コミュニティ要望アンケート/よくある質問/アーカイブ

Q: これらの要望は誰が担当するのですか？

コミュニティ技術チームは上位10件の要望を精査して発表する責任を負います。もしその中に私たちが作業できない、つまり実現可能性が低いもしくは別グループが先に担当しているなどあった場合は、そのことを皆さんに報告します。

コミュニティ技術チームは時間に余裕を見つけ、小規模な利用者グループで重要な作業をしているプロジェクトに目を配り、ランキングの上位に入るには集票力が弱くても採用する方針です。次のような複数の要素の組み合わせも、これに適合します。キャンペーンとプログラムの主催者、GLAM（文化施設）の参加者、スチュワード、チェックユーザー、小規模プロジェクトもしくは少数言語プロジェクトの担当者。現在はまだ採用プロジェクトは未定です。来年に入ったら、これらについて提議できる見込みです。

さらに要望の一部はウィキメディア・ドイツ支部WMDE 技術要望チームあるいはウィキメディア財団の製品チームの業務計画にすでに割り振ったり、今後、振り分けることがあります。

Q: 進捗情報を知りたいときは？

方法はいくつかあります！

• コミュニティ技術のニュースレターを購読すると、定期的にこれら要望の進捗情報が通知されます。
• トップの要望にはそれぞれプロジェクトページを設置する予定ですので、ウォッチリストに登録してください。プロジェクトの進行に連れてページを更新する予定です。プロジェクトページのトークページでは、ご質問と提案を受け付けますので投稿はお気軽にどうぞ。
• Phabricator のチケットシステムに慣れている利用者の皆さんは、それぞれの要望の主な Phab タスクは結果ページ（Results）に記述されます。チケットを購読すると更新情報が通知されます。
• さいごになりましたが、コミュニティ技術のメインページをウォッチリストに入れると、更新の通知が届きます。

Q: 過年度の要望を再提出しても良いですか？

もちろん、過年度の要望のうち実作業に入らなかったものの再提出は可能です。すでに10位以内に入ったことがある要望でコミュニティ技術チームが不採用とした案件は、内容を大幅に変更しない限り、再提出の対象とはなりません。

Q: トップ圏内の要望よりも、私の提案の方が重要度が高いのですが？

そういう場合もあるかもしれません。コミュニティ要望アンケートは科学の案件ではないからです。熱意の度合いを図る方法だと言えます。そうは言っても、皆さんの提案に終わりが来たという意味ではありません — 上述のとおり、今年はプロジェクトに例年よりも多彩な人々が取り組む予定です。皆さんの提案がかなりの得票数だったのに惜しかった場合は、別の設定でその提案を提唱するチャンスです。

今年のアンケートで集まった素晴らしい案件すべてにコミュニティ技術部門が取り組めるわけではありませんが、応援は続けています！ 皆さんの発案について、粘り強く他者に説明をつづけること、またそのプロジェクトの実現に必要なツールを支持し続けてください。ウィキメディアという世界には、頭が切れて問題解決に情熱を燃やす人たちがたくさんいますし、（投票によって）皆さんの発案を信じる人の一覧がわかったと思います。

Q: トップ圏内なのに、ごく限られた言語にしか影響しないものがある理由は？

ウィキメディア運動はグローバルだからこそ、コミュニティ技術チームにとって国際的な思考は重要です。私たちが取り組むプロジェクトは可能な限り多くの言語とプロジェクトに適応するよう努力しています。私たちの運動で英語話者の声はとても大きく、したがって英語使用プロジェクトにはどうしても大きな関心が集まります。それ以外のプロジェクト出身の人々もなにがしかの関心を得る方法として、要望アンケートが機能することを喜んでいます。

Q: 投票という方法よりも、編集者同士の協議という形で決定するほうがよいのでは？

私たちのウィキ群ではしばしば、協議を介して得た合意により結論を出しています。しばしばたいへん効果的であり、私たちの存在を支えてもいます。ただし、ときどきは大きくて諦めの悪い声が他の人の発想を溺れさせることもあり、異なる声の組み合わせに耳を傾ける空間をいくつか設けることも適切ではないでしょうか。

Q: 来年に向けて提案を改善する方法は？

プロセスについて改善点の提案をしたいなら、アンケートのトークページにぜひ投稿してください。いろいろな発想について協議したいところです！

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