Grants:Programs/Wikimedia Community Fund/Rapid Fund/The Learning Circle for Cultivating Regional Culture with Wikipedia and Wikivoyage (ID: 22111479)/Final Report

Rapid Fund Final Report

Report Status: Accepted

Due date: 2023-11-30T00:00:00Z

Funding program: Rapid Fund

Report type: Final

Application

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General information edit

  • Title of Proposal: The Learning Circle for Cultivating Regional Culture with Wikipedia and Wikivoyage
  • Username of Applicant: Lady Kagaga
  • Name of Organization: N/A
  • Amount awarded: 4930
  • Amount spent: 4336.36 USD, 615957 JPY

Part 1 Understanding your work edit

1. Briefly describe how your proposed activities and strategies were implemented

これまで私たちは「コミュニティ・アーカイブ」と称して、加賀市や周辺地域の歴史や文化を保存し活用する取り組みを行ってきた。 市民の皆さんの力を借り、この取り組みをより大きくすることを目的としてウィキペディアタウンを企画し、財団からの助成金をお願いすることとなった。

本事業では公募によって集まった市民に対して、2023年7月15日から10月14日にかけて全6回のウィキペディア執筆講座を行った。

講座のテーマは「みんなで伝え残す加賀の暮らしと災害史」で、加賀市で過去に起こった大火や水害を中心とした記事を執筆することを目標とした。 このテーマにした背景には、昨今の気候変動による災害の多発化・甚大化がある。 加賀市や周辺地域が持つ潜在的な災害リスクを、過去に起きた災害の文献調査と記事の執筆を通し見つめ直すことで、将来の災害に備えることを目的とする。

講師にはあらいしょうへい氏(ウィキペディア日本語版管理者)と中俣保志氏(香川短期大学経営情報科教授)を招いた。 あらい氏はウィキペディア編集歴20年のベテランであり、より良い記事にするためのアドバイスを参加者のリテラシに合わせて的確に行うことができる。 中俣氏は図書館学のプロフェッショナルであり、資料の探し方はもちろん、資料から得た情報を記事としてどう再構築すべきか的確なアドバイスを行うことができる。 また両氏はウィキペディアタウンの講師としても日本国内において多数の実績を持つ。

全6回の講座の内訳は以下の通りである。

  • 7月15日:ワークショップ(図書館のバックヤードツアーも含む)
  • 7月29日:編集サークル
  • 8月26日:質問会・編集サークル
  • 9月9日:質問会
  • 9月30日:編集サークル
  • 10月14日:発表会

またこれらの日程外で 8月27日に「ぐず焼きまつり」、9月8日に「十万石まつり」に参加し、加賀市の祭りや加賀獅子舞について写真と映像で記録し、Wikimedia Commonsで公開した。 それ以外にも参加者同士で声を掛け合って個別に調査や編集を行う活動も見られた。

このワークショップで書いた記事は、10月22日に行われた「第17回加賀市総合防災訓練」にてパネル展示を行い、高齢の方を含む市民の皆さんにもウィキメディアコミュニティの活動について広く知ってもらう機会を作ることができた。

2. Were there any strategies or approaches that you felt were effective in achieving your goals? Please describe these strategies and approaches.

本事業の目的は下記の通りである。

  • 加賀市および周辺地域でウィキペディアを書ける人を増やすこと(=地域の歴史や文化をインターネット上で的確に発信できる人を増やすこと)
  • 加賀市および周辺地域の災害史を振り返り、将来の災害に備えること

これらの目的に対して効果的だったアプローチを紹介する。

1つ目に、講座を1回限りとせずに6回構成としたことである。 これにより、日程の都合がつかない人が別の開催日に参加したり、噂を聞いて途中から参加した人もいた。 このことから、1回開催に比べてより広い範囲の人々に対してウィキペディアの書き方、そして楽しみ方を伝えることができた。

