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2019〜2020年度 募金活動 年次報告書
2019〜2020年度 募金活動 年次報告書

はじめに

あなたがこの報告書を読んでいる間も、世界中のウィキペディア編集者が、ウィキペディアの内容を毎秒約6回編集 しています。世界トップ10に入るウェブサイトのなかで、非営利団体が運営するのはウィキペディアだけです。私たちのユニークなモデルは、資金調達の手段においても独自の戦略を要します。ウィキペディアは、たくさんの人によって支えられています。ウィキペディアに情報を求めにくる世界中の人々、情報を最新に保つために記事を追加・改善するための時間を惜しまない編集者たち、そしてウィキペディアの継続的な繁栄のために寄付をしてくださる支援者の皆様です。 ウィキメディア財団の2019年〜2020年募金活動年次報告書をお届けできることを嬉しく思います。また皆様に、ウィキペディアやその他の 「無償の知識」に関連する画期的なプロジェクト を維持するための資金調達の方法を共有できることを誇りに思います。 場所を問わず、すべての人が知識を無償で共有し、利用できるようにする」という私たちの使命を支えてくださる支援者の皆様に心から感謝しています。

私たちは、世界のために知識を構築するのと同じだけの誠実さと透明性を、毎年の資金調達にももたらす努力をしています。約600万人近い寛大な支援者の皆様に支えられ、「場所を問わず、すべての人が知識を無償で利用できる世界」の実現を確信しています。

読者、編集者、そして支援者の皆様のおかげで、今年のウィキペディアへのアクセス数は月間167億ページビューを超えました。世界を形づくる非常な出来事を理解しようとする何億人もの人々に対して、事実に基づいた信頼できる情報を伝えることができました。

ご支援いただきありがとうございます。


数字でみる一年

大陸別の寄付金総額

大陸別の寄付金総額
大陸別の寄付金総額
注:金額は米ドルで端数処理されています。 新型コロナウィルス(COVID-19)の影響により、ラテンアメリカでの募金活動を含む一部の募金活動は、翌年度に延期されました。匿名での寄付やオフラインでの寄付(総額673万米ドル)は、大陸別の内訳には含まれません。


募金メッセージの翻訳や、各地域へのローカライズについてのご意見・ご感想は、fr-localization@wikimedia.org までご連絡ください。


寄付金総額の内訳

寄付金総額:1億2,413万1,047米ドル(寄付件数:870万件以上)

WMF revenue raised by fundraising channel FY1920
WMF revenue raised by fundraising channel FY1920
上記は、2019〜2020会計年度に受領した寄付金を米ドルで表示しており、将来の寄付の約束は含みません。 大型寄付とは、1,000米ドル以上の寄付を指します。ただし、年間合計には、ドナー・アドバイズド・ファンドのような大型寄付に該当する1,000米ドル未満の寄付も含まれます。[1]


本年度は9.9%の収入増加

Total WMF revenue by Fiscal Year for the Annual Fundraising Report FY1920
Total WMF revenue by Fiscal Year for the Annual Fundraising Report FY1920
注:金額は100万米ドル単位で、米ドルで端数処理されています。[2]


2019〜2020会計年度の寄付金総額は前年比20.8%増加しました。


寄付金額の平均は1.43 米ドル減少しました。

Average donation size for FY1920 WMF Fundraising Report
Average donation size for FY1920 WMF Fundraising Report
注:金額は米ドルで端数処理されています。


数字でみる一年:英語圏での募金活動

毎年最も大規模に行われる英語圏での募金活動は、6カ国(オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、英国、米国)にまたいで展開されます。 この募金活動は、ウィキメディア財団の年間収入の50%近くをもたらします。

この大規模なキャンペーンに備えて、新会計年度の7月からバナーの事前テストを毎週行っています。このテストにより、大量の寄付を取り扱うための技術システムの改善、寄付体験の向上、財務リスクの軽減、より多くの読者に寄付の機会を提供することができます。


バナーと電子メールによる
オンライン募金活動(英語圏):
2019〜2020会計年度の種類別 収入内訳

オンラインバナーによる募金活動(2019~2020会計年度)

