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通報の対応: 他の部署へ送る
事件はコミュニティの掲示板へリダイレクトをお勧めしない?
コミュニティの掲示板は、問題にもっと注意をひきつけ、困難な状況に対処してくれる人を探すのに最適です。また問題を掲示板に持ち込むと透明性をもたらし、争いが不利益に取り扱われるのを避けることができます。コミュニティの掲示板は、1件の編集合戦や個別の個人攻撃のような問題の対処に向いていて効果的な場所かもしれません。
そうは言うものの、掲示板は誰に対しても公開されていて誰でも参加できる場所です。そのため、望ましくない注意を引きつけたり、嫌がらせ行為の被害者が名指しで非難される可能性があります。しばしば掲示板の議論は敵対的に流れ白熱し、あっと言う間に制御不能に陥る場合があります。このため、嫌がらせ行為の通報先にもっと良い選択肢がある場合には、コミュニティの掲示板にリダイレクトしないようお勧めします。
個人が対処しても構わないタイプの問題とは?
被害者を明らかに狙ったり、いじめを含むいやがらせ行為が明確なケースは、当然のことながら個々の管理者がローカルの方針に従って対処できます。通常、そのような種類の嫌がらせ行為は発見しやすくプロジェクトの多くでは扱いやすいものの、事例の中で最も長引く問題になりがちです。不確かな場合や状況があなたにとって手に余るほど拡大した場合の適切な対策は、常に上部組織に支援を求めることです。
たとえば微妙な嫌がらせや、ベテラン編集者で他の点では建設的な人が関わる場合などはより困難なケースであり、調査を終了するまでに必ず複数の人が協議しなければいけません。SuSa (支援安全部) はこういうケースは私的に話し合うことをお勧めします。他の事項を考慮してよほど有効でない限り、掲示板は使用しないでください。
高度な管理権限を持つ利用者や裁定委員会にリダイレクトするべき問題とは?
あなたを名指しした通報を受け取った場合でも、それを処理する必要も解決する責任もありません (もちろん適切であればどちらも対処できます)。これらの通報は「チェックユーザー」や「オーバーサイト」の高度な権限を持つローカルユーザー、裁定委員などの対処が最適な場合があります。上記の理由から、このようなケースのリダイレクトはオン・ウィキではなく私的なほうが適切かもしれません。
ローカルの管理者は最も複雑なケースを除いて対応できますが、通報の重大さ、時には通報者または通報された当事者の状態により実際に対処する場所が左右されます。
通常、嫌がらせ行為を通報するのは信用できる利用者です。ただし編集制裁、編集禁止、さらには編集ブロックや追放の処分を受けた利用者からも通報を受けることがあります。コミュニティの地位や関与する利用者の評判に基づいて通報を却下しないでください。評判を知っておくと事件の処理に適切な場を決める役に立つものの、当事者の評判ではなく、あくまでもそのケースの事実に基づいて調査を進めます。