計画/ウィキメディア運動/2018-20/実施への移行
このページでは戦略プロセスの完了したフェーズについて述べます。最近の情報は、お手数ですが運動戦略のメインページを開いてください。 |
私たちはウィキメディア運動全体における将来の変化を導くために、戦略の方向性、 勧告およびその原則を設けました。それらの変化を導き決定がなされ、影響を受ける人々やコミュニティと協力して行動がとれるように、私たちはそれを実施への推移を経てどのように実現させるか、考えなければなりません。
概要
2020年10月から12月にかけてウィキメディアのコミュニティ、提携団体と運動戦略支援チーム(Strategy Support Team)はおよそ50回のイベントを開き、コミュニティの将来にとって重要と思われる運動勧告の優先順位をつけ、イニシアチブ(勧告それぞれの結果)を選定しました。これらイベントならびに11月の主な「グローバルな会話(Global Conversations)というイベントの成果として、主要なイニシアチブならびにイニシアチブ群合計8件(複数のイニシアチブのまとめ)を選び、実施の優先事項(priorities for the implementation)としました。
2020年12月から2021年2月にかけて、最上位のイニシアチブ群8件、すなわち通称としてクラスターA からクラスターH までを「フォローアップのイベント」としてさらに協議しました。それに加え、クラスターAというイニシアチブに特に焦点を当てて大きめのイベントを1回実施しました(ウィキメディアの組織統治関連つまり運動憲章と暫定のグローバル評議会 Interim Global Council を含む)。このイベントの成果はメタに詳しく報告しており、運動憲章と暫定グローバル評議会を進行するいくつかの選択肢を盛り込みました。実施の協議はまもなく始まる予定です。
背景
勧告の公表から各点の実施に移行するには、計画が必要です。その策定にあたり、9月から運動全体を巻きこんでバーチャルな会合を開きます。枠組みとして運動戦略の原則に従い、計画策定が包括的であり、運動の多様な実施者層に力を与えて誰も取りこぼさないように努めます。
本来ならウィキメディア・サミットの場で互いに顔を合わせ、実施への移行について作業ができるはずでしたが、その機会は訪れませんでした。それでもなお、参加者数が増え、より多様な背景をもつ参加者を得るという機会に恵まれました。計画策定のプロセスではオンラインを介して、貢献者、技術開発者のコミュニティ、小規模な利用者グループの皆さんとのやりとりが重要な優先事項となります。
多数の多様な参加者とバーチャルなやりとりが成立するかどうかは、挑戦しがいのあることです。設計グループが移行に関するバーチャルな協議の準備にあたる予定です。このグループの構成員はコミュニティの皆さんのうち運動の異なる部分や趣意を反映する人々です(選定の要件をご参照ください。)
日程
6月8日 - 6月21日
2020年 設計グループへの参加呼びかけ |
6月22日 - 6月下旬
2020年 設計グループと、より広い運動との協議ならびに公開の設計作業 |
8月上旬
2020年 オンラインのイベントの下案をコミュニティに公開してフィードバックを集める |
8月から9月
2020年 オンラインのイベント開催計画のまとめと開催準備 |
9月から10月
2020年 優先順位を協議する会合の準備と実施 |
11月から1月
2020年 - 2021年 実施計画(のべ18ヵ月)をまとめる世界的な会合 |
1月から2月の間
2021年 フォローアップの会合ならびに実施への移行 |
資料
ポッドキャスト
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移行に関する会合のまとめ、1ページ版
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準備について1ページに要約
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準備と優先順位決定の会合の解説スライド集
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勧告の1ページ版要約