件の深刻度によりますが、すぐその場の対処、あるいは期間の長い取り組みの選択肢について、対象者自身が考えられるように促すとよい場合があります。それが本人の回復に結びつき、あるいは犯罪事件の被害届受理を助けることがあります。