フェミニズムとフォークロア2024

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フェミニズムとフォークロア執筆コンテストにようこそ、これはウィキペディアで毎年恒例の文化多様性とジェンダー包摂性を祝う機会です(Feminism and Folklore)。このコンテストは熱意のある投稿者の皆さんに一緒に旅に出ようと呼びかけるもので、ローカルの文化行事や民俗関連の活動、さらに女性の貢献という、しばしば視界からこぼれがちだけれども特徴のある側面を文書化していきましょう。このプロジェクトはウィキラブ民俗キャンペーンと不可分の関係であり、写真投稿というレンズのさらに先を目指し、参加者の皆さんにウィキペディアの記事の新規立項や拡張を通じて、説得力のある物語を作成してもらいたいのです。("※":WLF= Wiki Loves Folklore)

背景

フェミニズムとフォークロア執筆コンテストは共同作業で知識を形作る精神に根ざし、ローカルの文化や伝統を広く知らせるため、またその中で女性が果たす多様な役割を包括的に伝える需要に応じています。フォークロアは民俗学であり、物語や儀式、習慣の宝庫であるからこそ、独自のレンズ(視点)を世界のどのコミュニティの中心にも置くことができます。このコンテストはフェミニズムと民間伝承の縦糸と横糸が交差するように、新しい記事の作成をうながしたり既存の記事拡張を呼びかけ、これらの文化的な糸をウィキメディアのプロジェクトの構造に織り込むことを目指します。

このコンテストはローカルの活気に満ちたイベントをまるでタペストリーのように記録したり、フォークロアを形作ってきた女性の物語を改めて書いたり、あるいは古来の伝統に光を当てる場合も寄稿者は力を得て、ストーリーの話し手になったり、文化保護を支える人になっていきます。ウィキペディアという媒体があるからこそ、私たちは十分に声が届かないコミュニティの声を拡大し、過去の出来事でも現代的なコミュニティの物語でも、その人たちのストーリーが世界全体の物語の中に確実に居場所を見つけるように努めていきます。

無形文化遺産はフェミニズムと民間伝承を結ぶ強力な架け橋という役割を果たし、ウィキペディアに載った知識の伝統文化に関する領域においてどのようにジェンダーギャップに対処するか、極めて重要な役割を果たします。この遺産とは儀式や口伝えの伝承、舞台芸術など、世代を超えて受け継がれて現在も生きている表現が含まれます。無形文化遺産の記録は、女性と民間伝承に本質的なつながりがあると認識する変革的な行為となります。多くの場合、私たちは女性の経験に根ざした物語や実践、芸術的表現を把握すると、ジェンダー格差を埋めるばかりか、女性の貢献を文化の物語として見える化する可視性を高めます。これらを目に見えない糸とすると、私たちはこれらをウィキペディアの記事に織り込みグローバルな知識のタペストリーを豊かにしたい、民俗文化をさらに包括的に表現しよう、文化遺産の担い手であり創造者である女性に力を与えようと促し努力していきます。

コンテストの詳細

フェミニズムとフォークロアの執筆コンテストは、今年、ウィキラブ民俗文化の奥深いテーマからフェミニズムというトピックに重点を置き、女性の伝記、ジェンダーに焦点を当てて取り組みます。このプロジェクトでは民俗文化と多様なジェンダー視点のダイナミックな交差点を探り、ウィキペディアにおけるジェンダー格差を述べようと目指しています。

テーマとトピック

民俗文化

民間伝承のトピックは世界に無数にあり、参加者の皆さんは、ぜひ探索してみてください。その範囲には以下のものが含まれ、それらに限定されるわけではありません。つまり民間に伝わる祭り、舞踊やダンス、音楽や活動、狩猟やゲーム、料理や伝統衣装、おとぎ話や演劇、芸術や宗教、神話などが含まれます。寄稿者には、世界の伝統の豊かなタペストリーをどこまでもたどり、無形文化遺産の本質に迫るチャンスでもあります。

女性と民俗文化

このテーマは見過ごされがちな貢献にスポットライトを当て、民俗文化における女性や同性愛者の物語を拡張します。参加者が探求する物語は民俗芸能の担い手や舞踏家、歌手やミュージシャン、競技の選手について語り、神話や民間伝承、おとぎ話の世界で女性をどのように描いているか、深く掘り下げることができます。トピックの例には女性戦士や魔女、性別の役割を民間伝承の豊かな構造に探求するなどが含まれます。

