Community Resources/Grants Strategy Relaunch 2020-2021/地域委員会

This page is a translated version of the page Community Resources/Grants Strategy Relaunch 2020-2021/Regional Committees and the translation is 100% complete.

地域単位の委員会

ここではウィキメディアンの皆さんとフリーな知識に賛同する皆さんに助成金戦略の再始動の一環として、コミュニティ資源チームが設定しようとしている地域単位の委員会への参加を呼びかけます。これら委員会の所記の役割とは、戦略上の思考のパートナーとして、それぞれの地域の複雑性の理解や、地域発の助成金申請の選考を支援すること、受給者に対する知識や専門性の提供により運動活動を成功に導くことが期待されます。

地域単位の委員会は以下の地域ごとに設置の予定です。

お住まいの地域で助成先を決定したり、新しいアイデアやプログラムの実現に関心がある皆さん、または運動の主催者や指導者と共有する知識と専門知識がある皆さんは、以下のすべての情報を確認し、参加の申し込みを検討してください。私たちは各種委員会の設立にあたり、経験豊富なウィキメディアンと新しいウィキメディアンに他の知識領域の専門家を加え、健全なバランス保持を重視してウィキメディア運動の使命達成を目指したいと考えています。


地域単位の委員会にご応募ください


これはどういうものですか?

コミュニティ資源チーム (CRチーム=Community Resources Team) では2030 戦略方向性ならびに運動戦略勧告に準拠し、管轄の助成金戦略を再起動しました。これらの努力により運動の活発さを助け、ウィキメディアコミュニティの公平さと支援に焦点を当てます。

聞き取り調査では、もっと応募しやすい助成金プログラムの作成に関して貴重なフィードバックを受けました。それらの主な論点のうち、ローカルのコミュニティに負わせる責任範囲と主体性(ownership)を広げ、当該地域の優先順位や特殊な種別のイニシアチブへの予算配分の決定、また連携するパートナー組織(allied partner organisations)を巻き込むことの重要性を述べています。ローカルのコミュニティにとって、既存の専門家の力、新しい発想、必要な技能はこれらプロセスのどれにも非常に益するものです。

参加できる人って誰?

  • ウィキメディアのコミュニティ参加者 (新規参加者も経験が長い貢献者も歓迎)
  • 使命(訳注:ウィキメディア運動の)に連携する団体 (mission-aligned organisations)
  • 当該地域で活動中もしくは専門性のある個人

適さない人とは?

  • ウィキメディアの国別協会もしくは現行の助成金プロジェクトから補償金を受けている人。
  • ウィキメディア財団から有償の職責に対して対価を受けている人。


なぜ重要なのでしょうか?

CRチーム (コミュニティ資源チーム) の目指すところは地域委員会が参加型の意思決定並びに補完性原則 (subsidiarity) の方針に基づいて活発になることです。

地域委員会は参加を促し代理を務め、リソース配分を支援する環境の確立に向けて努力するべきです。当チームの目標は、運動における多くのコミュニティ、すなわちジェンダーや人種や年齢や地理など特徴に基づくものの需要を代表しそれに奉仕する、そのような地域委員会を支えることにあります。

コミュニティ資源チーム (CR) の具体策は?

  • 委員候補者の募集
    • 地域委員会
      • 中東ならびにアフリカ
      • SAARC 地域 (アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、パキスタン、スリランカで構成)
      • 東アジア、東南アジアならびに太平洋地域 (ESEAP)
      • ラテンアメリカ諸国 (LATAM) ならびにカリブ海地域
      • アメリカ合衆国とカナダ
      • ヨーロッパ北部と西部
      • ヨーロッパ中部と東部 (CEE)
  • 最初の指名に続いて、審査過程を経て委員を確定します。
  • 委員と協力して、活発ではない委員を特定、委員会推奨により新委員を追加します(経験、専門知識、さまざまな声の表現に基づいて)。

既存の委員会はどうなりますか? 例:プロジェクト助成金、簡易型 APG (年次助成金)、FDC-APG (資金配分APG) それぞれの担当委員会は?

新規の助成金戦略を受けてコミュニティ資源チームが発足すると、2021年7月1日をもって既存の助成金委員会 (活動中と休眠中を問わず) は解散します。現任ならびに退任された委員の皆さんには、ぜひ地域委員に応募されるよう強く推奨します。

委員の役割と職責とは?

