Training modules/Dealing with online harassment/slides/debriefing/ja

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案件の処理後:審問

案件処理から時間をおかず、あなたと所属のグループ(例えばローカルのオーバーサイト権限のある利用者やスチュワード)は打ち合わせを開き、直前に仲介を行った案件を「審問」してください。具体的には自分たちに自問自答する事で、以下の設問が作業の助けになります。

  • 状況において最善の結果を出せたか?
  • この事例でうまくいった点は?(肯定的に受け止められた、あるいは事態の進展を促した言動を書き出してみる)
  • 反対にこの案件でうまくいかなかった点は?(進展がもたついた部分、あるいはプロセスのどの部分が流れの妨げになったか書きだしてみる)
  • 次回はどうすれば流れが良くなるか? 改善あるいは話し合いが必要な方針はあるか?

話し合いを終了した案件に、処理を済ませた直後に再び立ち返るのは奇妙だと感じるかもしれませんが、このような審問は対応のプロセスの改善に役立ち、同時に非公式であっても流れの把握の記録をつける役割があります。タイミングは案件処理の直後が最適で、関係者の記憶が薄れる前に実施します。将来、似た案件が発生したとき対応がよりよくなり、もしかしたら予防も可能かもしれません。このプロセスは非公開でよいし—メールでスレッドを作るのもチャットなどのプラットフォームを使うのも可能です。検討する要点はプロセスに改善できる点はあるかどうか、問題点はどこにあるかです。