2つ目に、「編集サークル」と「質問会」をプロブラムに取り入れたことである。 「編集サークル」は、講師はおらず参加者と運営スタッフのみで助け合いながら調査や編集を行う。 複数回参加した後にある程度技術を習得した参加者が、初めて来た参加者に対して講師役を行う場面を幾度も見ることができた。 このように互いに教え合ったりする中で、各自が知っていることを再確認したり、知らない部分を認識したりする時間を作ることができた。 「質問会」は編集サークルを通して出てきた質問には会場に集まった参加者に対して講師がビデオチャットで回答を行う。 これによって、初心者がよく抱く質問を一度に解決できた。 また、質問や回答から関連した別の質問が出る場面もあり、1つの質問に全員で向き合うことの利点が現れた。

3つ目に、「発表会」を行ったことである。 プログラムの最終日に、参加者一人ひとりが自身の書いた記事を紹介し、学びや苦労を紹介したり、感想を述べる時間を作った。 これに対し講師も一人ひとりに講評を行い、聴衆である他の参加者や見学者はコメントカードを用いて感想を書いた。 この一連のやりとりを通して、発表者は発表に向けた活動の振り返りを行い、それを自分の言葉で話すこと、そして様々な立場の人からのフィードバックを得ることができた。 聴衆はウィキペディアを編集することの面白さを、発表者の生の声として聞くことができ、様々な学びや感想を得る機会となった。 こうした振り返りの時間は学習の成果の向上や、ワークショップの体験性の向上に繋がると考える。

3. Please use this space to upload media and other files that help tell your story and impact.


Field to type in URLs.

イベントレポート(私たちのウェブサイト) edit

イベントレポート(Wikimedia Diff) edit

学会発表の記録(映像、発表資料あり) edit

SNSアカウントアカウント edit

ワークショップをレポートしたSNS投稿 edit

第17回加賀市総合防災訓練での展示についてのSNS edit

4. To what extent do you agree with the following statements regarding the work carried out with the support of this Fund? You can choose “not applicable” if your work does not relate to these goals.

Our efforts during the Fund period have helped to...
A. Bring in participants from underrepresented groups Strongly agree
B. Create a more inclusive and connected culture in our community Strongly agree
C. Develop content about underrepresented topics/groups Agree
D. Develop content from underrepresented perspectives Agree
E. Encourage the retention of editors Strongly agree
F. Encourage the retention of organizers Strongly agree

5. Is there anything else you would like to share about how your efforts helped to bring in participants and/or build out content, particularly for underrepresented groups?

一般的に地方都市の歴史や文化は教科書に載るような歴史とは切り離され、重要ではないと考えられがちである。

しかし、地域の歴史や文化を記録することで、より多くの人が多視点的に過去・現在・未来を捉えることができるようになると考えている。 このような人々の生活の積み重ねは、地方紙の衰退が背景にある中、誰かが記録・保存しなければ、世代の入れ替わりと共に忘れ去られてしまうことが課題である。

私たちが活動拠点としている加賀市や周辺地域は少子高齢化による人口減少が社会課題であり、これは同時にそこで暮らした人々の歴史の消滅にも結びつくと私たちは考えている。 この地において、地域の歴史や文化をアーカイブすることは未だ小さなムーブメントであるが、本事業を通してこのムーブメントを育てていく為の人材や参照資料があることを確認できた。 将来的には同様の課題に取り組む他の地域でも展開することを視野に入れている。

Part 2: Your main learning edit

6. In your application, you outlined your learning priorities. What did you learn about these areas during this period?

このワークショップにおける学習上の狙いを振り返ると共に、実際に得られた成果や感想を紹介する。

  1. 参加者
    1. 文献調査と資料執筆を通して論理的思考や情報リテラシーを養成すること。

狙い通りの成果があった。 参加者の満足度に関する感想では、初回後には「すべてが初体験」「新しい扉を開いたような気持ちがした。」といった新しいツールとの出会いについてのコメントが見られたのに対して、最終回後には「Wikipediaの執筆のハードルが下がった」「みんなで協力して記事を書けるということが楽しかったです!」といったツールを使えるようになった上で出てくるコメントが見られた。 また、難易度評価(5段階で1が簡単、5が難しい)では初回後には平均4.2であったのに対して、最終回後では2.6に下がっていた。 これらのことから、このワークショップを通して、ウィキペディアというツールの使い方を取得し、記事執筆のためにリサーチし、その結果をまとめる方法に慣れてもらうことができたと考えられる。

