The Wikipedia Library/ニュースレター/10月-11月 2018年

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ウィキペディア図書館
Books & Bytes
第31号, 2018年10月–11月

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この号の話題は OAWikiと国際的な展開に加え、定例としてニュースと、図書館やデジタル知識に関わるコミュニティ関連の項目をお伝えします。

OAWiki

今年のオープンアクセス週間には小規模のOAWiki キャンぺーンを開き、寄稿者の皆さんにウィキペディアにオープンアクセスな出典を追加するよう呼びかけました。1lib1refと同じように、この活動にもゲーム化したUIを採用しています。OABotといって Dissemin API を使い、ペイウォールの参考文献に対するオープンアクセス版を探しています。改良版hashtags lookupを見ると、オープンアクセス週間にこのツールを使い、英語版ウィキペディアでは342ページに無料で閲覧できるサイトへのリンクが追加されました。

1月開催の1lib1refにぜひご注目ください!

ウィキメディアと図書館利用者グループ

ウィキメディアと図書館利用者グループ運営委員会は10月と11月に合わせて2回会議を開きました。初回の会議で議事の中心に上がったのは、歴史的にウィキメディアプロジェクトへの参加が少ない地域の図書館員に手を差し伸べる戦略の考案であり、これは 2018年の戦略計画の対象でもあります。提案された行動は以下のとおりです。国や地域4、5箇所を選び、大使の任命と養成をする。図書館員の話にスポットライトを当てる。利用者グループが参加できる会議4、5回を立案する。また公開Googleハングアウトを開催し、疑問解決や質問に答える。左記とは別に、委員会は委員の強みと活動にさける時間数に合わせた役割分担、運営委員会選挙および委員会の構成についても議論しました。

11月の会議では、GLAMウィキカンファレンス(テルアビブ)のまとめを行い、これにはほかの話題とともに「WLUGは枯れた?」集会が含まれています。ゲストとしてウィキメディア財団のGLAM-Wiki戦略担当Alex Stinsonが会議に出席し、過小評価されたコミュニティにおける戦略と現状に関する専門知識を共有しました。これは最終的に委員会がその戦略計画の実行を助けることを目的としています。最後に公開Googleハングアウトの話題に触れ、ほぼ誰でも立ち寄って質問できる機会として、そして(あるいは)#1Lib1RefかWLUG、もしくはその両方に関する課題に助力を得ることができる場とすることになりました。

グローバル

さまざまな言語版ウィキペディアにあるウィキメディア図書館(TWL)の国際支部は合計20超です。これらの支部特有のニーズを満たし、その動的な運営パターンを理解しつつ学ぶため、TWLは隔月のグローバルコーディネーター会議をチャットルームで開催しています– 直近の開催の議事録があります(議事録)。過去2か月間の支部の最新情報および#1Lib1Refの準備について中国語、ヒンディー語、イタリア語およびヨルバ語の各支部コーディネーターから報告がありました。TWLチームはまた、インドからのKCVelaga他2人のコーディネーターが組織するTWLConインド2019会議の状況説明を受けました。このミニカンファレンスの基本テーマはTWLアウトリーチの拡大とインドのコミュニティに対する戦略の見直しであり、後者については図書館アウトリーチと1Lib1Refに焦点を当てます。

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