今年はモバイル用募金バナーの成果が向上し、寄付金総額と寄付件数はそれぞれ前年比14%と25%増加しました。モバイル端末での募金活動は、ここ数年の課題でした。読者はモバイル端末での寄付金支払い方法に不慣れで、バナーはモバイル用に十分に最適化されていませんでした。近年、読者がモバイル端末で簡単に寄付できるように寄付体験を改善し、モバイル決済は全体的に普及し、利用頻度を高めています。今年は、モバイル用バナーとデスクトップ用バナーから得られる収入の割合が、初めてほぼ同じになりました。これは私たちの募金活動にとって大きな一歩で、モバイル読者からの支持が広がっていることを嬉しく思います。


月額定期寄付の呼びかけ

数年前から、読者の皆様には、1回限りのご寄付または毎月の定期寄付をお選びいただけるようになりました。支援者との長期的な関係を維持するという募金活動の目標に沿って、今年から「月額定期寄付のお願い」機能を追加しました。1回限りの寄付を検討する読者に対して、毎月の支援を促すようにしたのです。その結果、定期寄付による総収入は55%増加し、件数は74%増加しました。定期寄付をスムーズに行えるように、新機能の機能性や言い回し、配置などを継続的に改善しています。まずは、1回限りの寄付を始める際のバナーに、このような「月額定期寄付のお願い」を挿入してみました。

Example of Monthly Recurring Ask in a FY1920 Fundraising Banner
Example of Monthly Recurring Ask in a FY1920 Fundraising Banner

「スクロールせずにご覧ください」

シンプルかつ効果的なフレーズで、世界中の読者に響いていることに驚いたのは、バナー内の募金メッセージを「スクロールせずにご覧ください」と読者にお願いするだけのものでした。私たちは、人々が寄付をする際の文脈に目を向けることが、寄付率の向上につながると考えています。

Example of a fundraising banner in the U.S. in 2020
Example of a fundraising banner in the U.S. in 2020

ポータルサイトとアプリのバナー

私たちは近年、募金の呼びかけの場を ウィキペディアのホームページ やモバイルアプリにまで拡大しました。これらの新しいチャネルについてはまだ模索段階です。ポータルバナーは、これまでにフランス、日本、オーストラリア、カナダ、イギリス、アイルランド、ニュージーランド、アメリカで試しました。ウィキペディアのモバイルアプリをダウンロードする読者が増えれば、そこでも簡単に寄付ができるようにしたいと考えています。


新型コロナウィルス(COVID-19)のインパクト

W2020年初頭に世界保健機関(WHO)が世界的なパンデミックを宣言すると、世界中のボランティア編集者たちが駆けつけました。この期間中、ウィキメディア財団の最優先事項は、ウィキペディアが世界に開かれた状態を保ち続けることでした。パンデミックの開始時、ウィキペディアへのアクセスは大幅に増加しました。新型コロナウィルス(COVID-19)とその世界的な普及に関する信頼できる情報を求める読者が、ウィキペディアを頼ったためです。ボランティア編集者のおかげで、ウィキペディアには 新型コロナウィルス(COVID-19)に関する5,200以上の記事が175言語で 掲載されています(本稿公開時点)。ウィキペディアは、自宅で学ぶ学生、避難している人々、そして偏りのない信頼できる情報源を必要とするすべての人のためにあります。急速に変化する世界情勢に合わせて募金活動のスケジュールを調整しましたが、ウィキペディアへの支援の声は変わらず届きました。パンデミック時にさらなる価値を発揮したウィキペディアに、多くの読者から感謝のメッセージが寄せられました。


支援者からのメッセージ:

「家の中で猫とだけ孤独に過ごすこの頃、ウィキペディアは「命を救う」ツールです。ウィキペディアで活動するあなたやコミュニティ全体に心から感謝しています。毎日、主に好奇心からウィキペディアに相談していますが、仕事上の課題(私は教師です)でも役立っています。本当にありがとう!」(イタリア在住の支援者)

