ESEAPカンファレンス2018
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ESEAP会議2018 は ESEAP 地域全域のウィキメディアコミュニティの地域会議です。ESEAP とは東アジア、東南アジアおよび大洋州 (East, South East Asia, and Pacific) を表す略語です。当該のウィキメディア・コミュニティ向けとしては初の会議で、2018年5月5日〜6日にかけてインドネシアのバリで行われました。
背景 |
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目的
- ウィキメディアのローカルのコミュニティを設立し運営管理する方法を学ぶ(キャパシティ創出)
- ESEAP地域内でウィキメディアの地域協力を促進する
沿革
ESEAP カンファレンスは、2018年に第1回会議をバリ島で開くことが決まるまで開催準備に数年を費やしました。ベルリンで催された WMCON 2015 の席上、ウィキメディア香港 (WMHK)、ウィキメディア・インドネシア (WMID)、ウィキメディア・フィリピン (WMPH)、ウィキメディア台湾 (WMTW)ならびに中国利用者グループが地域会議を持つ意義について初めて話し合いました[1]。この提案はいかんせん支持が少なく中断します。翌年の WMCON 2016 で前出の WMHK、WMTW、WMID、中国利用者グループに加えてウィキメディア・タイ (WMTH)、韓国ウィキメディアンならびにウィキメディア・オーストラリア (WMAU) が共同の地域活動を議論しました。そこから Meta にオンラインのプラットフォーム ESEA ハブが生まれ[2]、それにあわせて ESEA 域内の国別・地域別協会や利用者グループの活動記録やニュースをまとめて発信するたニュースレターも始まりました (残念ながらこちらも休眠状態)。地域会議についても案を話し合ったものの、その時点では予算のめどが立たず、開催に至りませんでした。
地域会議開催の機運は、中国、台湾、日本、韓国、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、タイおよびマレーシアから参加者を集めたウィキメディア国際会議 WMCON 2017の席上で高まったのです[3]。これらの国々が持続可能な協働を持ったことも、互いにダイアログを交わしたこともない点は出席者に共感され、地域会議が未開催であることはその象徴でもあります。私たちが互いに同じ経験をするとコミュニティが強くなり、将来、素晴らしい提携関係へと結びつく可能性もあると確信しています。しかしながら、ボランティアの能力と使えるリソースを考慮に入れ、初回の会合は、参加者が互いに親近感を持てて、なお重要な会話にふさわしい規模に抑えることに決まりました。
地域会議の開催が決定し、対象地域を「ESEAP」すなわち東アジアと東南アジアおよび大洋州としました。理由は (a) 地理的に近いこと、(b) この数年の実績として、この地域の主な国同士でウィキメディアンの交流が強まったこと (オンラインもオフラインも)、また (c) コミュニティの強化が必要な背景として、域内の地方語が2,000超ありながら、固有のウィキメディアプロジェクト (ウィキペディア、ウィクショナリー他) を持つものはその1パーセントに満たないことが根拠とされます。
このページに記された東・東南アジアおよび太平洋地域のウィキメディアン、特に、アクティブに関わっている人たちやローカルコミュニティの発展にたいへん興味がある人が、この国際会議に参加できます。
委員会
スタッフ委員会 (WMF職員を含む)
ボランティア委員会
- 機材調達
- プログラム
- 補助金
- コミュニケーション
注釈