  1. 運営者
    1. 市民による地域の歴史や文化の継承について今後の関わり方を考えるきっかけや材料となること。

このワークショップを通して、今後も市民主導の取り組みを続けていきたいと思えた。 参加者の感想をいくつか紹介すると、最終回後のアンケートには「これからも継続していきたいと思います」や「(地域の歴史文化を残すために)このようなプロジェクトがあるといいと思います。」など賛同するコメントが見られた。

  1. 参加者と運営者双方
    1. 地域の魅力の発見および再発見すること。

これに関してはウィキペディアタウンの最大の魅力の一つと言って良いと感じている。 実際にアンケートの中で「調べていく中で加賀への愛着が増した。」「大聖寺は水害に悩まされてきた地域だったが、その体験が大火の素早い復興や町民の協力体制につながっていたと言うことを知った。」「災害と町の起点(町の形成)という視点は面白かった」など、地域への愛着や歴史への理解に関するコメントが多数あった。 今後同様のイベントを開催する際には、これらの感想を訴求点として募集をかけて、更に多くの人々に地域の魅力を発見して貰いたいと思う。

    1. ユニバーサル行動規範を理解することで多様性を認め共助の地域社会を作ること。

ユニバーサル行動規範に関する詳しいレクチャーは行わなかったが、講師による一般的なウィキペディアのレクチャーの中で、誰でも参加できることから行動に責任が伴うことと、互いに協力することの大切さが紹介された。 実際、初めてのツールや作法に戸惑う場面も多く見られたが、講師に質問するだけでなく、参加者同士で解決する場面も見られた。 初回後のアンケートではワークショプへの満足度に対して「チームのみんなで書いた記事を公開する事ができたから(満足した)」や最終回後のアンケートでは「みんなで協力して記事を書けるということが楽しかったです!」という感想が寄せられた。

7/15事後アンケート(回答) https://docs.google.com/spreadsheets/d/1vZPUN1cojB-WWm9H0p3j2Zn1vR7jE3ToNgtlQ7kpi1Q/edit#gid=566078100

10/14参加者アンケート(回答) https://docs.google.com/spreadsheets/d/1jO-zm0oAybzhxpnGdFQV2s6Ts_Ja1ugua3QAmAxPrZg/edit#gid=658954510

7. Did anything unexpected or surprising happen when implementing your activities?This can include both positive and negative situations. What did you learn from those experiences?

講座を3ヶ月に渡る全6回としたことについて edit

ポジティブな状況
毎回新しい参加者が来てくれた。
途中で来なくなった参加者が最終日に来てくれた。
ネガティブな状況
継続して参加しない人がいた。
連続6回開催ということがウィキペディアの概要を知りたい人に対しては参加の障壁となった可能性がある。
学んだこと
開催回数を増やすことは新しい参加者との接点を増やすことでもあるので良い作用をもたらしたが、一度来てくれた参加者に継続参加してもらうための別のアプローチが必要であると感じた。また、参加者各々の予定との兼ね合いがあるため、最初から連続して参加してもらうことは期待せずに、大抵の参加者が来られない日程があることを前提にプログラムを組み立てるべきであると感じた。
すべての日程が土曜日開催であったが、平日の日程も加えることで、より多くの人々に参加してもらえる可能性が考えられる。

参加者一人ひとりが成果発表をしたことについて edit

ポジティブな状況
各々が自身の活動を振り返る機会となった。
自分自身の言葉で語ることで聴衆に対して、より説得力のある形で活動の魅力を伝えることができた。
発表者は様々な立場の聴衆からフィードバックを得ることができた。
学んだこと
記事を書くだけでなく、成果を発表することにより、学習効果の向上やワークショップの体験性の向上に繋がる。発表者の感想として「資料を探す中で地元の人々と新しい繋がりができた」「大火から復興することで温泉街がより活気付いた歴史を知り、災難をも役立ててきた昔の人々が印象的だった」などがあった。

ウィキペディア日本語版の「新しい記事」に選ばれたことについて edit

ポジティブな状況
参加者やスタッフのモチベーションアップに繋がった。
執筆した記事の閲覧数が増えた。
多くの人の目に触れることで他のウィキペディアンとの共同編集が進み、記事がより良いものになった。
学んだこと
ローカルな話題についてのワークショップだがグローバルな視点に繋がるテーマであることを実感した。

8. How do you hope to use this learning? For instance, do you have any new priorities, ideas for activities, or goals for the future?

