Talk:Wikimedians of Japan User Group/To-dos

ざっとコメントです

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こんにちは。Ks aka 98です。どこかで名前を見たり聞いたりされているかもしれませんが、よろしくお願いします。ざっと見てのコメントを書いておきます。

  • 誰の、誰が、誰のために、という部分が明確でないところがあって、ちょっとわかりにくかったです。「ユーザーグループ」「日本語版コミュニティ」「管理者」「中心的な執筆者」「定着しつつある新規参加者」「新規参加者」「去ってしまった新規参加者」「去ってしまった参加者」「まだ参加していない潜在的な参加者(多様ですが)」「読者」など、ある程度は類型化させて、どこに向けたものを考えるかが明らかになると、意見などもしやすくなります。
  • アンケートや質的調査、また顧問弁護士の役割については、どこをターゲットにするのか、どこの質問や相談をお願いするのか、で、いろいろ変わってきます。アンケートや質的調査については、現状進んでいる分と今後の予定を、弁護士についてはどこの相談に乗ってもらうかとおよそ想定される内容を聞かせていただければ、お手伝いできるかもしれません。
  • 「組織としてものごとの進め方を決める」のところ。
    • 基本的にはグループ内コンセンサスということになると思います。独断は原則なし、少なくとも事後報告。
    • 公開でできることは公開で、そこから事情により共有範囲を狭めることがある。弁護士さんの選定に具体的な名前や事務所を出すとか、コミュニティの改善点を考える中で具体的な利用者名や編集を挙げるようなことはあるでしょうし、それは公開ではやりにくい。閉じたところでやった議論や決定は、一部隠すとか要約するとかして、より広いところで共有。
    • 組織としては(呼び方はどうでもいいですが)コアメンバーと一般メンバーくらいには分ける必要があるかな。それプラス、グループ外の人がコメントできる場所がmetaなり日本語版各プロジェクトなりにある状態。そこでは共有する情報の範囲と参加条件が変わる、でしょうか。悪意ある潜入者とか近い関係の集団的参加とかは問題となりうるので、一般メンバーは参加条件なしまたはそれを避けられる程度の軽いもので明文化。編集回数とかブロック歴とかはどうするか検討しておいたほうがいいと思います。明示することで不安も解消される。
    • 議論や決定は、オンラインのテキストメディアを基本として、ログが残るものが好ましい。クローズドなMediaWikiがあるとやりやすいと思う。
  • 費用のところ。いまのところは含めないということになると思いますが、イベントでの出費としては、ウィキペディアタウンなど街歩きを伴う参加型イベントでは、イベント賠償保険があります。レンタル料は、たとえばレンタルWiFi、プロジェクタなど。
  • 「謎」のところ。
    • 他にも管理者で参加する方がいらっしゃるので、それぞれの意見を確認すればいいと思いますが、ぼくが管理者をしていたころは会合はありませんでした。管理者の業務なり作業なりで会うことが必要になることもたぶんない。一時期は東京近郊で飲みに集まったりもしましたが、それは補助してもらわなくともよいと思いますし。
    • 管理者に限らず、ある分野の執筆者などが集まる場合に、従来はそもそも集まろうと思ってなかったと思います。そもそもオフで集まろうという意識が希薄で、どこに住んでるかもわからないし、遠方からだと金銭以外のところもコストが大きい。そういうことを考えなくてもいいってのがインターネット上のコミュニティのいいところでもあります。
    • とはいえ、助成金があると助かるとは思うので、そういう仕組みはあったほうがいいと思います。あるいは、イベントをやってそこに来る人に助成する。「ウィキメディアン同士が会うことを目的としたイベントで交通費を助成」というのが可能ならそれは一度やってみてもいいかもかなあ。東名阪以外に住んでいるウィキメディアンに向けてのアンケートをやってみるといいのかもしれない。
    • イベントへの助成は、小規模なものは既にgrantでやってる例がありますから、それなりに何とかなると思います。
  • その下で番号があらたまっているところ。かつての管理者のひとりとして個人的には「近所の道路に空き缶が落ちてて邪魔だと思ったら拾うじゃん?」て感じです。「報酬」が発生すると義務化しちゃうのと、管理者の場合はある種の責任が発生すると法的にも面倒になりかねないので、できる範囲で、やりたい範囲で、できることを、というのは崩さないほうがいい、と思ってます。稼ぐために作業するようになったりするのもよくない。

