品質は大事です 。世界の技術者・モニター・編集者、そして寄付者の皆さまにお集まりいただき、ウィキペディア やその姉妹プロジェクト により高い正確性と信頼性をもたらす革新的手段の考案へとお力添えをいただきたく存じます。もしウィキペディアをより有用にすることにご関心をお持ちでしたら、続く文章をご参照ください。
ウィキペディアは非営利団体ウィキメディア財団 (Wikimedia Foundation) によって運営されています。御寄付 によって、革新的技術の開発および、品質の改善のための大規模な行動をとりつづける資本が維持できます。
信任を受けたユーザが項目の版を調査し、荒らしや正確性について問題がない版を認定できるようにしようと、私たちは考えています。そのために、Flagged Revisions（認定済みの版） という名前のソフトウェア 拡張機能が開発中です。
あらかじめ、非公式デモがWikiQA Demo で行われます。あまり多くのアクセスには対応できるサーバではありませんので、ご注意ください。また、機能停止している場合もあります。
みなさまにもテストしていただける、本物のようなデータを使っての大規模な公開試験は近日中に開始されます。Wikiquality の Revision Tagging のページで、この機能および現在の開発プランの詳細をご覧いただけます。
あなたにできること: ルカ・デ・アルファロ准教授による信頼性色づけ試作版のテスト
ルカ・デ・アルファロ (Luca de Alfaro) は、カリフォルニア大学サンタクルーズ校コンピュータ工学部の准教授 (Associate Professor) です。彼はウィキペディアの項目の履歴にみられるパターンの研究グループを指導しています。研究グループはその本文を執筆し、または編集したユーザの声望から計算された信頼性を数値化し、それによってウィキペディアの項目を色づけするというシステムの試作版を製作しました。
ウィキメディア財団はルカ準教授の研究を支援し、またウィキペディアにこのようなシステムを組み込めないかとも検討しています。ルカ準教授の試作版 を試された感想などは、wikiquality-l メーリング・リストにご投稿ください。
ウィキペディアは自由に編集ができますし、これからもそれを守っていきます。ウィキペディアに投稿したことがいままで一度もおありでないなら、ウィキペディアへようこそ をご覧ください。ウィキペディアの編集方法はわかるけれども、編集することがないというときは、コミュニティ・ポータル がきっかけになるかもしれません。たとえば、体系的にウィキペディアを改善していきたければ、ウィキプロジェクト に参加するとお役にたつことでしょう。
あなたにできること: アイデアの共有——さらにソースコードも
ウィキペディアがはじまって以来、体系的な品質向上にむけて議論が続いてきました。この議論に興味をおもちでしたら、wikiquality-l を講読すれば 関連する議論がご覧になれます。もし PHP のプログラマでいらっしゃるならば、どの部分のソースコードで変革が必要なのかこのメーリング・リストで訊くとよいでしょう。アイデアのウィキページ に同じご意見がすでに出ているかどうか、ご覧ください。まだ誰もいっていない？ では、ウィキを編集して、追加していただけませんか？
ウィキペディアのロゴ ウィキペディアについて
ウィキペディアは2001年1月に開設され、250を越える言語版について600万以上の項目をウィキペディアの世界的ボランティア・コミュニティが執筆してきました。
ウィキペディアは無料であり、広告はなく、使い道は限定されません。知識に境界を定めるべきではなく、教育は基本的人権であるというのが私たちの信念です。ウィキペディアが社会福祉団体 (Charity) であるウィキメディア財団 (Wikimedia Foundation ) によって運営されているのはこのためなのです。
私たちはみなさまの信頼を得る努力をしています
ウィキペディアはふつうの百科事典ではありません。誰でもがすぐに更新できる百科事典です。私たちはあなたがご覧になる項目について、どれだけのひとが目を通し、その品質についてどう判定したのかを出来る限り明らかにしたいと思っています。このことは、大規模な共同作業の精神、参加への障碍を低くし、平等で、能力主義にもとづく構造をとるという理念を、われわれが失ったことを意味するものではありません。
けれども、あなたがウィキペディアの項目をご覧になるときに、何をあなたが見ておられるのか、正確に示したい。私たちはそう考えます。食品の品質表示の、情報版のようなものだとお考え下さい。そして、ラベルがなくとも、かならず履歴と出典をチェックをしてください。
ウィキペディアは人類すべてのものです。一緒に、ありうべき最高の百科事典を作りあげていこうではありませんか。