私たちは加賀市や周辺地域の歴史や文化をアーカイブすることをミッションとしており、その担い手としてこの地域で生活したり活躍している人々が、自身の手で情報の収集と発信を行うことに焦点を当てている。 その上で、ウィキペディアをはじめとするウィキメディアプロジェクトはとても有用であると考えており、今後もこれらを活用したワークショップを継続したいと考えている。

しかし質問7で回答した通り、継続参加が課題となっている。 解決策のアイデアとしてサロンの運営が考えられる。 つまり単発的なイベントではなく、ある曜日のある時間帯にその場所へ行けば仲間がいて、地域の歴史や文化について話し合ったり調べたりしながらウィキペディアを書く空間である。 これにより、都合がつかない人も次の日程に気軽に参加できるようになり、次第に生活の中に取り込まれていくことが期待できる。 このアイデアを実現するためには場所やスタッフを確保する必要があり、現段階ではそれらに対して現実的な解決策は無いが、今後可能性を探っていきたい。

9. Documentation of resources: Use this space to upload any documents that would be useful to share with others (e.g. communications material, training material, presentations).


Here is an additional field to type in URLs.

発表資料 edit

7/15練習問題 edit

7/29ワークシート edit

8/26質問事項と回答 edit

Part 3: Metrics edit

10a. Open Metrics reporting

In your application, you defined some open metrics and targets (goals). You will see a table like the one below with your metric in the title and the target you set in your proposal automatically filled in. Use the tables to report the result. Use the comments column to describe any aspects of this result that you find relevant. If the results were different from the initial target (goals) then you can explain why and what you learned from this. You can also provide any qualitative analysis regarding these results. In the last column please describe the tools and methodology used to collect this data and any difficulties you might have had.

Open Metrics Summary
Open Metrics Description Target Results Comments Methodology
Discoveries Were there any new discoveries about the area? 10 5 アンケートにて「地域の歴史や文化に対する新しい発見や学びがありましたか?」という質問に対して5段階評価(1=発見・学びがなかった、5=発見・学びがあった)で回答してもらった。

この質問は初回である7/15と最終回である10/14に行った。

初回は6人が回答し、5が4人、3が2人だった。 4以上を回答したのは全体の約66%だった。 平均値は4.3だった。

最終回は5人が回答し、5が4人、4が1人だった。 4以上を回答したのは全体の100%だった。 平均値は4.8だった。

最終回の回答結果を採用すると、発見があったのは5人だった。 また、初回と最終回とで回答の平均値は約0.5向上した。

このことから今回のワークショップによって、地域に対する新しい発見を提供できたと言える。

* Google forms
Contribution for the future In the future, what can you do to inherit the history and culture of the region, how do you want to be involved, and what kind of things and mechanisms are necessary? 10 5 アンケートにて「(参加後)地域の歴史や文化を残していくことへの関心」という質問に対して5段階評価(1=全く関心がない、5=とても関心がある)で回答してもらった。

この質問は初回である7/15と最終回である10/14に行った。

初回は6人が回答し、5が4人、4が2人だった。 4以上を回答したのは全体の100%だった。 平均値は4.7だった。

最終回は5人が回答し、5が4人、4が1人だった。 4以上を回答したのは全体の100%だった。 平均値は4.8だった。

最終回の回答結果を採用すると、未来への貢献への意欲があったのは5人だった。 また初回と最終回とで回答の平均値は約0.1向上した。

また、この質問について自由記入欄を設けたので、その回答を紹介する。

「地域の歴史や文化を残していくために、どんな貢献をしたい/できると思いますか?また、講座で学んだことで活かせると思うことがあれば教えてください。(任意)」という質問に対しては以下の回答があった。

