ライセンス更新投票は終了しました
こちらで結果を公表しています。一連のページは、結果を反映した更新を必要としています。また、終了した事柄についての記述が含まれていることに、注意してください。引き続き翻訳にご協力ください。


重要なお知らせ: 下記のテキストはボランティアによる 英語の原文の翻訳です。未更新の箇所、不完全な訳、誤訳を含んでいるかもしれません。 おかしいと思ったときは、英語の原文を参照するか、翻訳の改善にご協力ください。

ウィキメディア財団の理事会はウィキメディア・コミュニティに、GNU Free Documentation License (GFDL)とのデュアルライセンスを維持しつつ、Creative Commons Attribution-ShareAlike license (CC-BY-SA)のもとでウィキメディアの素材が利用可能にする再ライセンスを行うというこの提案への投票を呼びかけます。理事会は、ウィキメディアの素材に適用可能なライセンスの選択肢を評価したうえで、この提案が、教育的な素材を収集し、開発し、頒布し、すべての場所の人々に、無料で永続的に利用可能にするという、私たちの集団的な目的を実現する最善の方法であると信じています。

より明確にいえば、ウィキメディア財団の提案は、サイトごとのライセンス条項とすべてのプロジェクトのための利用条項を、以下のように修正するというものです:

  1. (「以降のバージョン」条項を持つ)GNU Free Documentation Licenseのもとで現在配布されているすべてのコンテンツを、GFDLの最新バージョンで明示的に許されているように、CC-BY-SA 3.0のもとでも追加的に有効であるようにし、
  2. この様式において新しいコミュニティの編集の継続的なデュアルライセンスを要求しつつ、しかし第三者からのコンテンツはCC-BY-SAのみを適用することを許容し、
  3. 移入されたCC-BY-SAのみの情報を含むコンテンツはGFDLのもとで利用することはできないと、再利用者に告知する

制定された方針と実践に一致し、CC-BY-SAライセンスのモデルに一致するように、執筆者と編集は再利用者によってクレジットされることに同意することがひきつづき要求されます。少なくともこれは、彼らが投稿した項目へのハイパーリンクかURLを通して、実行されます。 より完全な概要のために、Licensing update/Questions and Answers日本語訳)を参照してください。

動機 edit

この提案における変更の中心的な動機は、以下のとおりです:

  • 私たちは、現在のところ、Creative Commons Attribution/Share-Alikeライセンスを使用しているプロジェクトと(どちらの方向でも)文章を共有することができません。The Creative Commonsライセンスは、世界中の数十万の著者によって使用されており(統計を参照)、ソフトウェア以外の作品の権利をリリースするもっとも広く使われる法的なツールへと急速に成長しています。そのため、知識を自由に共有する他の非営利団体とオンライン・コミュニティとのこの相互運用の障壁は、ウィキメディアの使命への障害となっています。
  • GFDLは、それぞれの複製物にライセンス文言の全体を含むようにもとめる要求のような、いくつかの潜在的に負担となる条項を含んでいます。これらの要求は、文章とマルチメディアの再利用(記事の音声や印刷されたバージョンや、画像の印刷物など)を阻害しています。ウィキメディアは、最大限の可能な自由な知識の頒布にコミットしています。私たちの利用条項はつねに再利用のための低い障壁を考慮してきましたが、ライセンスの文面のそれらの条項の非一貫性は、不安、不確実性、そして何が適法で何がそうではないかという疑問へと導きます。このことは、法的な助言を入手でき、調査ができる再利用者を、そうすることができない利用者よりも有利にします。このことも、ウィキメディアの使命への障害となっています。

提案されているライセンスの更新は、すべての個人がすべての知識の総体を自由に共有できる世界という私たちのビジョンへの取り組みにおいて、より高い相互運用性とより多くの世界規模の自由な知識の再利用を達成するためにデザインされました。

決定プロセス edit

変更を実施するかどうかを決定するために、ウィキメディア・コミュニティによる投票が行われる。2009年3月15日より前に少なくとも25回の編集をいずれかのウィキメディア・プロジェクトで行った(原文: at least 25 edits to any Wikimedia project prior to March 15, 2009)botを除くすべての利用者は、投票に参加することが歓迎されます。 投票は、三つの選択肢を持ちます:

