助成金:MSIG(運動戦略を実現させるための助成金)/はじめに

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運動戦略イニシアティブ助成金(MSIG)は、 私たち財団の運動戦略を実施するための助成金です。MSIGは、運動戦略イニシアチブの現在の状況を鑑み、さらに一歩前進させるプロジェクトを支援します。このようなやり方で、財団と皆さんは、すべてのイニシアチブを調査、計画から、開発、立ち上げまで、1ステップずつ実行していきます。私たちは、皆さんのプロジェクトが大きいものであれ小さいものであれ、この助成金で支援します。ただしプロジェクトは、45のイニシアチブのいずれか一つを推進するものでなければなりません。(※訳注:Movement Strategy Implementation Grants=運動戦略イニシアチブ助成金)

詳細

コミュニティ資源チーム(Community Resources)は、皆さんの提案の情報を知りたがっています! 早めの草稿(下書きでも!)提出は大歓迎です。不明な点はなんでもstrategy2030 wikimedia.orgまでお問い合わせください。2週間以内に確実にご連絡を差し上げます。

資格:すべての提携団体とボランティアの皆さんはぜひ、あなたの提案を提出してください。共同作業は特に嬉しいです! あなたが計画の申請に取り掛かるにあたって、私たちは一連の見本を一読されるようお勧めします。

金額:申請額は2万5千米ドルまでを条件として募集します。これを超える金額の申請には、手続きを開始する前にコミュニティ資源チームのプログラム責任者にご連絡をお願いします。

申請の区切り:申し込みの審査は毎月15日から月末にかけて行います。当月の審査に間に合わせるには、15日以前に申請手続きを済ませてください。

申請の手順 

手続き全体の流れは次のとおりです。

  1. 申し込みフォームに記入する(まだ提出しません)
  2. あなたの助成金申請に関する情報を周りの皆さんにお見せして、コミュニティからの支持や感想を得てください。
  3. 以下の情報を strategy2030 wikimedia.org にeメールで送る
    1. 申請代表者の姓名
    2. Metaに記入した申し込みへのリンク
    3. 運動戦略のイニシアティブ45件のうち、1件へのリンク。これは、あなたの計画がターゲットにする構想へのリンクです。
    4. 申請額をアメリカドルで表記
  4. 皆さんの申請は2週間以内に審査されます。
  5. 私たちは、もし必要があれば、皆さんの申請ページ付属の議論ページに、ご提案に関する質問を投稿するかもしれません。(あらかじめウォッチリストに追加をお忘れなく)。
  6. 質問が投稿されたら、平日5日以内にご回答ください。
  7. 皆さんの申請はさらに最終審査にかけられます。
  8. 申請の最終審査結果は電子メールでご連絡します。

留意点

  • あなたがサポートする予定の特定のイニシアティブについて、最新の状況と対話を、確実にフォローしてください!
  • 計画はできるだけ明確に書いてください。他の人に伝わりにくい点はありませんか? 他の誰かに詳細を説明して、読んだ感想をもらいましょう。的確かつ事務的な言葉を使って短くまとめ、曖昧で詩的な表現は避けましょう。
  • コミュニティの他メンバーやグループとつながりましょう。皆さんの申請の審査にあたっては、皆さんのプロジェクトとは無関係なボランティアや提携団体の承認を考慮に入れます。

助成の対象にならないケース

  • ご提案が、運動戦略イニシアチブの目的の実現にとって、確実な効果があることをはっきり示せない場合(支持の多さは考慮しません)。
  • その活動がプロジェクトの目標達成をどう推し進めるか、納得させる説明がない提案。

背景

運動戦略の実施の進歩と同時に、ウィキメディア財団は私たちのムーブメントを未来に導く戦略の方向性に以下のように強く取り込み続けます。

ウィキメディアは2030年には、フリーな知識のエコシステムにおいて重要なインフラとなり、運動の将来像に共感する人なら誰でも参加できます。

運動戦略の数年にわたる作業に基づいて、10の勧告45 のイニシアティブと、8の優先クラスターがあります。これらを効果的に実現させるには入念な計画が必要です。運動戦略実施助成金は、特定のイニシアチブをターゲットにした皆さんの実施計画策定やプロジェクト、活動が支援の対象です。

前回の助成金の募集は、2021年4月から7月まで実施しました。このとき特定のイニシアチブ推進を目指す短期計画の進展ができました。申請者ならびに当プロセス改善についてアイデアを共有してくださった皆さん、ありがとうございました。これらのやり取りから学んだ教訓により、現在の運動戦略助成金の取り組み(2021-22年)を構成しました。