「新型コロナウィルス(COVID-19)パンデミックにより引き裂かれた世界に必要なのは、あなた方のような人々や組織です。特に、パンデミック後に世界に溢れるであろう困難な差別待遇を踏まえて、私たちに良心を思い出させ、社会的・政治的状況を認識させてくれます。心から敬服しています。」(南アフリカ共和国在住の支援者)

「私たちは80代後半の高齢者です。[中略]新型コロナウイルスのせいで家にこもるようになりました。無料のウィキペディアは、老いも若きも、富裕層も貧困層をも導いてくれます。ウィキペディアが私たちに最新の情報と楽しみを与えてくれることで、充実した日々を送ることができます。本当にありがとう。」(アメリカ在住の支援者)

パンデミックによる、ウィキメディア財団の資金調達能力や収入面への影響を判断するのは、まだ時期尚早です。私たちは、ウィキメディア運動の繁栄に必要なリソースを確保し続けるために、さまざまなシナリオに適応できるよう備えています。この時期に私たちを支援してくださる皆様には特に深く感謝しています。多くの人にとって、今寄付することが難しいことは承知しています。それをしっかり認識した上で、皆様がウィキペディアを情報源として活用し続けてくださることに感謝しています。

2020年3月にはウィキメディア財団のエグゼクティブディレクターであるキャサリン・マーからの メッセージ を発信し、今後も世界中のウィキペディア読者にウィキペディアを無償で提供し続けることを約束しました。新型コロナウィルス(COVID-19)パンデミックに対するウィキメディア財団の対応についての詳細は、 財団のウェブサイトをご覧ください。.


電子メールによる募金活動

ウィキメディア財団の収益モデルにおいて、電子メールによる募金活動は重要な役割を担っています。電子メールによる募金活動は、今年度のオンライン募金活動の総収入の25%以上を占めました。

支援者の皆様の受信箱を尊重することは、私たちにとって最優先事項でした。今年も、既存および過去の支援者に送信した募金関連の電子メールは、最大3通としました。

これまでの募金活動から、読者がウィキメディア財団のリーダーからの真摯なメッセージを高く評価することを学びました。今年もまた、エグゼクティブディレクターのキャサリン・マーと協力して、支援者へのメッセージを書きました。内容を新たにした電子メールは実を結び、過去の支援者に送った最初のメールでは、寄付件数が36%増加しました。この特定のメッセージには、複数の国や言語で同様の反応が見られました。心をこめて書いたミッション性の高いメッセージで、私たちの価値観を強調することができました。

「私たちは非営利団体です。日々何百万人もの人が読むウィキペディアの記事を、すべて無償で提供しています。私たちが、あなたの探し求める知識から利益を得ることはありません。むしろ私たちは、知識は需要と供給とは関係なく存在するべきだと強く信じています。でも今日、このようなモデルはとても稀です。生き残るため、世界のオンライン上の知識の多くは収益によって動かされているからです。」(キャサリン・マー ウィキメディア財団 エグゼクティブディレクター)

過去、既存、また潜在的な支援者など幅広い人々に響くように、昨年に引き続き、今年も電子メールのメッセージをカスタマイズする良い方法を探りました。 この新しい戦略により、新規支援者がウィキメディア財団についてより多くを知りたがっていることが浮き彫りになりました。たとえば、ウィキペディアが株主や広告収入に頼らず、非営利団体によって運営されていることを知らない支援者は大勢います。今後も、ウィキメディアのミッションの認知向上を掲げた内容を試し続け、その寛大な寄付を通じて、支援者一人ひとりに「すべての人に知識を届ける力」があることを伝えていきます。


大型寄付と基金

2019〜2020会計年度は、2,000を超える個人や団体が、1,000米ドル以上の大型寄付を寄せてくださいました。また、6,000人以上の方が、大型寄付に該当するドナー・アドバイズド・ファンドなどの方法で支援してくださいました。大型寄付の総額1,490万米ドルには、Craig Newmark Philanthropiesによるサイトのセキュリティ強化のための250万ドル 、Google.org(グーグル・ドット・オーグ)からの140万米ドル、匿名の支援者による100万米ドル、リスベット・ラウジング氏とピーター・ボールドウィン氏の慈善財団であるアルカディアによる25万米ドルが含まれます[3]。また今年は、シーゲル・ファミリー基金からの3年間の助成金補助の2年目で、それはウィキメディア・リサーチ・チームの背中を押しています。ウィキメディア財団の収入源を多様化する大型寄付は、大型支援者が私たちのミッションに大きなインパクトをもたらす機会でもあります。 大型支援者の名前の多くは、 支援者のページで確認することができます。


