キャンペーン/主催の手順を学ぶ

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コミュニティ・コンテンツのキャンペーン

ウィキメディアのどのプロジェクトもその進展はコミュニティの成長に依拠しており、主催者の皆さんはまさにその生命線です。プロジェクト群を取り囲むようにボランティアの皆さんのネットワーク(つまりコミュニティ)があり、そこに加わった人の貢献を取りこぼさずに済んでいます。

活動がローカルでも多国間(メタ)でも主催者の皆さんはその空間を牽引して、キャンペーンやパートナー関係を介して新しい人たちを招き入れ、実力を高めてもらい、活動を続けてもらうことで知識の格差に向きあってきました。しかしながら何かを主催しようとすると足りないことだらけで、最前線にいる人たちの技能開発が追いつかない、活動をきちんと記録に残して認知度を上げたい、あるいは手順その他がきちんと整っていれば、誰かが主催してみようと思ったときにすぐに始めることができはずなどです。

ウィキメディア財団のキャンペーン・プログラム・チームはウィキメディアというエコシステム総体の進展を目指してキャンペーン作成チームと緊密に連携して作業を重ね、ウィキメディアの空間でキャンペーンを組織化するため究極のエコシステムをきちんと開発しようと努めてきました。

このエコシステムがしっかり発達した時に主催者コミュニティがきちんと着地できるように、当チームでは準備を整えるため橋わたしをしようとしています。このページは主催者の作業を補完または強化するため、調査や文書化、能力構築のチャンスに目配りするために使います。

直近でどんな作業をしたか?

組織化に関する影響力のあるトピックについて、私たちは主催者向け研修を「主催者ラボ」と名付け、9週間のオンライン・コースベータ版作成に取り組んできました。これは主催者の皆さんから能力開発の機会を設けてほしいという複数の要請に応えるためですし、コミュニティから運動戦略プロセスの一環として優先したいと指摘のあった議論に対処しています。ただし、反復して行うこの研修の初回は、人権のためのウィキ・キャンペーンの最近の傾向と関心をくみ上げ、気候と持続可能性の組織化に焦点を当てます(Wiki4humanrights)。

合わせて、ウィキメディア運動におけるイベント主催は実際にどのように行われてきたか、情報の収集と整理を続けてきました。主催者フレームワークとは、ウィキメディアのエコシステムでコンテンツのキャンペーンやコンテストを催したいと興味を寄せる人々をサポートするもので、草案の初版をすぐに利用してもらえるようにしました。当チームでは引き続き情報とその文書化したものを収集しており、もしも足りないものがあると気づいた人がいたら、ぜひチームと共有してください。

 
波及効果のある主題をテーマにした主催者対象のオンライン9週間研修のベータ版で、初回の開催では気候変動と持続可能性に焦点を当てました。
 
この仕組みは、興味を持った人がウィキメディアのエコシステムに参加して、コンテンツのキャンペーンやコンテストの主催者になれるようにするものです。