コンテンツ協働ハブ/ウィキメディアのグランドツアー
コンテンツ協働ハブ
ウィキメディア運動内のコンテンツ提携先と円滑な協働を
ウィキメディアのグランドツアー
アイデアや計画、活動の交流。それを目指して活動していきましょう!
ウィキメディアのグランドツアー※とは提携団体相互の交流プログラムのパイロット版と位置づけ、ボランティアの皆さんと財団職員がそれぞれ旅人として提携団体を相互に訪れて学び、共有し、より強いウィキメディア運動を築いていきます。(※=The Grand Tour of Wikimedia。)
この旅の核心には知識の共有があります。その意味するところとは、旅人は単に客体として知識を受け取るのではなく、むしろ受け入れ提携団体と主体として関わり、旅人それぞれの特性を発揮して手を貸すと、ご本人の作業が拡大していきます。
真の交流を実現するという趣旨にとって、提携団体は規模の大小を問わず求められています。条件や状況の違いがあるからこそ私たちは他者の経験を学ぶわけで、参加者の、そしてウィキメディア運動の地平はそうして拡大していきます。
旅人が取り組むタスクは複数考えられ、訪問研修やボランティアとの会合、知識の基盤を築く努力の補佐、ウィキメディアの日常業務を見学するためローカルの理事や職員の1日を追う、セミナーの聴講など、他にもたくさんありそうです。旅人は学び、持ち合わせた知識を人に分け、ツアーの訪問先の国や地域へ知識を運んでいきます。
私たちの目的とはこのパイロット版から学び、他の地域で、この領域との接点で、さらにグローバルに適用できるコンセプト(概念)を作成したいのです。
現在の計画は?
計画立案にご協力ください。現状、構想を立てている段階です。
- さまざまな提携団体へ2-4名が出張の予定(おそらく陸路、鉄道で。)
- 複数の提携団体が受け入れ先となり、参加者の受け入れを手配。また滞在先の他、有意義な滞在日程を立案。
- 1箇所の宿泊日数は3–5日。
- それぞれの出張は同じ主題で実施し、参加者は出張の成果をあらかじめ予測し出張計画の策定に必ず参加する。
グランドツアーの予算管理は?
具体的な計画は今後が待たれますが、基本的な構想は次のとおりです。
- ウィキメディア・スウェーデン協会は、立ち上げ時点のプロジェクト立案に従事し、初回のグランドツアー開催もその範囲にあたります。
- 助成金事業のモデルを開発する予定で、ウィキメディア運動総体として長期的な資金計画の解決策を練ります。
- 受け入れ先の提携団体は、参加者のホストとして次の滞在先へ移動するまでの経費をまかないます。
- 財団職員の俸給は通常どおり、雇用者が支弁します。
- グランドツアーの参加者が、そのために仕事を休む必要がある場合は、財政的な支援について検討します。
参加者の選考は誰の担当?
プロジェクトが息長く続くことを念頭に置き、プログラム委員会を設けます。この委員会はプロジェクトの持続を設計する決断をし、今後のツアーの主題、定員を上回る応募があった場合の参加者の選考、財務上の裁量に力を尽くします。
発想としては第1回グランドツアーは「GLAMwiki 機関とのコンテンツ提携関係」を主題とします。今後に対象となるプロジェクトには、教育、組織の開発、ソフトウェア開発、ウィキデータその他、あるいはいずれもウィキメディア運動にとって重要なテーマを進める案件を想定しています。
詳細を知りたい、もしくは旅人として、また受け入れ先として参加してみようかとお考えでは? ぜひ教えてください。grandtourwikimedia.se 宛のメールをお待ちしています。