ウィキメディア運動提携団体/ウィキメディア運動の規定を遵守しない提携団体に対する対処要綱
ウィキメディア運動団体 (国別協会、テーマ別組織、ユーザーグループ) として公認を受けるとは、独立したグループがウィキメディアの使命を推進するためにウィキメディアという名を使用することを許された貴重な特権です。ウィキメディアの組織の大半がここで定められた基本のコンプライアンスを遵守していますが、不遵守であるといった例外的なケースに対処するためにプロトコルが必要です。不遵守の団体を継続的に後任とすることはウィキメディア運動にとってリスクとなります。
このpageは歴史的な関心の対象として保持されています。文中では、既に廃止された方針が言及されていることがあります。 Please follow the link below to find the most up-to-date details of the compliance intervention process. |
遵守には以下が含まれます。
- 当該団体がウィキメディア財団と締結した契約条件に準拠していること。次に列挙しますが、それらに限定されません。すなわち公認の際の同意、ユニバーサル行動規範、ファンドレイジング同意、商標またはウィキメディア商標ポリシーに関する同意、そして助成金に関する同意です。
- 所在する国で適用される法および規則に準拠していること。
- 誤った行為に関与しないこと。
- ウィキメディア運動の評判を損なわないこと。
加えて提携団体は、organizational best practicesとguidelines potential conflicts of interest について財団理事会の決議に従うことを奨励します。
遵守問題が特定された場合 Wikimedia Foundation (WMF)スタッフは、その問題が軽いものであり修復可能であるかどうかを判断します (例えば、当該団体が潜在的な問題のある活動に従事したが問題を修復できた場合、または団体が要求された報告を提出しなかった場合)、または深刻な場合 (例えば選挙詐欺、不正行為、行き過ぎた政治活動でウィキメディア運動の評判を損ねるなど)。
深刻な緊急な不遵守の場合、WMFのスタッフは当該団体に連絡し、団体としての遵守問題または特定の問題について通知します。その後、団体への公認はグループの合意がある場合直ちに終了することができます (理事会の審査や上訴なしに)。 このような場合、可能であり合理的な場合、WMFのスタッフは 提携団体委員会 (AffCom) に通知し、回答を72時間待ち、理事会に通知します。そうでない場合いずれも事実後通知となり、必要に応じ両者は応答する機会を得ます。
緊急でない不遵守の場合、すなわち評判リスク、軽度の不当行為、または不遵守レベルにより、損害を防ぐか修復することができる場合、WMFのスタッフは団体の公認終了を検討する前に、その団体と対話しつつ問題に対処することができます。
- WMFのスタッフは、当該団体に不遵守問題または特定された問題を連絡します。当該団体に継続的な不遵守がある場合どうなるのかについてを当該団体に連絡します。
- WMFのスタッフは、遵守に関する問題や特定された問題の解決のため、適切な期限、または適切な場合、WMFからの支援を含め、是正のための計画を書面とし手作成し、当該団体と協力する努力をします。WMFのスタッフは、計画に記載された日付または複数にわたる日付で当該団体の進捗状況を確認します。
- 当該団体が財団スタッフに回答しない場合もしくは説明責任を果たさない場合、(理事会の審査あるいは異議申し立てを経由せずに)財団スタッフは当該団体の公認を停止させることができます。そのような事態において、提携団体委員会には72時間の回答期限付きで通知し、理事会は可能であり合理的な場合は事前に通知を受け、その他の場合は事後的に通知し、必要と思われる場合には対応の機会が与えられます。