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ボリビアから朗報:ウィキペディアを読もうプロジェクト、2024年も継続

執筆者: MilyH WM BO

ボリビアのウィキ教育チームは4月、ドンボスコ大学の教員29名と「ウィキペディアを読んでみよう」プログラムを始めており、同学はラパス市最大の教育機関の1つであり、またこのプロジェクトで初のモジュールを開発されました。

要約: 今年もボリビア・インターネット財団と提携して、「ウィキペディアを教室で読んでみよう」プログラムの第1期が始まりました。
ドン・ボスコ大学でモジュール開発を実施。「ウィキペディアを読んでみよう」プログラム

この体験では、次の基本的な側面2つに焦点を当てたいと思います。

第1の面とは授業を補完する活動のために学校現場に対応する「Classroom」プラットフォームと連携して、教員の経験に伴う有用な情報源を共有する点です。

2つ目の面は、このツールとウィキペディアを授業に用いる方法を学びたいと、教員から大きな関心と熱意が示されている点です。その熱意は、特に研修プログラムの全課程完了への関心に現れました。当初は、初のモジュール開発のみが計画されていたことを反映しています。

ドン・ボスコ大学との合意はボリビア・インターネット協会(Internet Bolivia Foundation)と提携して行われ、同協会はデジタル包摂性、人権と持続可能な開発、対話と公共政策推進の観点から、重要な技術の利用に貢献する研究活動の実績が数年あります。この取り組みでは教員にツールを提供することにより「デジタル教育者」領域に統合して、暴力防止、生徒と教員自身のデジタル権利行使を目的として進めていきます。

今回の「ウィキペディアを読んでみよう」プログラム開始にあたっては、ボランティア2名のサポートも得ました。お二人ともプログラムの内容を理解し始め、教員参加の構成に取り組みました。

現在、私たちは内陸部の自治体で新たな協力者を見つけようと取り組んでいます。また他の教育機関との協定は今後の数週間以内に締結する予定で、その協定に関して随時お知らせし、皆さんからご意見やご提案を受けたいと考えています。

5月にはドン・ボスコ大学で「ウィキペディアを読んでみよう」プログラム全般の開発を継続します。課程を終える段階で、教員から質の高い授業計画を提案してもらい、それぞれの教育現場に適用して実践できるようにしたいと考えています。

ウィキペディアを読み、ダイナミックなパフォーマンスを実施、ドンボスコ大学(ウガンダ)