Wikimedia Quarto/2/Berlin/Ja:

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ベルリン、ブランデンブルグ門
ベルリン、ブランデンブルグ門

2004年12月下旬、第21回カオス・コミュニケーション・コングレス (21C3) がベルリンで開かれ、ウィキメディアン達とメディアウィキの開発者達が顔をあわせる機会がもたらされました。これはほとんどの参加者にとってソフトウェア開発の方針に付いて議論する初めての顔合わせでした。

21C3 では、ハッキング、科学、コミュニティー、社会、文化について議論され、またウィキメディア関連の2つの講演と2つのワークショップが行われました。ティム・スターリンとブライアン・ヴィバーは「このページを編集する: 100万人を越えるウィキを評価する」と題されたプレゼンテーションを行い、メディアウィキ開発者ワークショップでは司会者役を務めました。このワークショップではメディアウィキの現在のソフトウェアおよび新機能のアイディアの両方が議論されました。また、プレゼンテーションにはハードウェアとソフトウェアの問題に加えて、圧縮アルゴリズムの実装に関する情報も含まれていました。ジミー・ウェールズは「ウィキペディアの社会画法: ウィキペディア・コミュニティは何を知らないか」と題する講演を行いました。この講演ではコミュニティ内での個々のそれぞれの役割が説明され、ウィキペディアは100万人が1行を付け加える編集で形成されるものではなく、お互いの信頼のもとに共同作業で形成されるものであると説明されました。また、エリザベス・バウアー、アンジェラ・ビーズリー、ジミー・ウェールズはウィキメディアにおける共同作業ワークショップの司会者を努めました。ここではウィキメディア財団の役割、国際協力体制、ウィキメディア・カンファレンスなどについて語られました。

ソファーとマットレス付きのウィキペディア・コーナーが1階に設けられました。ウィキペディアン達の待合い場所となり、また他のカンファレンスの参加者へウィキペディアを宣伝するためのウィキリーダーやウィキペディアCD が販売されました。

ベルリンでのこの時間は、ウィキマニア2005のための会議の時間としても使われました。ウィキマニアでの発表者や、そのほかのイベントの内容についてオフラインで協議することが出来ました。