マッチングギフト

昨年、企業の社会貢献プログラムを通じて36,000件以上の寄付が寄せられました。 マッチングギフトと給与控除プログラムでは、従業員によるウィキメディア財団への個人的な寄付を雇用主がマッチングすることで、元の寄付金額を数倍にすることができます。

これらの従業員からの寄付金総額は150万米ドルにのぼり、グーグル(Google)社の49万28米ドル、アップル(Apple)社の15万4,637米ドル、マイクロソフト(Microsoft)社の18万1,074米ドルが含まれます。このプログラムによる収入は、2019〜2020会計年度に11%以上増加しました。


ウィキメディア基金

2016年1月に、私たちはウィキペディアとその他の無償の知識を追求するプロジェクトを遂行するための永続的で独立した資金源として ウィキメディア基金 を起ち上げました。 私たちのミッションは、長期的な知識へのアクセスを確保することです。

ウィキペディア基金は、10年間で1億米ドルという当初の目標に対して、現在までに6,200万米ドルを保有しています。前会計年度には1,620万米ドルが集まり、当初の目標を前倒しで達成できる見込みです。

150を超える人や機関から1,000米ドル以上の寄付が集まり、その他87万人以上の支援者から平均12.75米ドルの寄付が寄せられました。これは、マスク財団(Musk Foundation)による100万米ドルの寄付2件、アマゾン(Amazon)社からの100万米ドル、Google.org(グーグル)からの100万米ドル、シグリッド・ラウシング(Sigrid Rausing Trust)からの50万米ドルの寄付を含みます。

この1年間で、390人の支援者が計画的寄付を約束してくださいました。遺贈は、将来の寄付のための誓約を集める方法で、最も一般的なのは、遺言書や受取人指定による寄付です。私たちは、米国で法的な遺言書を作成するための無料のオンラインツール FreeWill 社と提携し、ウィキメディア基金への遺贈を簡単に行えるようにしました。

基金への支援者の多くは、基金の公式サイトの 支援者ページ や、ウィキペディア・レガシー・ソサエティーのメンバーとして認識されています。

支援者からのメッセージ

2019〜2020会計年度の期間中、当財団の支援者対応チームは、40言語で16万件以上の問い合わせに対応しました。これらの支援者の多くは、ウィキペディアやその他のウィキメディア・プロジェクトへの感謝の気持ちを表し、私たちのミッションを支えた理由を教えてくれました。以下にその一部をご紹介します。


「スマートフォンやインターネット環境さえあれば、人類の知識の集合体を誰もが使える時代に生きていることを幸運に思います。何か新しいことを調べたり探求したり、学んだりするとき、ウィキペディアはいつも私の出発点です。あなた方が取り組まれていること、そしてそのやり方が大好きです!」(アメリカ在住の支援者)


「知識は収益化するものでもなければ、売るものでもありません。他に何ひとつ持っていなくても、知識だけは持ち続けられます。図書館が公共の場であるのには理由があり、ウィキペディアが広告を掲載しないのには理由があります。今日の世界で、知識の共有に利益を求めないプラットフォームの存在は希少で、それを皆で維持できることを願っています。世界に知識を広めるためのあなた方の努力に感謝しています。これからも頑張ってください!」(オランダ在住の支援者)


「あなたは、知識を民主化してくれました。素晴らしい偉業です!!私たちは皆、とても幸運です。ウィキペディアの存続は必要不可欠で、それはこの地球の未来を左右する重要な要素です。ありがとう。」(イギリス在住の支援者)


「私は刑務所のボランティアです。受刑者にLibre Office(オープンソースソフトウェア)などを教えていますが、数ヶ月前からオフライン版のウィキペディアを使っています。ウィキペディアへのアクセスが、自由とともにすべてを失った少年たちをどれだけ喜ばせることか。彼らにとって、それはもう見ることのできない世界への小さな窓なのです。彼らのためにも感謝しています!」(フランス在住の支援者)