ユーザーグループのページのほう、目標などは今年度の施策や次年度以降にかかわるものとして、ここに書いておきます。

  • 最終目標「日本語版ウィキメディア・プロジェクト参加者が安心して能力を発揮できる環境づくり」「さまざまな立場の参加者が、安全で、受け入れられていると思うこと」は、ユーザーグループが能動的に実践者として行っていくのか、そうではなくコミュニティの理解を得ていく部分を担うのか(実践しようとしているユーザーが集まっているというわけではなさそう)。
    • 財団の活動を追っている人なら、記事や参加者の男女比の改善/WikiGapがまずは想定されますが、これはイベントなどでアプローチができるだろう。一般的な参加者にとっては従来言われているいわゆる「自警」の問題(初心者や未熟な参加者への応対の姿勢)があり、これはコミュニティの意識を変え、賛同して実践してくれる利用者を増やす必要がある。
  • ボランティア大学生による執筆については、既に先例や取り組んでいる大学、大学生によるグループがありますから、そこを土台として活動していくことはできると思います。資料探索や論文作法、メディアリテラシーなどを習得するために使うことが多く、あとは翻訳かな。専門分野の記事の執筆は過去に例があり、サポートしたこともありますが、かなり難しい。
  • 信用について。ウィキペディアのプロジェクトやコンテンツに対して、「以下のような不安や心配」は聞いたことがありません。また「無料であること」への危惧も同様です。「募金の広告」は胡散臭いですが、「胡散臭いというのは、財団への不信ということでもなくて、もっと普通に書けるはずなのにメッセージが胡散臭い」と認識されてると思う。機械翻訳のせいということでもなくて、日本はキリスト教的な寄付文化がなかったので、寄付にも「募金の広告」そのものに慣れていないというのがそもそもあります。ツイッターで「寄付 (ウィキペディア wikipedia) until:2021-12-31」とかで年を変えながら検索するとだいたい反応が見えると思います。

ここまで。--Ks aka 98 (talk) 04:10, 6 November 2023 (UTC)Reply

@Ks aka 98さん
ご指摘とご提案ありがとうございます。ユーザーネームはかねがねお見かけしていました。また、J-Stageで論文を拝読したことがあります。私はWikimedians of Japan User Group をはじめたKizhiya(キジヤ)と申します。
ユーザーグループに関しては、「走りながら考える」「トライandエラー」あるいは「泥縄式」で進めてきたため、至らない点ばかりです。
>>誰の、誰が、誰のために、という部分が明確でないところがあって、ちょっとわかりにくかったです。
ご指摘ありがとうございます。参考にして、手を入れていきます。
>>アンケートや質的調査、また顧問弁護士の役割については、どこをターゲットにするのか、
今年の10月末から11月6日まで、私たちは仮に「大規模アンケート」と呼んでいるアンケートを行いました。これは専門のリサーチ会社に依頼して実施していただきました。
大規模アンケートの内容は、Jawpのログインユーザーを対象に、基本的な属性とJawp参加へのモチベーション、やりづらい点などをお聞きするものです。Jawpのサイトノーティスおよび「Amazonギフトコードが抽選であたる」ことによって、普段、井戸端などに参加しない執筆者や編集者の方のご意見を聞くことを目指しました。
この大規模アンケートを行うことを目指した経緯は以下のとおりです。
今年2月から3月にかけて、Jawp の「お知らせ」で呼びかけて簡単なアンケートを行いました。このアンケートの質問事項は、サーベイモンキー社の「非営利団体への満足度」調査を若干変えた内容です。回答してくださったのは30人ほどで、そのアンケートの範囲内では、利用者は女性が少なく、また満足度が低いユーザーは全員が女性という結果が出ました。
私は簡単なアンケートではなく、大規模なアンケートによって、「ウィキペディアの貢献者たちが、貢献にあたって【どのような動機や目的があるか】【意欲を削がれることは何か】といった事柄を知りたいと考えました。質的調査の協力者には、女性および大規模アンケートで判明した少数派の方を含めたいと考えています。
>>顧問弁護士について
はじめは、たとえば「ウィキペディア内の誰かが著作権違反などを起こして、内部だけで解決できない時」「外部からウィキペディアの記事が非難された時」などに、簡単に意見が聞けたら良いと単純に考えていました。
費用の点から、それは難しいことがわかりました。現在は保留中です。日本語版ウィキペディアに対して訴訟が起こされた時などには、当グループが関与可能であれば、まず財団のトラストandセーフティチームに援助を求めることになります。
>>「組織としてものごとの進め方を決める」のところ
今まで当グループでは以下の3つの方法でものごとを決めてきました。
  1. 秘密保持契約を結んだメンバー3人(通称NDAメンバー)が中心となって互いの確認を求めあう
  2. メンバーに意見を求め、最終的に私が決定する
  3. 担当箇所をもつメンバーが決定
  4. メンバー全員の投票
決定方法についても新たにグループ内で議論を重ねる必要があります。
ユーザーグループは、今年の初めごろ、私が一人で「お知らせ」で意見を聞いて回っている状態からスタートしました。いろいろな方のご協力を得て、最初期の状態からは脱することができました。そこからさらなる移行が必要な状態です。あらたに参加表明をしてくださった方にもうまく活躍してもらえず、忸怩たるものがあります。
また、現状、秘密保持契約を結んだメンバーのなかでも情報共有の難しい、プライバシーのからんだデリケートな問題もあります。ご理解いただけると幸いです。プライバシーについてのコンセンサスが必要かと思います。
現在のところ私が考えているのは、UCoC(ユニバーサル行動規範)およびグループの禁止事項に基づいた判断をするよう、メンバーに合意を求めるということです。
ご意見の途中までの返答で申し訳ありません。つづきはまた後日お答えいたします。とても参考になりました。改めて感謝いたします。 Kizhiya (talk) 12:02, 8 November 2023 (UTC)リンク追加や追記など--Kizhiya (talk) 12:46, 8 November 2023 (UTC)Reply
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