Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Overview/調整役と運営管理グループ
作業部会の調整役
作業部会の調整役とはそれぞれの部会に置かれた連絡係で、部会と利害関係者(コア部門、他の作業部会、提携団体、コミュニティ、ウィキメディア財団)の双方向の連絡を担当します。その立場により、機構改革の協議の成功と、成果として勧告案を得るには、調整役は欠かせない存在です。
コア部門は調整役に関して、以下の役割の分担と責任範囲を明確に描くものとします。
- 連絡係としてコア部門と結ぶ存在です。情報や短信をグループに伝え、グループから集めたフィードバックをコア部門へ転送します。
- 運営グループの参加者としてすべての作業部会に属する調整役に加わり、次の目標に向かいます。グループ間の情報流通と交換の確立、グループ間の共通点と相乗効果、作業の重複の回避。それはまた必然的に月次の運営員会を伴います。
- グループ間の意思疎通を調整して運動戦略プロセスの利害関係者とやり取りをします(作業部会、コア部門、国別協会、コミュニティ、ウィキメディア財団、提携組織。)
- 定期的に会合を必ず開きグループの関与をうながし、あるいはコア部門と協力してグループが活発に参加するためのニーズを描き出します。
- 適合する場合:コア部門との調整を行い 衝突や嫌がらせ行為、または作業部会の参加者に対する脅威の可能性(グループ自体の内外いずれも)、ないしは運動戦略プロセスの利害関係者が対象の場合を扱います。
作業部会の進行グループ
作業部会の進行グループとは:
- 作業部会(以下WG)の調整役全員と財団コア部門代表が参加する。
- 月例の会議を開く。
- 会議の趣旨は作業部会同士の会話とする。
- それぞれの作業を通じて知り得たことを交換して学び合う。
- 支援が必要な共通項を見つける(管理、研修、出張など)
- 最善手法の提示と採用(ツール、手法、意見交換のチャンネルなど)
- 共同作業ができそうな課題を開拓し作業の相乗効果を狙う。