  • 以下を含む、持続的な委員会活動の基盤を構築すること。
    • 提案の審査や意思決定など大がかりな手順において、コミュニティの運営、役割、方針の開発と定義を行うこと
    • グローバル評議会や地域ハブなど、ウィキメディア運動の新設の要職との意思疎通を補佐すること、
    • 委員会相互に技能とコンテクストを共有し、必要な能力開発に役立てること
  • 恒常的に CR チームや申請者、受給者を補佐しするため、以下の方策を取ること。
    • 助成金申請のプロセスで一貫して、知識、技能、地域のコンテクストを共有すること。(※=expertise)
    • リソース確保※1、立場の表明※2、権力の共有などに言及する機会を識別すること。(※:1=resourcing。2=representation。)
    • 地域を支援する提案について決定を下す。
  • 委員会のメンバーは、文化的、言語的、性別の違いなど、多様性を理解し、評価する必要があります。


実施の時期は?

委員会の組織のプロセスは2021年5月に着手し、7月いっぱいまでかかると予想しています。この作業に関する主な段階は以下のとおりです。

  • 5月 - 6月
    • 応募の呼びかけ
  • 6月
    • コミュニティ資源チーム、信頼&安全チームによる審査
    • 発表 - 第1ラウンドの委員名簿
  • 7月
    • 不足人員の補充
    • 委員の研修、オリエンテーション

地域委員会について他に知っておくべきことは?

  • 委員会の規模:まず初期の段階では、委員8名から10名として、委員会の指摘により代表者を追加するつもりです。
  • 研修:委員の皆さんには査読、協議、意思決定を支援する研修を提供します。
  • 期待される要件:委員には以下の方針と道義(principles)を遵守して、申請者ならびに受給者との建設的な意見交換にあたっていただきます。
  • 資金的援助:委員には参加に関連する全ての経費を支給するものとし、その対象はデータコスト、交通費、介護介助(caregiving) / 一時保育、飲食費を含みます。その他の支給費目(stipends)は個別に決定します。
  • 打ち合わせの頻度:委員会の作業は月毎に変動します。当初は年に2回の申請書審査の期間のほかに研修にかける時間が必要と見込まれます。その他の場面では必要時間は減り、意思疎通と指導手順(メンターシップ)に集中するはずです。
  • 公用語:これは委員会により異なります。意思疎通のニーズに合わせて、翻訳サービス類の拡充に努めています。
  • 任期:立ち上げ時の委員の皆さんには2年間にわたって受任をお願いしています。入れ替え性の任用システム (rolling membership system) を採用、常に委員経験者を数名、委員会に置く予定です。
  • 選考の要件 :以下には、委員候補に期待する必須の資質のほか、望ましい要件を含みます。
    • 当該の地域における複数の言語を使い、助成金申請書の審査と協議を支援できること。
    • ウィキメディア・プログラムの参加歴があり、オンラインのプロジェクト群へ貢献してきたこと。
    • 技能と経験を共有する熱意を示し、周りの人を手助けしてきたこと。
    • 地理、ジェンダー、年齢層の多様性を広げてきた経歴、もしくはいまだに過小評価されているウィキメディアのさまざまなプロジェクト群の参加歴。

応募方法

地域委員に応募しましょう

地域委員へのご応募は2021年7月12日が〆切です

地域委員に応募するには、候補者ページに声明を投稿して以下の情報を記入してください。

  • 現在の活動地域はどの地域または国ですか?
  • 参加希望の地域委員会はどれですか?
    • 中東ならびにアフリカ
    • SAARC 地域 (アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、モルジブ、ネパール、パキスタン、スリランカ)
    • 東アジア、東南アジアならびに太平洋地域 (ESEAP)
    • ラテンアメリカ諸国 (LATAM) ならびにカリブ海地域
    • アメリカ合衆国とカナダ
    • ヨーロッパ北部と西部
    • ヨーロッパ中部と東部 (CEE)
  • 自己紹介と地域委員会に応募した動機を述べてください。 以下の質問から任意でいくつかに回答していただきますが、応募書類において全問にお答えいただく必要はありません。1件に対する回答は500ワードを上限としてください。
    • 現在、ウィキメディア運動もしくはフリーな知識の生態系にあなたがどう参加しているか
    • 委員会の役割を確立し作業の方法を決めるため、あなたならどんな貢献ができますか?
    • 意思決定がもっと参加型になるには、どんな工夫をしますか?
    • 助成金事業の影響をもっと伸ばすには、どんな工夫をしますか?
    • 委員会があなたのような人を必要とする理由は?

提案書は皆さんの選ぶ言語で作成し、英語である必要はありません。 Please note that after receiving you application over email, we will publish your username/full name and the region(s) you want to participate in on Meta. This is done to ensure a more transparent application process.

ニュース & 更新情報