Licensing update/License comparison/ja

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次の表は、GNU Free Documentation License (GFDL)とCreative Commons Attribution-Share Alike 3.0 (CC-BY-SA) の類似点と相違点の概要です(訳注:一部、もとの英文を付記しました)

GFDL CC-BY-SA
ライセンスの著作者
(License author)
フリーソフトウェア財団 クリエイティブ・コモンズ
現在のバージョン
(Current versio)
1.3(2008年11月) 3.0(2007年2月)
以前のバージョン
(Prior versions)
1.2(2002年11月)
1.1(2000年3月)
2.5(2005年 秋)
2.0(2004年5月)
1.0 (2002年12月)
意図されている対象
(Designed for)
フリーソフトウェアの説明書 一般的な利用
言語と法域
(Languages and jurisdictions)
アメリカ合衆国の法域の文脈のもと、英語で書かれている; 公式な翻訳はなく、いくつかの非公式な翻訳がある ひとつの一般的なバージョンと、特定の国の法域に適応され、それぞれの公的な言語に翻訳された40以上の互換なバリエーションがある
帰属表示
(Attribution)
タイトル・ページ(題扉、title page)は最新の著作者と少なくとも五人の以前の版の主要な著作者を含む。文書は、すべての以前の版の履歴(history)、それらの著作者、そして(もしあれば)それらのネットワーク上の所在地を含まなくてはならない。 最新の著作者と以前の著作者、そして(もし提供されていれば)彼らの指定されたスポンサー機関、作品のタイトル、(もしあれば)作品に結び付けられたURI、(もしあれば)以前の作品から変形・翻案等されたことの確認。

<英文>

Current and previous authors and their designated sponsor institutions (if provided), title of work, URI associated with the work (if provided), acknowledgment of adaptation from prior work (if any).

帰属表示の場所
(Attribution placement)
帰属表示は、すべての複製物に物理的に貼付される 帰属表示は、任意の「合理的な方法」で提供される
複製物が含まなくてはならないもの
(Copies must also include)
GFDLの文面、ライセンス表示、すべての著作権表示 The CC-BY-SAの文面またはそれへのURIによる指定、ライセンス表示、すべての著作権表示(原著作者によって放棄されていないかぎり)
二次的著作物
(Derivative works)
GFDLの下でライセンスされなくてはならない CC-BY-SAの下でライセンスされなくてはならない
集成
(Aggregation)
「ストレージまたは配布メディア」(storage or distribution medium)内の「別の独立した」(separate and independent)作品と、それら他の作品にGFDLを適用することを要求されることなく、組み合わせる(combine)ことができる 一つ以上の「分離され独立した」(separate and independent works)にCC-BY-SAを適用することを要求されることなく、それらとともに「コレクティブな全体に組み入れる」(assembled into a collective whole)ことができる。
複製防止メカニズム
(Copy prevention mechanisms)
再配布者は、作品の「閲覧やさらなる複製を妨害したり制御したりする技術的手段を用いることはできない」(may not use technical measures to obstruct or control the reading or further copying)。 再配布者は、受け取り手がライセンスによる彼らの権利を実行することを制限するような「効果的な技術的手段を押し付ける」ことはできない。

<英文>

A re-distributor may not "impose any effective technological measures" that restrict recipients from exercising their rights under the license

オープン・ファイル・フォーマット
(Open file formats)
Distributors of more than 100 copies must, at minimum, include a URI where a machine-readable copy of the work's text and other media is available in a widely used format whose specification is publicly known. Such URI should remain available for at least a year after distribution of the last copy in a format that is not machine-readable. 機械可読な複製の提供も、オープン・ファイル・フォーマットも要求されない
他の特色
(Other license features)
表紙テキスト(cover texts)と変更不可部分(invariant sections)を許す
存続期間
(Duration)
永久
免責条項
(Warranty disclaimers)
免責条項を保存しなくてはならない
営利利用
(Commercial use)
営利利用を許す
将来のバージョン
(Future versions)
著作者は、その作品のライセンスのすべての将来のバージョンへの拡張を、許諾することができる。(将来のバージョンについての許諾は、ウィキメディアのプロジェクトの文章については必須である。しかし、画像についてはそうではない。) 著作者は、その作品のライセンスのすべての将来のバージョンへの拡張を、許諾することができる。著作者は、ライセンスの将来のバージョンの下で派生版を作成することを、許諾しなくてはならない。