「ウィキペディアは、現代の奇跡のようなものです。無限の情報を誰にでも無料で提供してくれるのですから。これこそ、私たちがインターネットに期待していたことです。あなた方は素晴らしい仕事をしています。誇りに思ってください。」(カナダ在住の支援者)


「私はいつも、その時々で可能な額をウィキペディアに寄付しています。ウィキペディアのおかげで、私の体を不自由にした希少疾病について調べることができたからです。ウィキペディアは、私の日々の生活の質を上げてくれます。私のような人間にとって、ウィキペディアの存在はとてもありがたいものなのです!」(アメリカ在住の支援者)


ウィキペディアの存在と継続的な成長は、「コモンズの悲劇」に対する反論です。ウィキペディアこそ、そのコミュニティがプロジェクトの共通利益を思い描き、建設的かつ協力的に協力し続けることができるという生きた証拠です。ウィキペディアは、混乱し、頻繁に方向性を失いがちな世界における、象徴的な知識の灯台です。また、不確実性を打ち消すための基準点なのです。」(オーストラリア在住の支援者)


「ウィキペディアは、文明にとってセンセーショナルな一歩です。この素晴らしい贈り物を人類に与えてくれたこと、そして私に「支援しました」と言う機会を与えてくれたことに、感謝してもしきれません。」(アメリカ在住の支援者)


「私は長い間ウィキペディアを利用してきましたが、新型コロナウイルスを避けるためにイタリアに閉じこもっている今、さらに活用しています。情報が豊富で、信じられないほど役に立っています。」(イタリア在住の支援者)


「こんにちは。この10ユーロの寄付は、実はウィキペディアが大好きな13歳の娘のアイデアです。一緒に5ユーロずつ寄付してはどうかと提案すると、娘は「いいアイデアだね」と言ってすぐに立ち上がり、貯金箱から5ユーロを取り出して私に手渡してくれました :-) 」(フランス在住の支援者)


「私はイタリアでツアーガイドをしているため、名称や日付、正確な定義などを(頻繁に慌てて)確認する必要があります。ウィキペディアは、短いけれど信頼できる、とても興味深い情報を教えてくれます。あるアーティストや作品についての基本的な知識を得るため、または特定の物や人物に興味を持ったときに頼っています。私からの寄付はほんの気持ちですが、スタッフの皆さんに「がんばって」と言いたいです。」(イタリア在住の支援者)


「もっと寄付したいのですが、ノルウェー在住の学生で金銭的な余力がありません。ウィキペディアが相応の資金を確保できることを願っています。大議論の末に間違った結論を出してしまうのを、携帯電話でウィキペディアに相談することで免れているのは私だけではないはずです。」(ノルウェー在住の支援者)

このレポートについて

最後まで募金活動報告書をお読みいただきありがとうございます。 このレポートについてのご意見・ご感想は、ウェブサイトをご覧ください。ウィキメディア財団の募金活動に関する情報を喜んで共有いたします。皆様からのフィードバックを心よりお待ちしております。 ご意見・ご質問には、できる限りお答えいたします。


注釈
  1. 「その他」には、ウィキペディアのサイドバー、ウィキメディア財団の「その他に寄付する方法」ページ、ウィキペディアのアプリ、ポータルサイト上のバナー、各種ソーシャルメディア、小切手、匿名や自発的な寄付(例: 「donate.wikimedia.org」への直接のアクセス)や、オフラインの寄付が含まれます。
  2. 前年度までの数字は、キャンセルされた寄付や一部のオフライン寄付を除外していることがあります。 この募金活動報告書に記載されている金額は、米国の一般会計原則に準拠しておらず、当財団の監査報告書およびアメリカ合衆国内国歳入庁のフォーム990で報告された収入とは異なります。
  3. 大型寄付による寄付金総額 1,490万米ドルは、1,000 米ドル以下でも大型寄付に該当するドナー・アドバイズド・ファンドなどを含んだ場合の金額です。