  • はい、私はこの変更に賛成します
  • いいえ、私はこの変更に反対します
  • 私はこの変更に関して意見をもちません

選択を表明した投票者のうち50%未満の人々が変更を支持していた場合、これは即座には実施されず、さらなる理事会レベルとコミュニティの協議が行われます。

選択を表明した投票者のうち50%以上の人々が変更を支持していた場合、これは理事会の承認に付託されます。投票の結果および異議の性質に応じて、理事会はさらなる審議、提案の修正、あるいは現状の内容のままでの実施を選択する可能性があります。理事会が提案を承認した場合、実施のための特定日が設定されます。

投票は2009年4月に開始予定である。日程の草案は、Licensing update/Timeline日本語訳)で確認できます。

投票中および投票前において、Talk:Licensing update/jaにコメントを残すことができます。

利用規程の提案内容 edit

これらの規程は、現在GFDLを利用しているすべてのサイトにわたって、施行される。

  • サイトのフッターは、次のように修正されます:

All text is available under the Creative Commons Attribution/Share-Alike License. Text may also be available under the GNU Free Documentation License. See ((link to copyright policy)) for further details. See the page history for a list of authors. Media files are available under different licenses; click the file for more information.


<参考訳>

すべてのテキストは、Creative Commons Attribution/Share-Alike Licenseライセンスの下で利用可能です。また、テキストは、GNU Free Documentation Licenseの下で利用可能である場合もあります。さらなる詳細は((著作権の方針へのリンク))を参照してください。著者のリストは、ページ履歴を参照してください。メディア・ファイルは、異なるライセンスの下で利用可能です; さらなる情報のためにはファイルをクリックしてください。

  • 編集画面の条項は次のように修正されます:

By submitting an edit, you agree to release your contribution under the terms of the Creative Commons Attribution/Share-Alike License and the GNU Free Documentation License. Re-users will be required to credit you, at minimum, through a hyperlink or URL to the article you are contributing to, and you hereby agree that such credit is sufficient in any medium. See ((link to copyright policy)) for details. If you do not want your writing to be edited mercilessly and redistributed at will, then do not submit it here. You are also promising us that you wrote this yourself, or copied it from a public domain or similar free resource. PLEASE DO NOT SUBMIT COPYRIGHTED WORK WITHOUT PERMISSION.


<参考訳>

このページに投稿することにより、あなたは、あなたの投稿内容をCreative Commons Attribution/Share-Alike LicenseとGNU Free Documentation Licenseの条項のもとで公表することに、同意します。再利用者は、少なくともあなたが投稿した項目へのハイパー・リンクかURLによってあなたをクレジットすることになり、あなたはそのようなクレジットがいかなる媒体においても十分なものであることにいまここに同意します。詳細は、((著作権の方針へのリンク))を参照してください。もし、あなたが、あなたの記述が容赦なく編集され、任意に再配布されることを望まないのであれば、いまここで投稿してはなりません。同時に、あなたは、この編集内容をあなた自身が書いたか、パブリック・ドメインであるか類似の自由な素材から複製したことを、私たちに誓約します。許諾のない著作物を投稿しないでください

  • 標準的な著作権の方針が提供されます。また、その方針は英語以外の言語に逐語的に翻訳されます。その方針には、両ライセンスの文言とは別に、再利用者に対する以下の期待(CC-BY-SAの下での利用のガイドライン)が含まれます:
  • Attribution of text: To re-distribute an article page in any form, provide credit to the authors either by including a) a hyperlink (where possible) or URL to the article or articles you are re-using, b) a hyperlink (where possible) or URL to an alternative, stable online copy which is freely accessible, which conforms with the license, and which provides credit to the authors in a manner equivalent to the credit given on this website, or c) a list of all authors. (Any list of authors may be filtered to exclude very small or irrelevant contributions.)
  • Attribution of rich media: Rich media (images, sound, video, etc.) that were created through substantive collaborations between at least five people can be credited in the same fashion as text; other rich media files must be attributed in any reasonable manner specified by the contributor(s).
  • Attribution of externally contributed content: The above attribution requirements apply to content developed and uploaded by the Wikimedia community. Text and rich media contributions that come from external sources may attach additional attribution requirements to the work, which we will strive to indicate clearly to you.
  • Copyleft/Share and Share Alike: If you make modifications or additions to the page or work you re-use, you must license them under the Creative Commons Attribution-Share-Alike License 3.0 or later.
  • Indicate changes: If you make modifications or additions, you must indicate in a reasonable fashion that the original work has been modified. If you are re-using the page in a wiki, for example, indicating this in the page history is sufficient.
  • For further information, please refer to the legal code of the CC-BY-SA License.