日程

  • コンテストの開始:2024年2月1日 00:00 UTC
  • コンテスト終了:2024年3月31日 23:59 UTC

参加の手順

フェミニズムとフォークロア執筆コンテストに参加するには、それぞれご自分の言語版ウィキペディアのコミュニティと関わるよう推奨しています。手順には、以下のような段階があります。

  • ローカルのコンテスト主催者、審査員:参加を効果的に促すには、言語版単位の主催者と審査員団が欠かせません。コンテストをローカルで主催する重要な役割を引き受け、キャンペーンを立ち上げて運営し、審査過程を見守ります。このコンテストに参加するウィキペディアの一覧はこちら。まだ皆さんの言語版がこちらに載っていない場合は、ぜひローカルの主催者になってください。
  • ファウンテンツールとプロジェクトの追跡:ローカルのコンテスト主催者の皆さんには、ウィキペディア執筆大会をファウンテンツール(外部)もしくはダッシュボードツールで進行するよう推奨されます。これらのツールを使うと、進行管理と投稿の評価を効率よく進めることができます。
  • 記事一覧を開く:この大会のため作成した専用ツールを使うと、参加者の皆さんが閲覧できるようにフェミニズムと民間伝承に関連する記事一覧が表示されます。このツールは便利なリソースで、ガイダンスを見たり発想の源として役に立ちます。
  • 新規の記事執筆も既存の記事の編集:指定のテーマに基づき、新しい記事を書くか既存の記事の編集か、 指定の日程に従って参加してください(2024年2月1日から3月31日まで)。その目的は、フェミニズムとフォークロアに注目し、無形文化遺産を文書に書いていく作業に貢献することにあります。

審査の基準と規則はローカル単位

投稿の質と主題との関連性を維持するため、記事の審査は次の条件に基づいて実施します。

  • 文字数の下限:選択したトピックに十分な深さと範囲を確かに込めるには、既存の記事拡張または新しい記事執筆は、最低4000 バイトまたは 400 ワードであることとします。ローカルのコンテスト主催者は各言語版ウィキペディアのニーズに応じ、最小文字数の基準を自由に選ぶことが認められており、プロジェクト・ページの当該の言語版に確かに記しておく必要があります。
  • 言語としての品質:単なる質の低い機械翻訳で作った記事は認められず、言語として確かな品質を備え、読みやすさを高い水準に保つよう求められます。
  • 新規の記事を書いたり既存の記事を編集した期間:新しい記事執筆でも既存の記事編集でも、作業はコンテストの日程表に指定のある通り、2024年2月1日以降同年3月31日までの間に行ったものを対象とします。
  • 関連したテーマを備えること:フェミニズムとフォークロアの主題は直接、記事に盛り込んであり、ジェンダーや文化の伝統、無形遺産とのつながりを求めている必要があります。
  • 孤立した記事でないこと:記事は孤立していてはだめです。つまりウィキディアのエコシステム内で確実に可視化するため、他の記事1件以上からその記事にリンクする必要があります。
  • 著作権を違反していないこと:著作権侵害は容認されないこと、記事は特筆性に関してローカルのウィキペディアの方針を準拠していて、記事の内容は確実に注目性の基準を満たしている必要があります。
  • 適切な出典と典拠があること:どの記事にも、ウィキペディアのローカルの方針に従って適切な参照と引用を含めること、提示した情報の信頼性と検証可能性を確保する必要があります。

各賞と表彰

フェミニズムとフォークロア執筆コンテストでは、素晴らしい成果を上げていただき、私たちはご参加の皆さんの努力をたたえて報いようと張り切っています。各賞の授与は世界中で最も受容され、ウィキペディア上のフェミニズムとフォーウロア文書化に並外れた貢献を示したた記事を対象にします。

International Prizes

  • * 1等賞: 300 USD
  • * 2等賞: 200 USD
  • * 3等賞: 100 USD
  • 入賞者に次ぐ上位10名: 各50USD
  • ローカルのウィキプロジェクト独自の各賞をご用意する場合もあります。

Local Prizes

2024年開催に名乗りを上げた40言語版のウィキペディアでは、個別にローカル各賞を設けるところがあるかもしれません。

  • 15 USD for 1st local prize
  • 10 USD for 2nd local prize
  • 5 USD for Best jury article.

審査員最高記事賞(Best Jury Article)はコンテストの主題「フェミニズムと民俗」をどれほど独自に解釈したかを基準に選びます。審査員は、投稿された記事全件に目を通して合議の上、公平性に配慮して入賞者を決定します。

どの賞品も受賞者の使いやすさや利便性に配慮し、ローカルの為替に換算して配布します。入賞者の選択が広がり柔軟に使えるよう、ギフトカードもしくは商品券は大手ブランドが発行したものをご用意する予定です。