  • 「情報整理(重みづけ、階層化など)をしてアクセシビリティを上げること。眠っている情報は掘り起こしただけだと個々の点にすぎないので、それらをどう繋げて意味や価値を見出せるか考えていきたい。」
  • 「町屋などの実際に残されたものを継承・活用していく方法を考える。」
  • 「個人的には文化サロン的な場所をつくりたい」
  • 「コモンズへの写真のアップロードは手軽にできそう。」

これらの回答から、地域の歴史や文化を残すという活動に対して参加者それぞれに希望や展望が存在することがわかった。

「地域の歴史や文化を残していくためにどんな物や仕組みが必要だと思いますか?(任意)」という質問に対しては以下の回答があった。

  • 「公立の図書館の設備的、人的な規模の充実。」
  • 「住民の地域愛の醸成が大切だと思う。そのために自分の住んでいる地域を楽しみながら知っていく事が必要だと思う。進学や就職で巣立った若者が、いつか戻ってきたくなるような地盤を一人ひとりの中に時間をかけて築いていく地域全体をあげた取り組みが必要だと思う。」
  • 「住民の関心や盛り上がりと小さくてもいいので経済的循環。」
  • 「経済合理性に潰されてしまわないような支援の仕組み」
  • 「このようなプロジェクトがあるといいと思います。」
  • 「今日の出来事を記録すること。」

これらの回答から、地域の歴史や文化を残すためには、個人から行政まで規模によらずこの課題に取り組むことの大切さと、そのための動機づけとして今回のワークショップのようなイベントを継続することに意義があるとわかった。

* Google forms
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A

10b. Core Metrics reporting

In your application, you defined targets for some core metrics and targets (goals). You will see a table like the one below with each core metric in the title and the target you set in your proposal automatically filled in. Use the tables to report the result. Use the comments column to describe any aspects of this result that you find relevant. If the results were different from the initial target (goals) then you can explain why and what you learned from this. You can also provide any qualitative analysis regarding these results. In the last column please describe the tools and methodology used to collect this data and any difficulties you might have had. Note: a table will appear for each Wikimedia project content contribution you defined in your proposal.

Core Metrics Summary
Core metrics Description Target Results Comments Methodology
Number of participants Those who receive a lecture on survey and edit. 10 15 * 新規参加者: 11人(新規にアカウントを取得したユーザー: 7人、見学者: 4人)
  • 再参加者: 4人
* https://outreachdashboard.wmflabs.org/courses/Eizo_Workshop/ウィキペディアタウンin加賀001/home
Number of editors Sorry, this title "EDITORS" is my mistake, this is number of STAFF.

Lecturer: 2, progress: 2, Management: 2 Record: 1, General Affairs: 3.

10 11 * 新規登録ユーザー (新しい編集者): 7人
  • 復帰編集者: 4人
* https://outreachdashboard.wmflabs.org/courses/Eizo_Workshop/ウィキペディアタウンin加賀001/home
Number of organizers Sorry, this title "ORGANIZERS" is my mistake, this is number of EXTERNAL COLLABORATORS.

Library staff to prepare materials, people who talk about local history.

10 10 * 講師: 2
  • 図書館ガイド: 1
  • マネジメントスタッフ: 2
  • 進行スタッフ: 1
  • 補助スタッフ: 3
  • 記録スタッフ: 1
* https://outreachdashboard.wmflabs.org/courses/Eizo_Workshop/ウィキペディアタウンin加賀001/home
Number of new content contributions per Wikimedia project
Wikimedia Project Description Target Results Comments Methodology
Wikipedia Number of new pages added (target): 5 in total (estimated 1 page by 2 editors)

Number of new articles added (target): 20 in total (estimated 2 articles by 1 editor)

25 11 * 新規作成した記事数: 7
  • 編集した記事数: 4
* https://outreachdashboard.wmflabs.org/courses/Eizo_Workshop/ウィキペディアタウンin加賀001/home
Wikimedia Commons Number of new photo added (target): 10 in total

Number of new digitalized old media added (target): 5 in total

15 50 * 新規写真追加数: 45(映像の数を確認)
  • 新規デジタル化オールドメディア追加数: 5
* https://outreachdashboard.wmflabs.org/courses/Eizo_Workshop/ウィキペディアタウンin加賀001/home
Wikivoyage Number of pages edited (target): 1 in total (The page is Kaga city) 1 1 英語版の記事が存在したため、日本語版に移入し翻訳した。 * https://outreachdashboard.wmflabs.org/courses/Eizo_Workshop/ウィキペディアタウンin加賀001/home
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A

12. Did you have any difficulties collecting data to measure your results? This could include things like a lack of time or resources, or the expertise in your team to collect this data. It could also include difficulties with particular data collection tools.