<参考訳>

  • テキストの帰属表示: 項目ページのいかなる形態の再配布においても、次の3つのうちのいずれかを含めることによって著者のクレジットを提供しなくてはならない。 a) 再利用している一つまたは複数の項目への(可能であれば)ハイパー・リンクまたはURL、 b) ライセンスに適合し、このウェブサイトに記載されているクレジットと同等のやり方でクレジットを提供する、安定したオンライン上のコピーへの(可能であれば)ハイパー・リンクまたはURL、 c) すべての著者のリスト(いずれの著者のリストにおいても、非常に小さい、あるいは意味のない投稿は除外されていてもよい。)
  • リッチ・メディアの帰属表示: 5人以上による実質的な共同作業によって作られたリッチメディア(画像、音声、動画など)は、テキストと同様のやり方でクレジットされてもよい。その他のリッチメディアファイルは、その作成者(たち)によって指定された合理的なやり方で帰属表示されなければならない。
  • 外部からの貢献を含むコンテンツの帰属表示: 上記の帰属表示の要求事項はウィキメディアコミュニティによって作成されアップロードされたコンテンツについて適用される。外部から貢献によるテキストとリッチメディアは、帰属表示に関するその他の要求事項を付け足すことがある。我々は、その事項をできるだけ明確に示すように努力する。
  • Copyleft/Share and Share Alike: 再利用したページや作品に変更や追加を行った場合、Creative Commons Attribution-Share-Alike ライセンス 3.0 or later でライセンスしなければならない。
  • 変更点を示す: 変更や追加を行った場合、合理的な形で原作品が変更されたことを示さなければならない。ウィキで再利用を行う場合は、そのことをページの履歴で示すだけで十分である。
  • より詳しい情報については、CC-BY-SAライセンスのlegal codeを参照ください。
  • 著作権の方針は、CC-BY-SAライセンスの下にある第三者のコンテンツを取り込むことへの配慮から、以下の言明を含みます:

You may import any text from other sources that is available under the CC-BY-SA license, even if it is not available under the GNU Free Documentation License. You are under no obligation whatsoever to obtain such content also under the GFDL. However, you may not import text that is only available under the GFDL. If you import text under the CC-BY-SA license, you must abide by the terms of the license; specifically, you must, in a reasonable fashion, credit the author(s). Where such credit is commonly given through page histories (such as wiki-to-wiki copying), it is sufficient to give attribution in the edit summary, which is recorded in the page history, when importing the content.

  • 著作権の方針は、GFDLでの再利用への配慮から、以下の言明を含みます:

If you want to re-use pages under the terms of the GNU Free Documentation License, you must verify, for every page you re-use, that it does not include information that is exclusively licensed under the Creative Commons Attribution/Share-Alike License. This should be noted in the page history, the footer, or the discussion page. If such information is included, you cannot re-use the page under the GFDL. Revisions created prior to ((date of license update)) can be reasonably expected to not include any CC-BY-SA-only text.

これらの条項の文言は、将来、ウィキメディア財団によって明確さと詳細さのために合理的な修正をされる可能性があります。

なお、私たちは、GFDLでライセンスされている(ただし、"GFDL 1.2 only"でライセンスされているのではない)メディア・ファイルを、追加的にCC-BY-SAのもとでも有効にするようにコミュニティに奨励するでしょう。