Image filter referendum/FAQ/ja
結果は2011年9月1日に発表が予定されていましたが延期され、9月3日に発表されました。
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よくある質問と回答の一覧です。個人的な質問や他の議論は、Talk:Image filter referendumへどうぞ。
画像各自遮蔽機能とは?
edit画像各自遮蔽機能は、ログイン利用者および匿名利用者に対して、ウィキメディアプロジェクトの見たくない画像を、容易に非表示にすることができるようにするものです。
設計原理は?
edit- この機能は、オプト・イン限定です。基本設定では、ウィキメディアの全内容が、全利用者のブラウザに読み込まれます。遮蔽機能が有効になるのは、全内容が読み込まれた後に、利用者によって特別に設定された場合に限られます。
- この機能は、各自の個人用の機能です。あなたが行う設定は、自分単独のためのものです。
- 画像は遮蔽されるのみで、削除はされません。遮蔽の解除は、簡単な指示で、いつでも、どんな画像も解除することができます。
- この機能は、文化的に中立・全許容的です。
- 最小驚愕原則が、開発の基礎です。
最小驚愕原則とは?
edit最小驚愕原則とは、利用者がウィキメディアのサイトで遭遇すると予想していなかった内容で、決して驚くべきでないことを意味します。サイクリングに関する項目をクリックするとき、あなたは、ヌード・サイクリスト(裸自転車乗り)の画像を見ると予想しません。あなたが固定(locks)に関する項目をクリックしたとき、例えば性的な緊縛のような画像を見せられるとは思わないでしょう。画像遮蔽機能で、あなたは自分のために、これらの可能性を減少させる設定をすることができます。
機能の挙動は?
edit利用者(ログイン利用者、匿名利用者問わず)は、ウィキメディアのページで遮蔽して欲しい画像の種類を、事前に作成された分類の中から選ぶことができます。または、最初にそれらの画像に出くわしたときに、それらの分類に属する画像を個人的に隠します。これらの決定はいつでも、戻せます。遮蔽するように設定された画像は、簡単な指示で再表示できます。
遮蔽できるのはどんな画像?
edit遮蔽できる画像は、分類群に分類されます。遮蔽分類群の構造と、どんな画像をその分類群に置くかは、コミュニティが決定します。
画像各自遮蔽機能の経緯は?
editウィキメディア財団の理事会は5月、物議を醸す内容の解決策の一つとして、全ウィキメディアプロジェクトに適用される機能を設計して施行するよう求めました。
この解決策は、去年の夏に理事会と共同体に対して、ウィキメディアプロジェクトにおける物議を醸す内容に関する問題と、長期間事業内で議論された問題への取り組みを支援するよう委嘱する物議を醸す内容に関する報告書への、理事会の応答でした。画像各自遮蔽機能のような機能の導入は、その報告書の推奨事項の1つでした。利用者投票を行って、機能に対する編集者の反応を調査するという決定は、財団のものでした。
この機能はウィキメディアプロジェクトで作られるべき内容の決定にどのように影響しますか?
edit全く影響しません。機能は、どんな内容がウィキメディアのサイトに載っているべきかを決定しません。そちらはウィキメディアのコミュニティが、現在の方針と指針に基づいて決定します。画像各自遮蔽機能は、読者と他の利用者の個人的な好みに合う方法で、その内容を見るかどうか選ぶ能力を、利用者に付与するだけです。
施行の理由は?
editこの機能は、ウィキメディアプロジェクトを使用する人のために、選択肢と満足レベルを増加させるために施行へと向かっています。この機能の導入により、世界中でウィキメディアプロジェクトの利用の増加につながると予想されます。この機能は、他の人の選択に悪い影響を及ぼさずに、何人かの人々の選択肢を増加させる機能であるため、私たちは、より敏感な方法で読者や他の利用者にサービスすることができます。
画像各自遮蔽機能は検閲か?
edit違います。遮蔽機能は、それを使用すると選んだ人の閲覧に影響するだけです、そしてその選択は、各自自分で行います。この機能は、他の利用者に一切影響しません。ウィキメディアの内容を見たがっているすべての利用者にとって、最大限の全ての範囲の内容は、いつでも利用可能です。この機能によって、ウィキメディアプロジェクトから内容が除去されることはありません(この機能を有効にした人においても)。選択された内容が、機能を有効化した利用者の視界から一時隠されるだけです。
この利用者投票で尋ねられる質問の根源は何?
edit画像各自遮蔽フィルターの設計は、初期段階です。mw:Personal image filterでこの機能の準備作業を見ることができます。この機能は設計方針群に基づいています。私たちが設計をこれ以上進める前に、これら設計方針群の相対的重要性に関して、あなたの意見を得たいと思います。このフィードバックは、完全なコミュニティ参加によって、機能のさらなる進化をもたらすでしょう。