No

12a. State what difficulties you had.

N/A

12b. How do you hope to overcome these challenges in the future? Do you have any recommendations for the Foundation to support you in addressing these challenges?

N/A

13. Use this space to upload any documents and provide links to any tools you have used that would be useful to understand your data collection (e.g., surveys you have carried out, communications material, training material, program and event dashboard link, project page on Meta).


Here is an additional field to type in URLs.

14. Have you shared these results with other Wikimedian communities (either affiliates, user groups, volunteers, etc., different to yours)? This can include things such as data and direct outcomes, lessons you have learned, or information on how to run or recreate your programs.

Yes

14a. If yes or partially, please describe how you have already shared them and if you would like to do more sharing, and if so how.

SNSでワークショップの様子や成果を発信した。 これにウィキメディアコミュニティのメンバーがいいねやシェアやコメントをしてくれた。

Part 4: Financial reporting and compliance edit

15. & 14a. Please state the total amount spent in your local currency.

615957 JPY

16. Please state the total amount spent in USD.

4336.36 USD

17. Please report the funds received and spending in the currency of your fund.

17a. Upload a financial report file.


17b. Please provide a link to your financial reporting document.

As required in the fund agreement, please report any deviations from your fund proposal here. Note that, among other things, any changes must be consistent with our WMF mission, must be for charitable purposes as defined in the grant agreement, and must otherwise comply with the grant agreement.

17c. If you have not already done so in your budget report, please provide information on changes in the budget in relation to your original proposal.

N/A

18. Do you have any unspent funds from the Fund?

Yes

18a. Please list the amount and currency you did not use and explain why.

使用しなかった金額は49,049円(日本円)で、その理由は以下の通りである。

  • 申請時より日本円が安くなり、米ドル換算の場合に余剰が発生したため。
  • ノベルティTシャツが予想より安く発注できたため。
  • モバイルルーターは他の予算で調達したものが使えることになり、借りる必要がなくなったため。
  • スクリーンは会場に備え付けられていることがわかり、借りる必要がなくなったため。
  • 事前準備を行うスタッフへの報酬が予定よりも安い費用で済んだため。

18b. What are you planning to do with the underspent funds?

A. Propose to use the underspent funds within this Fund period with PO approval

18c. Please provide details of hope to spend these funds.

Diffで公開した以下のレポート記事の英語翻訳を考えている。

19. Are you in compliance with the terms outlined in the fund agreement?

Yes

20. Are you in compliance with all applicable laws and regulations as outlined in the grant agreement?

Yes

21. Are you in compliance with provisions of the United States Internal Revenue Code (“Code”), and with relevant tax laws and regulations restricting the use of the Funds as outlined in the grant agreement? In summary, this is to confirm that the funds were used in alignment with the WMF mission and for charitable/nonprofit/educational purposes.

Yes

22. If you have additional recommendations or reflections that don’t fit into the above sections, please write them here.

10月22日に加賀市立錦城小学校で行われた「第17回加賀市総合防災訓練」にて、本事業で執筆した記事のうち特に災害と関連性が強いものを展示し、多くの市民に見てもらった。 市民からは「図書館で調べなくても災害の歴史が見られるのは気軽で便利」「あちこちで大火が起こっていたことに驚いた」などの感想を得ることができた。

また、11月11日に石川県立図書館で行われた「デジタルアーカイブ学会 第8回研究大会 地域アーカイブ企画セッション」にて、本事業のことに加えて私たちがメディアウィキを使って構築し運営しているコミュニティ・アーカイブ「かがが」について活動報告をしたところ、日本全国のデジタルアーカイブ関係者から多くの賛同を得ることができ、視察や大学との共同研究の打診があった。 このことからも、地域の歴史や文化のデジタルアーカイブという観点において、本事業が有用であることがうかがえる。

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